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生活保護面接への警察OB配置やめよ 京生連申し入れ

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2009年02月25日 17:41

生活保護面接への警察OB配置やめよ 京生連申し入れ

 全京都生活と健康を守る会連合会は25日、門川京都市長にたいして、市が09年度予算案で提案している、生活保護の面接相談支援員への警察官OB採用を止めるよう申し入れました。
 京都市は、暴力団排除を理由に来年度から市内の福祉事務所に警察官OB2人を配置することを提案しています。

 申入書では、制度や申請方法を知らない人が大半の中、面接相談に必要なのは親切ていねいに申請を援助することであり、「警察官OBの配置はいたずらに威圧感を与え、申請意思をなえさせるもの」と指摘しています。

 高橋瞬作事務局長は、既に配置されている高松市では、威圧的な言葉に市民が追い返される事例が生まれているとして、「暴力団排除の必要性は否定しないが、OBとはいえ警察官を入れることは福祉の名に値しない」と話しています。



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