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　０６年名古屋場所千秋楽の朝青龍・白鵬戦で、日本相撲協会の北の湖前理事長が八百長を指示したとする「週刊現代」の記事が虚偽だとして、協会と前理事長が発行元の講談社と筆者の武田頼政氏らに損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きが２４日、東京地裁であった。６月１１日に開く口頭弁論では、前理事長と武田氏の尋問を行うことが決まった。原告側代理人が明らかにした。

　北の湖前理事長は、昨年１０月、自身の現役時代に八百長があったとする報道を巡る同種の訴訟でも、原告本人として証言している。

　また、原告側が証人申請している横綱・白鵬への尋問の必要性については、６月１１日の口頭弁論の内容から判断される見通し。【武藤佳正】