【腰砕け】KTX開業後のトラブル集2009【ソースつき】

※女 乗 務 員 の 記 事 は 割 愛 さ せ て い た だ き ま す www

簡単なまとめ
レール締結工事関係者は

監理:韓国鉄道技術公社

発注:韓国鉄道施設公団

独枕木メーカー(レールワン社):欠陥のない製品仕様を作成
韓独合弁企業(チョノン社とレールワンの合弁):チョノン社は高速鉄道での参入実績なし。
ハンアップ社(韓国企業)が納入したボルトが吸水性充填剤を使っていたが、経験不足で検査漏れ。

英の締結装置メーカー:仕様通りの商品「SFC」を出荷(ただし、Rheda2000での保証なし)

※独プフライデラー「システム300-1」製のみRheda2000軌道との組み合わせで安全保証されている。

韓施工企業:サムピョE&C(kr)
→ボルトを装填
→防水発泡充填剤を間違えて吸水性充填剤で使用。
→ボルトカバー内に染み込んだ雨水を吸収し、装填剤凍結・体積膨張
→ボルトカバーを突き破って、コンクリにも亀裂

※事件ごとに記事原文のURLを併記していますが、日本語で読みたいときはNaverなどの自動翻訳を使ってください。
KTX未開業区間進捗やG7試運転、在来線・都市鉄道のニュースはこちら

2004年 2005年2006年 2007年 2008年 【別表参照資料】開業後の故障統計一覧 第2期分まとめ

2009.2.18更新

Home>>Korea>>試運転開始から開業前のトラブル集を見る>>KTXの車内設備を見る >>銀河鉄道KTXのFlash:http://enjoynews.net/photo/ktx.swf

路線図
---高速新線(最高速度300km/h)・連絡線(80-90km/h)---在来線(140km/h)
本日の
腰砕け
開業時からの被害状況(Web上での判明分)
人身事故28件(死亡24名・負傷7名。23件は在来線内、1件は新線上で保線作業員が轢死、1件は在来線内で作業員が死傷、1件は列車の部品落下により飛散したバラストに当たった沿線の農民2名が負傷+車2台破損)
間接的死傷25名(2期区間の崩落事故で死亡1名負傷7名、病死4名・転落死1名・感電死3名・感電による負傷3名・乗客による暴行で乗務員負傷1名・乗用車が駅に転落で重傷4名・貨車トラブルで負傷1名・車内販売のゆで玉子で食中り1名など。)
負傷5or13〜名(乗務員・作業員が感電。窓から脱出しようとしてガラス片で乗客負傷1名、衝突事故で乗客負傷2or10〜名)
故障・システム異常98件(うち過失2件)
他運行妨害16件(軌道侵入で転落死1名、タクシーによる侵入1件、置石など4件・ニセ爆弾騒動8件・未遂2件、
踏切内トレーラー接触事故・乗用車が駅構内に転落1件、労働闘争による車体毀損1件)
乗務員の規則違反3件(信号所で客扱い・規定時間外の線路立入による保線作業員事故死・運転中の携帯電話使用)
共食い整備65件(開業後5ヶ月以内)、202回(開業から2年半)
試験・検査の不備など
その他運営上のトラブル(予約など)
沿線の環境問題9件(騒音問題9件、日照権係争1件)
+1 駅舎などの施行不良13件(疑惑含む)
が、実際は・・・2005年1-7月だけで故障件数が1,300件にも及んでいたことが判明>>more

<リンク>
TGVweb-TGVAccidents
http://mercurio.iet.unipi.it/tgv/wrecks.html

ハインリッヒの法則(1:29:300)
http://www.anzenkun.nishio-rent.co.jp/anzen/139.htm

イ・ナックヨン(李洛淵)韓国民主党国会議員(建設交通委)公式サイト(イッテヨシとは読まないこと。)
http://www.nylee.or.kr/

Date What?(事件要約/詳細はリンク先参照のこと。※は試運転時のトラブルが再発)
※以降、第2期区間欠陥工事についてはここでの更新はせず、今後こちらで掲載します。
2.17 【AGVのパクリ?】次世代電車型高速列車HEMU-400Xのデザイン案のみ発表される。
(詳細はこちら


