2009年2月25日 15時15分更新
東京・銀座にある眼科の診療所で、近視を矯正する手術を受けた患者67人が、角膜炎などの感染症の症状を訴えていることがわかりました。
保健所は診療所を使用禁止にするとともに、器具の消毒が不十分だったことが原因とみて調べています。
東京・中央区の保健所によりますと、感染症の被害が出たのは、中央区銀座にある診療所「銀座眼科」で、去年10月から今月にかけて、レーザーを使って近視を矯正するレーシック手術を受けた630人あまりの患者のうち、あわせて67人が、角膜炎や結膜炎の症状を訴えているということです。
保健所によりますと、症状はいずれも軽いということです。
患者の相談を受けた別の病院からの連絡を受けて、保健所は今月に入って3度、銀座眼科を立ち入り調査し原因を調べていますが、手術に使う器具を消毒する機械が正常に動いておらず、消毒が不十分だったために感染が広がったとみています。
レーシック手術は、目の表面の角膜にレーザーを当てて、光が屈折する角度を変えて近視を矯正するもので、めがねやコンタクトレンズを使わずに済むために、スポーツ選手などに手術を受ける人が多いということです。
保健所では23日から当面の間、銀座眼科を使用禁止にするとともに、再発防止策を指導することにしています。