☆ね年…白鳥は毎日水を浴びなくてもやっぱり白い。本性よくしてよい性質があらわる
☆うし年…奢侈虚栄を求むれば、後日大難あると知れ
☆とら年…風暖かに鳥啼いて春日のどかなり。無事太平の日
☆う年…甘い水の出る井戸は一番先に汲み尽くされる。人の好む物を多く持たぬように
☆たつ年…遊びし後は空虚を感じ、働きし後は充足を感ず
☆み年…坐禅を組みて足痛む。石の上にも三年、頑張れ
☆うま年…温湯のごとき心を以て世に処せば難なからんや
☆ひつじ年…うぬぼれは自分の弱点をカバーしている心である
☆さる年…名は実の客人である。実の主人公を大切にして万事妙転
☆とり年…石垣にもたれて往時を偲ぶれば、突然懐かしき友に会う象あり
☆いぬ年…疑い深い心は自我愛より起こる。大信あれば別天地に生くる
☆い年…氷は水より出でて水より寒し。教わりし者が教えし者を越ゆるとき
(松雲庵主)