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PEACE BED: THE U.S. VS JOHN LENNON
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2009-02-23 21:33:08

小谷野敦(とん)を反面教師にしよう

テーマ:有名人関連
【敦】(トン)あつい。ずっしりと安定している。重厚な。

最近、ペンネームの読みを本名の「あつし」から「とん」に変えた小谷野さん。だけど立派な名前に似合わず、これほど厚みのない人も珍しい。

著書『禁煙ファシズムと戦う』。
「本気で戦うから本気でかかって来い!」「禁煙ファシズム闘争宣言」じゃなかったっけ。たとえそれが商業的なキャッチフレーズだとしても、それなりの覚悟があって世に持論を問うたのだと思っていたんだけどな。

(『禁煙ファシズムと戦う』 25ページ)
 非学問的な「受動喫煙」被害
 反煙草キャンペーンのために動員されており、WHOも採用しているのは、喫煙は当人だけでなく周囲の人々の「受動喫煙」によって健康に被害を与えるという尤もらしい言説で、それを証明した研究もあるという。ところが外国の論文を見ても、それが論拠としているのは日本の平山雄(故人)の研究、平山疫学で、ところがこれはかねてから胡散臭いと言われており、確認しようとして元データを見せてくれと言うと、「非喫煙者以外には見せない」と、その弟子筋の者たちが言うそうで、これがインチキであることはほぼ明らかにされているが、WHOもマスコミも、そのことには触れようとしない。

(同書・序文、4ページ)
 しかし、彼らの主張の根拠として挙げられるのは、彼らが「受動喫煙」と呼ぶ、環境内たばこ煙は他人の健康にも被害を及ぼすというテーゼだが、そのおおもととなり、外国の研究でも真っ先に参照される故・平山雄の疫学研究は、今ではインチキであることがほぼ明らかになっている。

以上2箇所の引用は、正真正銘、小谷野さん自身が書いた文章だ。
ここでは、小谷野さんは「受動喫煙」の健康被害が平山雄博士の研究に基づくのだと主張していることがわかる。

さて、この小谷野さん、実は、平山博士の論文を読んだこともなければ、論文が存在するのかどうかすら知らなかった。 これにはビックリ。
さらに突っ込んで質問したら、この部分は共著者の斎藤貴男の担当だとかなんとか言い出した。いや、別に斎藤さんに助け船を出してもらっても全然オッケーなんだけど。でも、自分で書いたことぐらい自分で責任持とうよ。

では、簡単に解説。
平山論文というのは、日本の平山雄(たけし)博士が1981年、BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)誌に発表した論文のこと。受動喫煙と肺がんとの関係を指摘した世界初の論文。ネットで検索すれば世界中誰でもすぐに読める。(小谷野さんは知らなかった)
Non-smoking wives of heavy smokers have a higher risk of lung cancer: a study from Japan

これは、91,540人の非喫煙者の既婚女性を14年間追いかけるという、非常に大規模な調査だった。
その中で、14年間の調査期間中に肺がんで亡くなったのは174人。その内訳を調べると、喫煙者の夫を持つ女性の方が死亡率が高かったということ。

ここでよく考えてみよう。
大掛かりな調査を行ったとはいえ、得られたサンプルはたかだか174人。
素人目に見ても、この論文単独で受動喫煙と肺がんとの因果関係が立証されるとは思えないだろう。
この平山論文は受動喫煙と肺がんとが関係するという大まかな方向性を示したものと見なすべき。それがごくオーソドックスな考えである。

平山論文で示された因果関係は、その後の多くの調査によって裏付けられることになる。
11年後、1992年の米国環境保護庁(US-EPA)の報告書では、世界中で行われた30件の疫学調査をレビューし、米国において、受動喫煙が非喫煙者の肺がんリスクを20%高めているとの結論に達し、環境たばこ煙を「ヒトにがんをおこすことが確証された物質(=Aグループ発がん性物質)」と認定した。
このあたりについては、厚生労働省編『喫煙と健康』にも詳しく説明が載っている。(小谷野さんは恐らくこの基本資料すら読んでいない)

