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【愛知】二次救急病院患者数が14%減 「安易な受診控えて」名古屋市の訴え届く2009年2月24日 入院の必要な病気やけがを診る名古屋市内の14カ所の「二次救急病院」で、増加を続けていた患者数が減少傾向に転じたことが分かった。2008年4−12月の9カ月間の患者が、前年同期と比べて14%減った。市は“コンビニ受診”といわれる軽症患者の安易な受診を控えるように啓発してきた。 患者数は1998年度の約6万5000人から07年度には約10万9000人へと、時間帯や病院数の拡充により右肩上がりで増えていた。しかし、この9カ月間は5万7204人で前年同期より9290人少なかった。 患者数のうち、診察後に入院したのは1万181人で前年同期と横ばい。減少分のほとんどは、入院の必要のない外来患者で占めた。診療科別では小児科が1万3728人と前年同期比約5000人(26%)減った。 市では1973(昭和48)年に二次救急に輪番制を導入。医師や看護師不足の影響で、協力する医療機関は産婦人科が15から11、小児科が23から14に減少し、立ちいかなくなる恐れがあった。 市は昨年4月から、保育園などで計153回、保護者に症状ごとの処置法などを説明し「していませんか? 救急病院の気軽な受診」と書かれたチラシ12万枚も配布。市保健医療課は「もともと夜間に行かなくても良かった人たちが、平日昼間に移ったのではないか。引き続き啓発に努めたい」と話している。 (奥田哲平)
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