グーグルが書籍検索のサービスを始めるという。
出版社から書籍の提供を受け、消費者が本の中身をキーワードで検索できる。……検索したページの前後数ページもパソコン画面上で実物同様に見られる。気に入れば販売サイトに飛び、ネット経由で実際の本を買える。
( → 朝日新聞のサイト )
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これは「著作権侵害になる」という懸念があるが、次の二点に留意すれば、問題はないはずだ。
・ 一冊ごとに、個別に著作権者の了解を得る。(一網打尽式は駄目。)
・ 表示されるページは、虫食いにする。
(該当のページだけはそのままでいいだろうが、前後のページは
虫食いにして、不完全な状態にする。商品性を低下させる。)
後者は「雑音入り」ということだ。雑音が入っていても、その本がどんな本かはわかるから、本を調べるのは問題ない。一方、まともに読むには、買うしかない。
これなら、グーグルも著作権者もハッピーだろう。
【 参考 】
似たようなサービスがある。かつて米国 Amazon がやって話題になった。
→ http://www.horagai.com/www/salon/edit/ed2003g.htm
【 蛇足 】
日本企業でも、ライブドアがもし変な目に遭わなかったら、やっていたかもしれませんね。
日本政府は民間企業のIT進展を阻害するのが上手。これからもITやネットで努力するハチャメチャタイプの企業が現れるたびに、経営者を逮捕するんでしょうね。