【ワシントン=米山雄介】麻生太郎首相は24日、オバマ米大統領との日米首脳会談で、クリーンエネルギーの推進や次世代自動車の普及拡大など環境技術協力を進めることで基本合意した。気候変動問題の解決と雇用創出を同時に狙う「グリーン・ニューディール」の一環として、日米の研究機関による共同研究などを両国政府で後押しする。
日本側の説明によると、「日米エネルギー環境技術協力」として推進する共同プロジェクトは主に4分野で構成。燃料電池や太陽光発電など革新的な技術開発の促進や原子力の平和的利用、省エネ・新エネルギー市場の拡大、次世代自動車の普及拡大を柱とする。
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