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5万ウォン券の新しい紙幣が5~6月ごろから市中に流通する。
中央銀行である韓国銀行(韓銀)のイ・スンユン発券政策チーム長は27日「5万ウォン札の図案を来月中にも公開する」とし「上半期中には新しい紙幣を発行できるだろう」と述べた。
同氏は「図案が決まってから印刷まで通常3~4カ月がかかる」とした後「供給できる具体的な時点は図案を公開する際に発表する」と付け加えた。新5万ウォン札の大きさは横154ミリ、縦68ミリだ。縦は現行の1万ウォン札と同じだが、横は6ミリさらに長い。主な色相は黄色で、5000ウォン札(赤みのかかった黄色)より明るい感じがする。
前面には申師任堂(シン・サイムダン、朝鮮時代の文人兼書道家)と同氏の作品「墨葡萄図」が、裏面には朝鮮(チョソン、1392~1910年)中期の画家、魚夢龍(オ・モンリョン)の作品「月梅図」がそれぞれ掲載される。
韓銀は新しい紙幣の前の番号(1~100番)は貨幣金融博物館に保管し、その次(101~1万番)の紙幣は造幣公社を通じて競売にかける予定だ。