詳細情報

第7試合
日本代表決定トーナメント準決勝戦(1):K-1ルール/3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎
NJKF初代スーパーウェルター級王者
×長島☆自演乙☆雄一郎
日本/魁塾
VS
第23代全日本キックボクシングウェルター級王者
山本優弥○
日本/全日本キックボクシング連盟/青春塾
3R0分59秒、TKO
※ドクターストップ。2R、長島は左フックでダウン1あり
山本優弥
試合レポート
R 長島雄一郎 山本優弥
1R 10 9
10 9
10 10
2R 8 10
8 10
8 10
 日本トーナメント最大の目玉になっていた長島☆自演乙☆雄一郎が、HAYAYOをKOしての準決勝進出。会場は、まさにアニヲタの世界で染まっているようだ。その自演乙と闘うのは、接戦でTATSUJIを下した山本優弥。どちらが決勝戦へ進むのだろうか…。
 今回の自演乙のコスプレは、一回戦と同じ『マクロスF』のランカ・リーだが、衣装は別バージョン。疲れていても、踊って入ってくるところはプロだ。

 1R。ゴングが鳴ると自演乙は、まるでロケット砲のように山本に突進し、右ストレートを放つ。これが「自演砲か!?」。山本はロープ際まで吹っ飛ぶ。立ち上がった山本に、自演乙は右ボディ、フックと攻撃開始。これが、「自演アタックか!?」。山本は右ローキックを返す。それでも自演乙は、右ストレートで飛び込み、左フックを打ち込む。山本はローキック。ときおり右フックを当てるも、自演乙は怯まない。胴回し回転蹴りを見せる自演乙。山本は防戦一方となった。
1R判定=10(自演乙):9、10(自演乙):9、10:10

 2R。右ストレートで飛び込む自演乙。山本は右フックをかぶせる。自演乙は右ストレート。山本はミドルキックを蹴っていく。自演乙は飛び込んでのパンチでKOを狙う。山本はガードしつつ、ミドルキックやフックのカウンターを狙う。自演乙は右から左のパンチ。山本はヒザ蹴り。このときにバッティングがあったのか、自演乙の右目上の出血が激しくなる。すぐに試合が再開されたが、どこまで闘えるのか不安だ。焦ったのか、自演乙は強引にパンチを振り回す。すると山本の左フックをもらい、自演乙がダウン。しかし、これはあまり当たっていないようにも見える。ここでラウンド終了。
2R判定=10(山本):8(三者とも)

 3R。あとがない自演乙は、左右のフックで攻めまくる。フックが、山本を捉えるが、倒れない。山本も右のパンチをヒットさせる…が、自演乙も倒れない。だが、激しく動いた影響か、それともバッティングがあったのか、自演乙の出血は激しくなる。ドクターチェックが入り、無念の試合ストップ。自演乙は、惜しくもここで敗れた。
フォトギャラリー
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選手のコメントのコメント
長島☆自演乙☆雄一郎のコメント
長島☆自演乙☆雄一郎――HAYATO、山本選手の印象をお願いします。
自演乙 HAYATO選手は打ち合ってくれたので、心の強い選手でした。山本選手は前蹴りで止められて…うまい選手でしたね。僕に勝ったんですから、優勝してほしいですね。そしてワンマッチでリベンジしたいです。
――これから、というところで止められました。
自演乙 なんで止めんねんと。あのまま、やらせてほしかったです。傷は1回戦のバッティングで切れたところですね。その傷が開きました。
――HAYATO戦は考えていた通りの展開でしたか。
自演乙 打ち合えたんで、いい試合ができました。
――今の心境をお願いします。
自演乙 正直、負けた気がしません。悔しいです。言葉にできません。
――初のMAX出場でした。
自演乙 すごく楽しかったです。多くの観客の前で、自分が発信したいことができました。
――緊張はなかった?
自演乙 なかったです。雰囲気に呑まれていたら、1回戦で負けていますよ。
――入場では、かなり盛り上がったように見えました。
自演乙 嬉しいです。でも、70点くらいですね。衝撃を与えられたかは疑問です。
――残りの30点は?
自演乙 決勝の入場ができなかったことです。表彰式はコスプレで出たいですね。最後までレイヤーとして表彰されようと思います。
――今後、MAXで活躍していく手応えはありますか。
自演乙 去年、準優勝のHAYATO選手に勝てたし、山本戦のダウンは自分のなかではスリップ。これからはMAXの舞台で試合をしたいです。これからは今まで以上の衝撃をお茶の間に与え、アニメの魅力を発信したいです。
――視聴率に関しては?
自演乙 想像が付かないです。僕は必死だったんで…お客さんの盛り上がりも分からないんで…。
――ちなみに最初のコスプレは?
自演乙 『マクロスF』のランカ・リーです。一発目の曲は『星間飛行』です。最初の声はランカ役の中島愛さんの声です。2曲目は『娘娘飯店』のコスチュームです。
――では、決勝の衣装としては用意していたのは?
自演乙 最終回のときのワンピースですね。
――入場パフォーマンスの練習はいつから?
自演乙 1ヶ月前からです。ダンスの追い込み練習は2週間前です。9対1で入場のことを考えていました。
――趣味が格闘技ということですが、それは今後も変わらない?
自演乙 レイヤーとしてギャラが上がると思ってニヤニヤしてます。
――今後の課題は?
自演乙 …ゆっくり考えます。
――アニヲタのK-1制圧作戦はいかがですか。
自演乙 近付きました。来年はアニヲタがK-1を制圧します。ていうか、負けてませんからね。