さて、その後も数々の研究が行われ、2006年には「受動喫煙が健康にもたらす影響:米国公衆衛生長官報告」として「6つの主要な結論」が発表 された。

(1)
タバコ規制が大きく進歩したにもかかわらず、今もなお、子供と成人あわせて何百万人ものアメリカ人が家庭や職場で副流煙にさらされている。
(2)
受動喫煙はタバコを吸わない子供と大人にとって、病気や早死にの原因になる。
(3)
子供が副流煙にさらされると、乳幼児突然死症候群(SIDS)、急性呼吸器感染症、耳の疾患、重度の喘息になるリスクが高まる。両親の喫煙は子供の呼吸器症状の原因となる。また子供の肺の成長を送らせる。
(4)
成人でも副流煙にさらされると、ただちに心臓血管系への悪影響が生じる。また冠状動脈性心臓病(CHD)や肺がんの原因にもなる。
(5)
科学的証拠にしたがうなら、副流煙には安全だといえるレベルはない。
(6)
屋内スペースを完全禁煙にすれば、非喫煙者を副流煙から守ることができる。喫煙者と非喫煙者の分煙、空気清浄機、ビルの換気では、非喫煙者の受動喫煙をなくすことはできない。

ちなみに、この報告書全体は700ページにも及ぶ膨大なもの   だが、「hirayama」という名前はどこにも登場しない。

平山博士の研究は、受動喫煙と病気(肺がん)の関係を最初に指摘した画期的な研究だった。だけど、受動喫煙の健康被害が平山博士の研究に基づいているわけではないことは、これで十分わかるだろう。
今となっては、膨大な研究の中から平山博士の研究をすべて取りさったところで、受動喫煙の健康被害の証拠が揺らぐことはないわけだ。

ここでもう一度、この記事の最初に引用した、『禁煙ファシズムと戦う』の主張を見てほしい。
小谷野さんがどれだけデタラメな発言をしているか、もはや明白だろう。
彼は基礎資料を調べることもなく、どこかの喫煙擁護本の受け売りで(たぶん)、「受動喫煙の健康被害はインチキだ」と繰り返し主張していたってわけ。ああ、恥ずかしい。

君子は豹変す。過ちがあれば改める。それが潔い態度だ。
だけど、小谷野さんはそれができない。
自分の間違いを潔く認められないのは、言論人として最も恥ずべき行為だと思う。

小谷野さん。せっかくの立派な名前だけど、あなた、どう見たって「敦」(とん)という器じゃないですよ。これからは「遁」(とん)を名乗ってみてははいかがでしょう。

【遁】(とん)
のがれる。にげる。あざむく。

【小谷野遁(とん)】
真実から逃げてばかりのインチキ文化人。

小谷野さん、お似合いですよ。

この記事を読んでくださった皆さまは、ぜひ小谷野敦さんを反面教師としてみてください。

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2009-02-21 02:50:23

小谷野さんから催告書

テーマ:有名人関連
さて、小谷野敦さんから「催告書」なるものが届きましたので、皆さんにもお知らせしておきます。(メール類は全てアップしていいんですよね、小谷野さん)

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催告書

 先般よりメール等でお報らせしておる通り、2006年9月以降の貴殿による私に対するインターネット上での名誉毀損およびストーキング行為は目に余るものがあります。
 貴殿はミクシィにおける公開討論について、邪魔が入ればブロックすると言っておりますが、ミクシィのコミュニティのブロックは12人までしかできません。
 また同コミュニティにおける「なぜか公開討論から逃げてばかりいる」も事実ではなく、貴殿とのメールでのやりとりがすれ違いに終わったことは明白であり、「小谷野敦逃亡記」は名誉毀損であり、「理性を失い」などの表現は公然侮辱であります。また貴殿と私との関係を考えれば嫌がらせであることは明白な、「比較文学」コミュニティへのコメントも、メールでのやりとり以来二年半がたつことを考えれば、貴殿の執拗なストーキング行為と見なさざるを得ません。
 よって、本状到着後一週間以内に、「小谷野敦逃亡記」およびミクシィ内の以上の文言を削除した上、謝罪文を掲げていただきたい。また今後、当方に対してミクシィ内のコメントのような形で接触を図ることをやめていただきたい。
 以上の要求がなされない場合、民事提訴に踏み切る所存です。

