2009年2月25日 15時6分更新
会社の成長を担う優秀な人材を確保しようと、県内の中小企業による合同就職説明会が24日、岡山市で開かれました。
この説明会は、県内の中小企業でつくる岡山県中小企業家同友会が来年の春に大学や専門学校などを卒業する学生を対象に毎年、開いているもので、24日は、県内の中小企業およそ40社が参加しました。
主催者によりますと、去年は大企業が採用に積極的だったため、中小企業は人材の確保に苦労したということですが、ことしは採用を抑える傾向が強いということです。
このため、この機会に優秀な人材を確保しようとことしは去年の倍以上の中小企業が参加していて、各企業の採用担当者は、訪れた学生に仕事の具体的な内容ややりがいなどを熱心に説明していました。
参加した企業の担当者は、「中小企業にとっては人材が財産です。将来に備えて会社の成長を担うような人材を採用したい」と話していました。
また、参加した学生の1人は「大手を志望しているんですが、どこも採用が減っているので中小企業も早めに見ておこうと参加しました。早め早めの活動を心がけたい」と話していました。