2009年2月23日 22時31分 更新:2月23日 22時43分
麻生太郎首相は23日夜、米国に向けて、羽田空港を政府専用機で出発した。オバマ大統領と24日午前(日本時間25日未明)、初めて会談する予定だ。会談では、日米同盟が互いに外交の要であることを確認するとともに、焦点である金融・経済危機やアフガニスタンでの「テロとの戦い」での協調、地球温暖化問題などでの連携のあり方について話し合う見通しだ。
首相は出発に先立ち、「金融危機、テロ、地球環境など問題が山積している。経済が世界で1位と2位の日米が一緒になって、(問題認識を)共有することが一番大事。2国間(関係)だけでなく共通の認識を分かち合いたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。【川上克己】