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小谷野敦

藤本祥和殿

2月17日
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これを読むと、小谷野さんが根本的に勘違いしていることがよくわかる。
「ストーキング」「名誉毀損」「公然侮辱」…いろんな言葉を並べ立てているけど、自分が嘘の情報を流して社会を混乱させているという自覚がまったくない。
小谷野さんが最低限の科学的事実を認めて、その上で喫煙者の自由について発言するなら、なんの問題もない。僕だって、一からHTML覚えてサイトを作ったり、公開討論を申し込んだり、そんな面倒くさいことなんてやらない。
大勢の人々の健康や命に関わる問題について、正確な情報を普及させるためにやってるのだということが、全くわかっていない。

「逃亡記」「文通記」は、小谷野さんの無責任な嘘を日本中の人に知ってもらうための貴重な資料なので削除できません。(サルの写真や山羊のイラストは一応削除)

あとはまあ、訴えるなり何なりご自由にどうぞ。
科学的事実の無責任な歪曲が晒されて、大恥をかくことになる。それだけですから。

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2009-02-21 01:46:21

小谷野さんへのメール(7)「ジャムロジクとは」

テーマ:有名人関連
猫を償うに猫をもってせよ2009-02-20

小谷野敦さん。意味もわからずゴミのような言葉を書き散らしています。
そんな暇があったら、疫学の入門書勉強するなり、タバコ関係の基本資料読むなりすればいいのにね。
なんでこんなに勉強が嫌いなんだろう。不思議。

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From: ■■■■■.ne.jp
Subject: ジャムロジクとは
Date: 2009年2月21日 1:45:29:JST
To: ■■■■■.com

小谷野敦さま

猫猫ブログ2009-02-20(無題)拝見しました。

へえ。小谷野さんはラッセルにも関心があるのですか。
『プリンキピア・マテマティカ』における実質含意の問題をめぐって、C.I.ルイスが厳密含意の概念を生みだし、様相論理や可能世界意味論が誕生した。その過程はとても興味深いですね。

それはそうと、この部分を読んでわかるのは、小谷野さんが論理学の勉強などしたことないこと。ラッセルの意味などまったく理解していないことです。残念ながら。
真理関数の「→」が日常語の「ならば」(if…then)を適切に表現できないのは、真偽4通りに関係づけるという制約をうけた技術的な問題だと考えていいでしょう。
ラッセルだかヒュームだか知りませんが、聞きかじりで因果関係の概念そのものを否定するなんて、ただの暴論ですよ。
嘘だと思うなら、今日でも明日でも、全裸で街を走り回ってごらんなさい。きっと警察が捕まえてくれるでしょう。それが因果関係です。

あなたは専門の比較文学では実績がおありなのでしょうが、論理学と疫学については入門レベルの知識もない素人です。そこをよく自覚しておかないと、失笑されるだけですよ。

さて本題。『禁煙ファシズムと戦う』25ページの検証に戻ります。

>そこにジャムロジクの論文があがっていますが、これも平山論文を使っています。

「ジャムロジク」だけではわからないのですが。
どの論文かわかるように教えていただけますか。確認しますので。
よろしくお願いします。

藤本祥和

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2009-02-20 05:48:28

小谷野さんへのメール(6)「平山疫学が論拠?」

テーマ:有名人関連
From: ■■■■■.ne.jp
Subject: 平山疫学が論拠?
Date: 2009年2月20日 5:47:50:JST
To: ■■■■■.com

小谷野さま

>ああそうですか。平山論文については斎藤貴男氏担当のところに長々と書いてありま
すよ。

責任転嫁はダメですよ。
いま問われているのは、あなたの言論人としての倫理なのですから。

あなたは序文の4ページにも、ほぼ同じ内容の記述をしています。そして「序文の主張は飽くまで小谷野敦一人の責任で書かれていること」を明記しています。
『素晴らしき愚民社会』の第十章(文庫版p256)も同じ内容ですね。
「受動喫煙」の健康被害への疑いが小谷野さんの持論であることは明らかです。

さて、訂正もないようなので、『禁煙ファシズムと戦う』25ページの記述を、さらに掘り下げて検証してみましょう。

(1)平山雄の研究(平山疫学)はインチキである。
(2)外国の論文も平山疫学を論拠としている。
(3)それゆえ「受動喫煙」の健康被害は疑わしい。

あなたの論旨は以上のように整理できそうです。
あなたはここで、「外国の論文を見ても、それが論拠としているのは日本の平山雄の研究、平山疫学」だと主張しています。
本当ですか?

