2009年2月25日 19時21分更新
児童ポルノのDVDを販売したなどとして逮捕・起訴されていた東京の3人の男が、新たにDVDの販売代金およそ2100万円を架空名義の銀行口座に隠していた疑いが強まったとして、25日警察に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、東京・大田区の無職、遠藤充実容疑者(38)ら3人です。
警察によりますと遠藤容疑者らは、インターネット上にホームページを開設し、児童ポルノの動画を記録したDVDを販売したとして、児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕・起訴されていました。
その後の警察の調べで、3人は去年3月から8月までの間に、およそ2800回にわたってDVDを販売したうえで、客からおよそ2100万円の販売代金を架空名義の銀行口座に振り込ませて隠していたとして、組織犯罪処罰法違反の疑いが強まったとして25日再逮捕されました。
また裁判所では、警察からの申し立てを受けて、およそ480万円が残っていた銀行口座の取り引きができないようにする措置をとりました。
調べに対して、遠藤容疑者ら3人は容疑を認めているということで、警察は架空名義の口座を入手したいきさつや犯行の動機について調べを進めています。