2009年2月22日(日)
THE AUTISTIC SPECTRUM
このブログの主題は2009年1月17日の【直観像】【ニキリンコ】にあります。お仲間に是非こんな話があると電話を入れて下さい。
世の中には色々な人が居て、いろんな事を主張する。
末期ガンがピタリと治るという書籍を出す人も居る。ただそれが大多数から認められるか認められないかだけだ。
日本にもバカげた論文(モドキ)を書く人間もいるが、そんなもの世界から見たら無いに等しいゴミの様なモノ。
小柴先生が日本では知られていなくても、一声掛ければ世界中の物理学のトップが親書を送ってくる。
ノーベル賞を貰う前から、世界的に知られた先生だったんだな。
ローナウイングが提唱した「自閉症スペクトル」は、世界中で評価され、これこそが世界の標準となった。
日本で、バカな、本当の馬鹿な医者が自閉症と定形発達が繋がった連続体等と言っても、世界から見れば笑い者だ。
そもそも、そんなガセネタを垂れ流す連中は、本物、本質、基本を知らずに知ったかぶりで垂れ流す。
ローナウイングの論文のタイトルを見れば一目瞭然。
THE AUTISTIC SPECTRUM(自閉症スペクトル)
つまり、自閉症のスペクトラム、 自閉症がスペクトラム状に存在していることを明言しているのだ。
これを、誤解させるように流布するのは、恣意的としか思えない。
ローナウイングが前書きで書いているように、
この論文(書籍)は自閉性障害、自閉症スペクトルの子供や大人の為に書かれた、としている。
まして、自閉症スペクトルの一部であるアスペルガー症候群であって、自閉症では無いと言うことはあり得ないのだ。
私が話し続けていることは、すべて「自閉症」の事であって、定形発達の連中にはあり得ない事、アスペの連中にはあり得ない事を書いているのだ。
そうだ、と思う人も思わない人もリンクの最後の行をポチットね。
ずっと前からこのことが知りたかったんです。
書店などで自閉症の書籍を探すと、本当にたくさんの書籍が並んでいて、どれを読んだらいいのかと迷いました。
特に子供に手がかかっていると「読みやすいものを」と平易な文章のものを選んでしまいがちでした。
あとは、お手軽なインターネット上の情報。
これなら子供の手が離れなくても携帯でちょこちょこ見れますからね。
それで、スペクトルが何のものなのか、読むほどに分からなくなってしまいました。
『個性的な人とごく軽い広汎性発達障害者に明確な差はない』という情報もよく見かけたので。
本家本元のローナウイングの本を読めばよかったんですよね。
それさえ分からなくなっていました。
スペクトル→スペクトラム
誤字です。
卵畑さん
spectrumは、英語表記そのまま読むと「スペクトラム」ですが、
日本語では一般的に「スペクトル」で正解です。
この本のタイトルも、原書は「THE AUSTIC SPECTRUM」、邦題は「自閉症スペクトル」となっています。
(「スペクトラル」と呼ぶ業界も場合もあるようです。)
ご参考まで。
笛さん
「スペクトラム」が英語で、「スペクトル」は日本語なんですね。
「連続体」と訳される言葉を「スペクトラム」の方だけだと思っていました。
ご指摘ありがとうございます。
ローナウィング博士の「自閉症スペクトル」の本を持っているのですが、私の持ってる版には、251ページに「自閉症障害をもつ能力の高い人と正常だがちょっと変わった人の間には明確な境界線は存在しません。」 って載っていて、アスペルガーとそうでない人の厳密な差はないようなことが書いてあるんですが、山岸さんや笛さんのもってる版では違うのですか?
もう一度P251をよく読んで、全体の「文意」を確かめて見よう。話には続きがあるからなー。個人個人の読解力まで責任は持てないなー。
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