平山疫学を論拠としている海外論文を具体的に挙げてみていただけますか。

小谷野さん。冷静に客観的事実を確認しましょう。
客観的事実を認められないなら、学者は廃業したほうがいいです。

藤本祥和

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2009-02-19 05:58:55

小谷野さんへのメール(5)「平山論文について」

テーマ:有名人関連
小谷野敦さんはどうやら、平山論文を読んでいないどころか、存在するのかどうかも知らなかったみたいですね。ちょっと検索すれば、世界中の誰でも読めるのに。心底呆れました。
『猫を償うに猫をもってせよ』2009-02-19 「方法」と「方法論」

..................................................................................................................................................................................................................................................................................

From: ■■■■■ne.jp
Subject: 平山論文について
Date: 2009年2月19日 5:58:06:JST
To: ■■■■■.com

小谷野敦さま

『猫を償うに猫をもってせよ』2009-02-19の記事を拝見しました。

>平山「論文」というのは間違いで、あれは論文としては存在しないから、読んでいない。

なるほど。あなたは平山論文を読んでいないということですね。それは残念です。
とても短い論文なので、英語が得意な小谷野さんなら10分もあれば読めると思ったのですが。

Non-smoking wives of heavy smokes have a higher risk of lung cancer: a study from Japan
Takeshi Hirayama
http://www.scielosp.org/scielo.php?pid=S0042-96862000000700013&script=sci_arttext&tlng=

ちなみに、『禁煙ファシズムと戦う』27ページで、あなたはとても良いことを仰っています。

読みもしない論文について「うさんくさい」などと書くのは、読んでもいない書物を酷評するに等しい不道徳行為である(以下略、『禁煙ファシズムと戦う』P27)

同書25ページの記述について、他に訂正する箇所はありますか。

藤本祥和

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2009-02-18 23:39:08

小谷野さんへのメール(4)補足

テーマ:有名人関連
小谷野さんへのメール(4) の補足です。

2年前(2007年10月2日メール)の私の回答を参考までに載せておきます。(小谷野さんからリクエストがあったため)

........................................................................................................................................................................................................................................................................................

>私が贋の情報発信をしているというのは、さて、具体的に何を指しているのですか?

 「タバコを吸うとがんになるという説について」→「嘘であることは常識である」、「副流煙の害について」→「トンデモ説である」。別冊宝島『最後のタバコ論争!』ではアンケートに対しこんな風に回答していますね。これは一例にすぎませんが、小谷野さんの「ニセの情報発信」をまとめると、以下のようになると考えています。

◆健康被害の程度が明らかになっている受動喫煙について科学的事実を認めない。さらに自動車産業や政府などの陰謀論を盛んに吹聴し、大勢の人々の命にかかわる問題にもかかわらず一般の人々を混乱させ続けている。

 陰謀論の真偽は知りませんが、どんな主張をするにしても、最低限の科学的事実を認めた上でおこなうのが言論人としての最低限のモラルであると指摘しておきましょう。

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2009-02-18 21:22:41

小谷野さんへのメール(4)

テーマ:有名人関連
ブログを読むと 、どうやら小谷野敦さんが公開討論に応じてくださるようです。ありがたいですね。
以下に私からのメールを転載します。
問題の核心について単刀直入に質問してみるつもりです。みなさんも、ぜひご注目ください。
..........................................................................................................................................................................................................................................................................................

From: ■■■■■.ne.jp
Subject: 公開討論よろしくお願いします。
Date: 2009年2月18日 21:21:43:JST
To: ■■■■■.com

小谷野敦さま

「猫を償うに猫をもってせよ」(2009-02-18)の記事を拝見しました。
公開討論に応じてくださるのですね。ありがとうございます。

記事に取り上げられた「9月17日」「9月24日」のメールに関しては、それぞれ私からの反論メールが届いていると思います。
小谷野さんの学者としての良心に従い適切に紹介してくださるぶんには全く問題ありません。必要ならば、どうぞ私からの反論も紹介してみてください。(その際、個人アドレスと携帯番号は伏せておいてください)

さて、枝葉の部分はともかく、せっかくの機会なので、問題の核心について意見を交換させていただきたく思います。
すなわち、小谷野さんが受動喫煙についての科学的事実を歪曲しているか否かという論点です。

>私が贋の情報発信をしているというのは、さて、具体的に何を指しているのですか?

