私にとってこのボトルは「疑惑のワイン」であり不自然きわまりないものでしかありません。
先ずは生産者のHP
を拝見してみましょう。トップページから言語を選択しようと思ったら嬉しいことに日の丸の国旗が^^! ですがクリックしようと試みても無駄でした。こういう「糠喜び」は帰ってマイナスイメージの増長に繋がるのではないか。
仕方なく英語版、右側のメニューから「The Wine」をクリックするとその左隣にサブ・メニューが並びますので「The Chateau's Wines」をクリックして左の画像の下の方を見ればのワインのエチケットに辿り着けますが場所についての記述はたったこれだけです。
コピーさせて頂くと「Within this terroir, adjacent to the Margaux appellation, Château Giscours owns 40 hectares (99 acres). 」で、どのコミューンに属するかなどには一切触れていませんね。
不思議なことにフランス語版を見てもこのワインの説明に移ると英語しか現れません。これってフランス人にはひょっとして売っていないので必要ないのかもね^^!
さてジスクールと云えばこんなお話 を覚えておられますか?
これは2000年3月に起こった事件ですが、このワインのヴィンテージ1998年はこの醸造責任者在職中に造られたワインではないでしょうか?
つづく