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2009年2月24日(火) 19:20 |
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複数の受精卵を同時に移植
香川県立中央病院で起きた受精卵取り違えの問題で、人工中絶した女性に対し、同じ時期に3つの受精卵が移植されていたことがわかりました。これは学会の方針に反するやり方で、担当医師はそのことを認識していました。
24日、治療した川田清弥医師から事情を聞いた中でわかりました。 複数の受精卵の移植は、複数の胎児を妊娠する可能性が大きいとして、日本産科婦人科学会が、去年4月、「同じ時期の移植は原則として1つ」と定めました。 しかし川田医師は、去年9月、高松市の20歳代の女性に対し、同じ時期に3つ移植し、女性はそのうちの1つで妊娠していました。 病院には相談の電話が設置されていますが、人工授精で出産した人から「自分の場合は取り違えはないか」といった電話が24日までに91本入っているということです。
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