2年前のメールではごく簡潔に答えましたが、最重要の部分なので、改めて答えさせていただきます。
『禁煙ファシズムと戦う』から該当箇所を引用します。

 非学問的な「受動喫煙」被害
 反煙草キャンペーンのために動員されており、WHOも採用しているのは、喫煙は当人だけでなく周囲の人々の「受動喫煙」によって健康に被害を与えるという尤もらしい言説で、それを証明した研究もあるという。ところが外国の論文を見ても、それが論拠としているのは日本の平山雄(故人)の研究、平山疫学で、ところがこれはかねてから胡散臭いと言われており、確認しようとして元データを見せてくれと言うと、「非喫煙者以外には見せない」と、その弟子筋の者たちが言うそうで、これがインチキであることはほぼ明らかにされているが、WHOもマスコミも、そのことには触れようとしない。(『禁煙ファシズムと戦う』25ページより抜粋)

さて、この引用部分には重大な事実誤認があると私は考えています。
この点を、著者である小谷野さんとの対話を通じて明らかにさせてください。

まず対話の前の準備として、一、二点確認します。
(1)2005年の出版から数年が経過していますが、この箇所に関して何か訂正事項はありますか。
ある場合は、現時点の意見に修正していただいたうえで、検討に入りたいと思います。もちろん、十分に資料を参照したうえで修正していただいてかまいません。
(2)もうひとつ、小谷野さんと対話するうえで知っておきたいのですが、小谷野さんご自身はここで紹介されている平山雄博士の論文をお読みになりましたか。

以上を確認のうえ、検討にご協力いただければと思います。

藤本祥和

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2009-02-18 00:17:51

小谷野さんのコメント要約

テーマ:有名人関連
小谷野敦(とん)さんが、またいろいろ書いてるみたいですね。
軽く要約して、みなさんに紹介しておきますね。
私もそんなに暇ではないので、あとは3月に訴状が届いたら考えようかと。
今後はなるべく、「ヘリクツ=イロジカル」シリーズを進めていきます。

猫を償うに猫をもってせよ2009-02-16  
藤本君から住所を報せてきた。最後は公示送達まで考えていたから、ありがたい。もっとも自分から教えてくれたからといって「彼の住所は、愛です」とは言わないけれど。訴状提出は三月に入ってからだろうから、期日は四月だろう。
 哲学科で学んだ藤本君が、どのような死生観を持っているのかは分からない。けれど、裁判で勝っても負けても、私たち、禁煙ファシズムと戦う者たちは、既に社会的に十分敗北しているし、今後も敗北し続けるだろう。負けても戦う人生というものがあることを、藤本君の哲学は理解できているだろうか。
↓(要約)
提訴で脅したのに不覚。早めに敗北宣言しておかなくては…


猫を償うに猫をもってせよ2009-02-17
私が塾を開くと公開した一月末から少したって、ミクシィ内の私が作ったコミュニティ「比較文学」でもトピックを立てて告知した。すると一日ほどたって、ついていたのが「ワイネフ」の「おめでとうございます」とかいうコメントだ。不快だから削除して、コミュから追放してブロックしたつもりが、番号を間違えていたらしく、また「あれ? 消えちゃったな」とかいうコメントがついた。それで慌ててまた削除して、今度はきっちりブロックした。自分がしたことは何でも書く藤本だから「またアクセス禁止されました~」などとブログで書いているものと思っていたら、どうもないらしい。自分のしたことは何でも正々堂々と書くというわけではないんだね。
↓(要約)
開塾宣伝トピ立てたらコメントくれたのワイネフだけじゃん。
コメント削除したら0になっちゃったよ。


 それから藤本君、どうせ裁判でそんなこと争点にならないだろうから言うが、君「東京大気汚染訴訟」って知ってる? 喘息患者を苦しめているのは車の排気ガスだろうが。喘息の小学生が、嫌煙家の大人たちに煽動されて書いたものを持ち出して、なおかつ車の問題は後回しかね。さすがに、元自動車会社勤務の渡辺文学と親しいだけのことはあるね、としか言いようがない。君、そんな簡単に予想できる返事はバカバカしいから私がしないのをいいことに、よく言うね。
↓(要約)
小学生以下なんて失礼な。私は猫猫塾塾長。論点すり替えは任せておけ。エヘン!

