米議員、日本の円安要求に抵抗するようオバマ大統領に要請
[ワシントン 24日 ロイター] 米有力議員は24日の日米首脳会談に先立ちオバマ大統領に対し、円安を求める日本の財界の声に抵抗するよう麻生太郎首相に促すことを要請した。
フランク米下院金融委員長とレビン下院歳入委員会・貿易小委員長は書簡で、最近の日本の業界および政府からの発言は、日本が円安に向け介入を行う可能性を示唆していると指摘。
「現在の世界経済のぜい弱性に加え、日本が大規模な為替介入を行ってきた過去の歴史を踏まえ、そうした発言は非常に気掛かりだ。米国および他国経済を犠牲に日本の輸出拡大を図ろうとする最近の円安要求に抵抗するよう麻生首相に促すことをオバマ大統領に要請する」とした。
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