2月23日のながさきニュース
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長崎新聞
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不登校どう克服 4月開校の日本航空高、フォーラムで意見交換

| 不登校の子どもへの対応などについて意見が交わされたパネルディスカッション=長崎市大黒町、県交通会館3階「えきまえ いきいきひろば」 |
不登校や学校を中退した生徒への支援や克服に関するフォーラム(日本航空高長崎学習支援センター主催)が二十二日、長崎市内であった。
日本航空高は、不登校やひきこもりになった生徒の受け皿として、社会復帰を支援しようと、四月に同市矢上町、末石町、西彼時津町浜田郷などに開校(通信制)を予定している。
パネルディスカッションでは、不登校者への対応として日本航空高の清水宝文副校長が「不登校になった子どもを怒るのは逆に混乱させる。声の掛け方をプラス思考に」と指摘。同センターの中山晋事務局長は「指導者や大人が子どもと同じ目線で対応し、よく話すことが大切」と話した。不登校を克服する手段として清水副校長は「夢を持たせること」を挙げた。
フォーラムには、保護者ら約三十人が参加。高校中退後、同校沼津校(静岡県)で卒業資格を取った田中聖也君(18)の体験談もあり、田中君は「友人や先生のおかげで学校に行くのが楽しくなった」と話した。
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