 そうだ藤本君、どうせ裁判で書証として出すのだから、私からのメールは全部公開して構わないよ。不思議にも君は、これまでのやりとりを公開してもいいか、と訊いててきたことはないね。私がちゃんと答えているのがばれちゃうからかな? あれ? そういえば、時津風部屋の件、君はメールで、ほかにもたくさん書いた、と言っているけれど、それは君のメールなんだから、公開すればいいのに。それも、君がむちゃくちゃ言っているのがばれちゃうから公開しないのかな?
↓(要約)
「メールが来ても読まずに破棄」宣言忘れてたよ。支離滅裂だよまったく。

まあ、小谷野さんが何を理由に訴えてくるのかよく分かりませんが、訴状が届くのを楽しみにしています。

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小谷野敦さん訴状をほぼ全訳
 ←お暇な方はこちらもどうぞ
 

2009-02-15 20:29:26

小谷野さんへのメール(3)「楽しみにしています」

テーマ:有名人関連
さてさて。住所送っておきました。
小谷野さんの回答があまりにヘナチョコだったので、再試にしようかどうか迷ったのですが……ま、いっか。訴状楽しみですね。
今回の裁判で、受動喫煙の健康被害についての正確な知識がより広まることを願っています。
神奈川県の受動喫煙防止条例制定にも、ささやかながら役立つといいのだけれど。
みなさん、ぜひ応援してください。

......................................................................................................................................................................................................................................................................................

From: ■■■■■ne.jp
Subject: 楽しみにしています
Date: 2009年2月15日 20:24:21:JST
To: ■■■■■.com

小谷野敦さま

>本にも書いたとおり、会議室で煙が充満しているという状態では害がある、という程度のことは認めている。

なんですかこれ? 小学生以下の回答ですね。
あなたは2005年の著書『禁煙ファシズムと戦う』のなかで、受動喫煙による健康被害の根拠について、明らかに事実と大きく異なる情報を載せていますね。(p25)
そういう無責任な言説が社会の混乱を助長していることを、まず自覚してください。

一方、私が提示した2006年の米国公衆衛生長官の報告書は、受動喫煙による健康被害に関する、いわば最終結論として、国際的にも最重要の資料となっています。
膨大な数の論文に基づき、何重もの公的なプロセスを経て、受動喫煙による健康被害が明白に結論づけられています。

あ、そうそう。最初に「小学生以下の回答」と書いたのは、けっして比喩とかイヤミではありません。文字どおりの意味でお受け取りください。
静岡県の小学4年生、大石悠太くんは、レストランで隣の席から流れてくるタバコの煙を吸って、ひどい喘息の発作を起こしました。それがきっかけでタバコの害について一生懸命調べて、夏休みの宿題で発表したそうですよ。
小谷野さんも大石くんを見習って、せめて基本文献ぐらいは目を通してから、みんなの前で意見を発表することを心掛けてくださいね。

ちなみに、受動喫煙と喘息発作の関係は、すでに明らかになっています。
「喘息の持病をもつ子供が副流煙にさらされると、より頻繁に、また重度の発作を起こすようになります。」(米公衆衛生長官報告より)
この機会に覚えておきましょう。

小谷野敦さんによる科学的事実の著しい歪曲、インチキ情報の流布について大勢の人たちに知ってもらう機会に恵まれたことに感謝します。
ぜひ提訴に踏みきり、全国に恥をさらしてくださいませ。

東京都足立区■■■■■
藤本祥和

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2009-02-15 01:43:31

小谷野さんへのメール(2)「住所教えます」

テーマ:有名人関連
とりあえず、アップしておきます。

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....................................................................................................................................................

From: ■■■■■.ne.jp
Subject: 住所教えます
Date: 2009年2月15日 1:42:51:JST
To:
■■■■■.com

小谷野敦さま

「公開討論けっこう、裁判所でやろうぜ。」の翌日には「あなたと議論するつもりはありません」ですか。面白い方ですね。

住所を教えるのは構いませんよ。
簡単な質問をしますので、それにお答えください。タバコ問題に関心のある人なら3分で答えられる基本的な質問です。回答後に住所をお教えします。

<質問>
あなたは受動喫煙の健康被害について、どの程度だとお考えですか。具体的にお答えください。

まず私から回答しますね。
私は、2006年の米国公衆衛生長官報告「受動喫煙が健康にもたらす影響」を信頼できる基準として挙げておきます。
http://winefs.net/tabakome/data/6consequenses.html

小谷野さんはいかがですか。簡潔でいいので具体的にお答えください。

藤本祥和

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