ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

ゴールデンにニュース“三局志”ぼっ発

 来春、平日の午後7時にニュース戦争がぼっ発する。TBSが来年4月から午後6時から8時の2時間、生放送でニュース番組を放送することを3日の定例社長会見で正式発表した。日本テレビでも同様に午後7時から8時に報道番組を生放送することが内定。現在ゴールデンタイムのニュースといえばNHK「ニュース7」(月-日曜、後7・00)だけだが、来春からは激しい視聴者の奪い合いとなりそうだ。

  ◇  ◇

 夕方のニュース戦争が、来年4月から平日のゴールデンタイムに場を移し、TBS、日本テレビ、NHKの3局で火花を散らすことになった。

 ゴールデン帯で2時間の生ニュースを編成するという“民放初”の戦いに挑むTBS・吉崎隆編成局長は「社会に不安と不信を持っている半面、社会に関心を持っている層が増えてきた」と理由を説明。キャスターは未定だが、グルメや特集など情報も盛り込み「世の中の関心事がすべて分かる時間に。(かつ)分かりやすく」とNHKとの差別化を図る。

 2時間の中に各地方のローカル枠も入るため、野球中継などはそこで放送する方向。

 一方、日本テレビでも午後7時から1時間を、生報道番組にする予定で、ネット局との調整に入った。制作は報道局だが、ストレートニュースというよりも、さまざまな問題(ニュース)を深く掘り下げた内容になりそうで、94年まで平日午後7時に生放送されていた「追跡」に近いテイストという。夕方のニュース枠の継続は未定。

 TBSでは改革に伴い、3月いっぱいで「ニュース23」を終了。40年続いた昼ドラマ「花王愛の劇場」をはじめ、「ピンポン!」「2時っチャオ!」といった昼枠も終了し、4月からは新しい昼の大型情報番組が編成される。

 なおフジテレビなど他局は現在の路線を継続する方向。







Copyright(C) 2007 Daily Sports All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp