アンケート連載企画
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Vol.13
「ウチの会社も、もしかしたら…」
倒産の危機を感じた瞬間とは?
「福の神の置物が、すごい勢いで社長室を占拠しはじめた」「部長が帰社日未定の出張に出てしまった」など、目を疑いたくなる不可解な会社の変化について教えてもらった。
背伸びしすぎでしょ
「来期はかなり受注が厳しいからと、お昼休みはすべての電気を消して節約することに。それなのに、先日Jリーグのスポンサーになることが決定した」(女性/26歳/愛知県)。会社の知名度を上げて、一発逆転を狙おうとしているのかもしれないが…このギャンブルに勝ち目はあるのか。「最近、すごい勢いでホテルを買収している。そのうえ、新しい大プロジェクトも始動予定。このご時世に成長し過ぎていてなんだか怖い」(女性/31歳/大阪府)。厳しい世相だが「世の中のピンチはチャンス!」と、勢いに乗っている企業も存在する。しかし、そこで働く社員の目は冷静だ。
おじいちゃんが、いっぱい
「経営陣の高齢化が進み、会社を背負っていけるような後継者も現れない」(女性/25歳/大阪府)。自分が救世主になるよりも、傍観者でいるほうがラクなもの。この問題は解決が難しそうだ。「役員が社用車で家族旅行に行き、会社に5万円近くのガソリン代を請求していた」(女性/32歳/新潟県)。こんなことがまかり通っているようでは、会社はいつか転落するだろう。
頼りにならない大黒柱
「履歴書の写真がジャージ姿だった人を、社長が経歴だけ見て採用。案の定、会社のお荷物になっている」(女性/26歳/大阪府)。一般常識の乏しい人物が、会社を支えてくれるとは思えない。なぜ、それに気付かなかったのだろうか。「いつも現場で怒鳴りちらしている社長が、妙に丸くなった」(男性/31歳/北海道)。人は理由なくしては変われない。これは、何か悪いことの前触れなのでは…と疑って当然だ。
会社の経営に対しビクビクしていても、杞憂(きゆう)に終わる場合もある。しかし、「突然の解雇」や「会社の倒産」に青くならないためにも、普段から会社が出している小さなサインを見逃さないよう、アンテナを張っておくことは必要だろう。
■2009年1月28日現在。(株)マクロミル調べ。全国47都道府県の【公務員、経営者・役員、会社員(事務系・技術系・その他)、自営業、自由業】の20代・30代の男女300名を対象にアンケートを実施。
Vol.13
倒産の危機を感じた瞬間とは?Vol.12
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