年金・健康保険福祉施設整理機構=RFOによると、最低売却価格の2億7千万円に対して3億3千万円で落札されました。KCTの取材によると落札者は学校法人加計学園です。今後、どのような用途で使用されるのかは明らかになっていませんが、スケートリンクは、用途は変更されず存続されるものと思われます。来(3)月10日頃に契約を行い、5月15日にはRFOから加計学園に所有権が移る予定です。ウェルサンピア倉敷は多くのスポーツ施設を抱える郊外型宿泊施設で、特にトリノ・オリンピックに出場した高橋大輔選手を生み出したスケートリンクについては存続活動が展開されるなど、その動向が注目されていました。岡山県スケート連盟の藤井(康男)理事長は「存続のため、署名してくださった方など多くの人に感謝したい。今後は安定運営できるよう全面協力したい」と話していました。
倉敷市役所を訪れたのは、阪神タイガースのマスコットキャラクターの「トラッキー」と「ラッキー」です。トラッキーらは4月28日に倉敷マスカットスタジアムで行われる阪神タイガースと横浜ベイスターズの公式戦のPRにやってきました。阪神タイガース営業部の牛田 武課長が「岡山県のみなさんに楽しんでもらえる試合をします」と挨拶したあと、トラッキーらは伊東 香織倉敷市長にファンクラブ限定の黄色のジャージやメガホンなどの応援グッズをプレゼントしました。伊東市長は「倉敷市は星野 仙一さんの故郷で、多くの阪神ファンがいます。日本一を目指して頑張ってください」とエールを贈りました。このあと、トラッキーらは伊東市長とともに庁舎内でチラシを配り、市民などらにスタンドでの応援を呼びかけました。
今年の公立高校の定員は自己推薦と一般入試あわせ54校1万2,155人です。定員のおよそ36%、4,414人はすでに行われた自己推薦入試などで内定しており、残り64%となる7,741人が一般入試で決まります。倉敷市の倉敷中央高校でも職員が中学校の担当者から提出された願書をチェックし受験票を発行して手渡していました。願書の受付は、26日の正午で締め切られ、その日の夕方に各校の志願状況が発表されます。尚、入学試験は、3月11日と12日に実施され合格発表は、3月19日となっています。
このサッカー大会は、子どもたちに体を動かす喜びを感じてもらおうと、玉野市サッカー協会が年に3回開いており、今回で27回目です。今回は、去年11月にオープンしたフットサル専用の『宇野港フットサルコート』が会場です。大会には玉野市内の幼稚園と保育園から合わせて15チームが参加し、人工芝 や 天然芝のコート3面で、10分ハーフの試合を行いました。試合では、思う存分に体を動かしてもらおうと、通常のフットサルのルールを緩めて行われ、子どもたちは、試合終了のホイッスルがなるまで夢中でボールを追い駆けていました。会場では、小さな子どもたちならではの微笑ましいプレーがたくさん見られました。そんな子どもたちに保護者からも盛んに声援が送られていました。このちびっこサッカー大会の模様は3月16日(月)のKCTワイドで詳しくご紹介します。
高熱で溶かした素地を自分の目と勘だけを頼りに吹き竿で生命を吹き込んでいく「倉敷ガラス」。小谷 真三さんが素朴な中に美しさと使いやすさを追求して誕生しました。ガラスを作り始めた当時から小谷さんがかたくなに守り続けている『民芸の精神』に裏打ちされています。吹きガラスは、「吹いたときの形と一瞬のひらめきで決まる」と小谷さんは話します。今回も会場には、小谷さんが真心を込めた温かみのある300点以上の作品が並びました。使えば使うほど手放せなくなる民芸品に小谷さんは、いまなお魅了されているそうです。倉敷ガラス小谷 真三さんの作品展は、倉敷市日ノ出町の画廊・丸山で26日(木)まで開かれています。
展示会を開いているのは倉敷緞通の制作に取り組む瀧山雄一さんと吹きガラス作家の田井将博さんです。会場では厚手で温かみのある緞通と、繊細で涼しげなガラスの組み合わせが不思議にマッチし独特の雰囲気を演出しています。瀧山さんは平成5年から倉敷市早高に工房を構え緞通の制作に励んでいます。染織工芸家の芹沢M介が考案した伝統的な縞柄は今でも人気があるそうで、瀧山さんは毎年のように新作を発表しています。今回は無地のものや絣柄が入ったものが出品され、春らしい雰囲気を出しています。一方の田井さんは倉敷芸術科学大学出身で倉敷ガラスの小谷眞三さんにガラス作りの基礎を教わりました。現在は香川県に工房を構え、一つ一つ丁寧にガラスの器を制作しています。作品はシンプルながらも細いラインや気泡が入ったものをはじめ、梅の花の形の器もあり訪れた人の目を引いていました。緞通とガラスの不思議なコラボレーション。瀧山さんと田井さんの2人展は、26日まで倉敷市の工房IKUKOで開かれています。