4月26日に開業する門司港レトロ観光列車「潮風号」の車両が11日、北九州市門司区の車庫に到着した。日本最小クラスの機関車「DB10形」2両と客車2両の4両編成で、関門海峡めかり駅‐九州鉄道記念館駅の全長約2.1キロを走る。
機関車、客車はそれぞれ、南阿蘇鉄道と島原鉄道で観光列車として働いてきた実績があり、目を付けた北九州市が購入。車体をマリンブルーに塗り替え、客席も木目のレトロ調に改装した。
定員100人の潮風号は、11月下旬までの土日祝日と夏休みなどに運行される。「小さい体ですが、再就職先でもたくさんの観光客と門司港レトロをグイグイ引っ張ってほしい」と関係者。 (門司)
=2009/02/12付 西日本新聞朝刊=