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高速道路:無料化効果2兆6700億円 国交相試算認める

 金子一義国土交通相は25日の衆院予算委員会で、国交省所管の財団法人が高速道路無料化の経済効果を「2兆6700億円」と試算していたことを認めたうえで、試算結果を予算委に提出する考えを示した。

 馬淵澄夫氏(民主)の質問への答弁。金子氏は20日には「私のところには来ていない」とかわしていた。無料化をめぐっては、政府・与党は「維持費を税金で賄うのは受益者負担に反する」と批判していたが、具体的な試算を公表すれば議論が深まりそうだ。

 試算は高速料金引き下げ効果の調査で国交省が07年10月に発注。財団法人は報告書に3割引きと5割引きの効果を記載したが、無料化部分の記述は削除していた。削除について金子氏は「無料化の検討は途中経過」と説明した。【田中成之】

毎日新聞 2009年2月25日 20時46分

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