和を極めてCOOLにモテる方法!!(09.02.23)
番組で色々な畳をご紹介しましたが、
実は祖父は畳職人でした。
鳥取の船岡という小さな町で
ひっそりと畳店を営んでました。
祖父は早くに亡くなったので
一緒に遊んだ記憶はほとんどないけれど、
余った藁で作ってくれたやけに太い縄跳びや、
家中に立ち込めるまっさらな畳の香りは、
しっかり私の中に刻まれています。
去年、15年ぶりに家族で船岡に帰りました。
相変わらずの田んぼと、のどかな町並み。
今は他の人のものになった祖父の家にもいってみました。
近づくと、まだ微かに畳の香りが!
たまらなく懐かしくなりました。
何十年も畳と生きてきたおじいちゃんの軌跡は、
時間がたってもひっそりと残っていたようです。
ちなみに、実家の和室は、祖父の形見である畳です。
帰ればいつでも祖父の作った畳で寝られるってことは、
もの凄く幸せなんだなと改めて実感しています。
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