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シーシェパードの捜索協力申し入れはみせかけであることが判明

2009年1月9日

 オランダ船籍スティーブ・アーウィン号が、行方不明の日本船乗組員の捜索を援助するつもりなど全くなかったことが、ニュージーランド海事局の救難センターから得られた情報から明らかになった。

 白崎乗組員が1月5日に行方不明となり、海中転落したと考えられている。

 ニュージーランドの救難センターが、最初に救難信号を発したのがニュージーランド夏時間1月5日の12:18時だった。その後、この信号は30分ごとに同日の15:15まで繰り返し発信し続けられた。

 しかし、シーシェパードが、ニュージーランド海事当局に返答したのは、やっと1月7日(水)の00:25時になってからである。そしてその時は、既にこの船は日本船団の位置がわかっていた。これは、ニュージーランドの海事当局が最初に救難信号を発して36時間たってからである。

 国際海事機関(IMO)の規則では、救難信号を受けた船舶は、現在位置を告げ、救助ができる体制にあるか否か、また捜索地点への到着予定時間などを当局に通報することになっている。

 「シーシェパードの本当の意図は、行方不明者の捜索ではなく、テレビ演出の必要性のためだった」と共同船舶の山村社長は語った。

 「シーシェパードの救助申し入れは見せかけだけで、ボートもヘリも出動させず、何の援助もなされなかった。援助をするどころか、シーシェパードは、我々の船団に異常接近して妨害を行ったため、我々はそのような援助は不要だと伝えた」と山村社長は語った。

 「当時の状況からみて、シーシェパードの援助の申し入れは、明らかに好意を装ったみせかけの行為であることが明らかであり、救難信号を自分たちの宣伝に使ったに過ぎない」

 「これとは対照的に、2007年2月9日に、スティーブ・アーウィン号が、乗組員2名が行方不明になって救難信号を出した時には、我々の船団はただちにその救助要請に応答し、捜索に向かった。本当に援助をしようとするならこうするべきだ」と山村社長は語った。

シーシェパードの捜索協力申し入れはみせかけであることが判明 PDF形式
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