岡山放送局

2009年2月25日 19時21分更新

岡山の桃PR 切り枝出荷


岡山の桃をPRするため、来月3日の桃の節句に合わせて岡山の桃の切り枝をプレゼントすることになり、25日、岡山県赤磐市で、出荷作業が行われました。

この桃の切り枝のプレゼントは、桃の産地間競争が激しくなる中、岡山県が岡山の桃を全国的にPRしようと、県内の桃の栽培農家に呼びかけて行うことにしました。

25日は、赤磐市の釣井紀昌さんの農業用のハウスに、地元の桃の栽培農家の人たちなど10人が集まり、切り枝の出荷作業をしました。

出荷するのは、先月下旬にせんていした白鳳や黄金桃などの品種の枝で、通常はせんていしたあと捨ててしまう枝を、今回は花を咲かせるためマスカット用のハウスで育ててきました。

枝には、通常よりも1か月以上早くピンク色の可れんな花が咲き始め、農家の人たちは枝の根元を切りそろえたり、1束ずつ新聞紙にくるんだりして、作業にあたっていました。

桃の切り枝は、来月3日の桃の節句に合わせて、全国各地の百貨店やスーパーなどで、およそ1万本が無料で配られることになっています。