[eiga.com 映画ニュース] 本日発表された第81回アカデミー賞で、見事外国語映画賞を受賞した「おくりびと」。授賞式会場の米ロサンゼルス・コダックシアターでは、滝田洋二郎監督とともに、主演の本木雅弘や広末涼子も壇上に上がって喜びを表したが、配給元の松竹の株価も受賞後に高騰、年初来高値を記録した。
当日の松竹(東証一部)の始まり値は651円。アカデミー賞受賞が決まった午後2時20分過ぎに急騰をはじめ、間もなく年初来高値の744円をつけた。
松竹では、このアカデミー賞授賞式にタイミングを合わせ、2月19日から全国200近くの劇場で「おくりびと」のリバイバル公開を行っていた。受賞という最高の結果を得て、まさにドンピシャの「凱旋興行」となった格好。
東京都内では、有楽町の丸の内ピカデリーや新宿三丁目の新宿ピカデリー、池袋のシネ・リーブル池袋などで27日まで上映される(28日以降の詳細は劇場へお問い合せのこと)。