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国内の新聞社サイト、利用者数最多は「毎日.jp」 |
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ネットレイティングスは24日、国内の新聞社の主なニュースサイトの利用状況についての調査結果を発表した。利用者数では「毎日.jp」が首位に立ったが、1人あたりの平均ページビューでは「NIKKEI NET」がトップであることがわかった。 調査は、Nielsen Onlineのインターネット利用動向調査サービス「NetView」のデータに基づくもので、2009年1月における家庭と職場からのアクセスを対象としている。これによると、利用者数は毎日新聞社の「毎日.jp」が利用者947万3000人でトップで、以下、マイクロソフトと産経新聞社による「MSN産経ニュース」が787万3000人、産経新聞社の「イザ！」が742万5000人、読売新聞社の「YOMIURI ONLINE」が608万9000人、日経新聞社の「NIKKEI NET」が572万9000人、朝日新聞社の「asahi.com」が545万6000人。新聞の発行部数では上位の読売や朝日を、毎日と産経が上回った。 ネットレイティングスによれば、これはポータルサイトの集客力をニュースサイトへ誘導した結果だという。「MSN産経ニュース」がポータルサイト「MSN」との共同運営であるほか、「イザ！」は全トラフィックの約9割が、「毎日.jp」も約5割が「Yahoo!ニュース」からの流入だとしている。 一方、同じく1月における利用者1人あたりの平均ページビューでは、最多は「NIKKEI NET」の22ページ、次いで「asahi.com」の20ページ、「YOMIURI ONLINE」の16ページ、「イザ！」の11ページ、「毎日jp」の11ページとなり、利用者数と逆転している。 ネットレイティングス代表取締役社長兼ニールセン・オンラインチーフアナリストの萩原雅之氏は、「約2700万人が利用しているYahoo!ニュースは、記事を提供する主要ニュースサイトへのトラフィックの供給源にもなっている」と説明。「一方、Yahoo!ニュースに依存しない日経、朝日は、ひとりあたりの訪問回数やページビューなどが高く、ロイヤリティの高い読者を確保している。新聞社サイトの利用特性は、各社の戦略を反映したものになっているようだ」と分析している。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.netratings.co.jp/New_news/News02242009.htm ■関連記事 ・ 「ミクシィ年賀状」サイト利用者は94万人、ネットレイティングス（2009/02/02）
（ 野津 誠 ）
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