＜中国人監禁＞スリランカ人５人を起訴　名古屋地検岡崎支部

　岐阜県羽島市の民家に不法残留の中国人の男が監禁された事件で、名古屋地検岡崎支部は２４日、同県内のスリランカ人の男女５人を逮捕監禁致傷罪で名古屋地裁岡崎支部に起訴した。愛知県警は近く、５人を身代金目的誘拐などの疑いで再逮捕する。

　起訴されたのは、土木作業員、ウェラタンティリゲ・アソカ・ペレラ被告（４２）ら２２〜４２歳の男女５人。

　起訴内容は、中国人の男（２７）を監禁して金を奪おうと共謀し、１日午後９時ごろ、岡崎市の路上で、男を乗用車の後部座席に乗せて、顔を殴り、両手足を布粘着テープで緊縛するなどし、同日午後１０時４０分ごろから３日午後２時８分ごろまでの間、羽島市の５人の知人宅で逮捕、監禁したとされる。

　中国人の男も同日、入管難民法違反（不法残留）罪で同支部に起訴された。【秋山信一、飯田和樹】

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