社会
新型インフル対策、マスク30万個配備へ 明石市
明石市が配備を予定する新型インフルエンザ対策の防護セット |
近い将来の発生が懸念されている新型インフルエンザ対策として、明石市は二〇〇九年度、大流行時にも市役所業務を継続するために、職員や来庁者が身につける不織布製簡易マスク三十万個などの物資を購入・備蓄する。国内の各自治体でも消防や公衆衛生当局を中心に、患者と直接接触する職員向けにマスクや防護服などを配備しているが、兵庫県疾病対策課は「市民サービスの維持を目的に、これだけ大量に導入する例は聞いたことがない」と話している。
購入するのは、市の人口とほぼ同じ数の簡易マスクのほか、患者搬送に当たる救急隊員向け防護服六千着、ゴーグル二百二十個、手袋八千人分、感染防止効果の高いマスク七千個など。新年度当初予算案に関連費用として一千万円を計上する。
簡易マスクは、庁舎内で勤務する職員と来庁者を一日当たり約二千三百人と見込み、八週間分の数量を備蓄。国内で感染者が確認された時点で、窓口業務に当たる職員らから順次着用することを想定している。防護服も、救急隊員が八週間、二千回出動できる態勢を目安にする。
市の担当者は「市役所機能の停止は、市民の生活に大きく影響する。感染拡大を防いだ上で、市民サービスを滞らせないための備え」と話している。(大森優子)
(2/25 14:55)
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