仏AGV

最高時速400キロで運行する次世代高速列車のデザインが公開された。
国土海洋部は17日「2015年、京釜線区間に投入する計画の
次世代動力分散型高速試製車両の形及び室内デザイン試案を定めた」と明らかにした。

国家研究開発事業で推進中の次世代高速鉄道技術開発事業によって
韓国固有の躍動的感覚と世界的普遍性を具現したというのが国土部の説明だ。

デザインは韓国芸術総合学校イ・ジョンホ教授が担当した。
次世代高速列車はこれまでのKTXとは違い、動力を分散して加速・減速に優れ、
運行時間を短縮、運営効率を上げることができるのが特徴だ。

これまでのKTXは、列車の先頭と最後部車両にのみ動力装置があったが、
次世代高速列車はすべての車に動力装置がつく。また個人別乗客座席に
知能型スマートセンサーと液晶ディスプレー(LCD)モニターなどを搭載し、
列車位置などの多様な運行情報と乗務員遠隔呼び出しサービスなどを利用することができる。

最高時速400キロ、次世代高速列車デザイン試案公開
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=111493&servcode=300&sectcode=300

最高時速400q運行…次世代高速列車デザイン公開
http://economy.hankooki.com/lpage/society/200902/e2009021717031993760.htm
損害は1000億ウォン規模に!?早くも業者と公団が責任の擦り付け合い。

不良枕木再施工1000億ウォンのよう
不実工事責任おいて論難予想
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/02/18/2009021800052.html
17日、不良枕木に数百ヶ所で亀裂が生じた京釜高速鉄道(KTX)大邱〜釜山区間では、
教授と軌道専門家10人で構成された合同調査団の精密調査家始まった。
事業施行社である韓国鉄道施設公団は"来月16日まで調査して補修方法、責任素材、責任限度などを決める"と言った。

 公団はこの日"肉眼及び非破壊検査で問題が発見される枕木は入れ替って、
残りは吸収剤(スポンジ)を抜いて防水剤(グリス)を入れる"とした。
しかし軌道業界では"枕木自体が水が染みこむしかない構造なのでグリスを入れる(といった)かりそめ策では安全を保障できない"と
"軌道の工法を再び点検して全面再施工するべき"と言った。

 全面再施工する場合、追加工事費は天文学的規模に大きくなる。
資材値だけでも枕木1個当り8万5000ウォン、総額130余億ウォン(15万3000個)にもなる。
枕木を固定するコンクリート除去費用、再敷設備用、人件費などを含めれば最小500億〜600億ウォンはかかるというのが軌道業界の分析だ。
工期もやはり増えるしかなくて、施工会社は一日9500万ウォンの遅滞償還金(契約金額950億ウォンの0.1%)を問われなければならない。
今までの工期(2008年3月〜2009年2月)位に延期になる場合、317億余ウォンだ。
追加工事費用と加えれば1000億ウォンに迫る。

 公団は"枕木購買及び施工を施工会社と一括契約したので、再施工費用は施工会社に請求する"という方針だ。
 これに対し、施工会社であるサムピョE&C鰍ヘ"公団が決めてくれた業社が作った製品を納品を受けて施工したし、
設計と監理も公団が決めた業社によっただけ"といいながら、契約を根拠に責任を問うなら訴訟も辞さない
という立場だ。
監理社である滑リ国鉄道技術公社は"製品を組立てる過程などに責任があるだけで
その中に入って行く部品の製造工程までは責任所在が不明
だ。"とした。
不良製品を作ったチョノンレールワンは過ちを認めているが、
会社規模でみるとき責任を負うことができるか可否も不透明
だ。
この会社はドイツレールワン社が5000余万ウォン(持分55%)を投資してチョノン工業鰍ニ一緒に設立した有限会社だ。
【それでもケンチャナヨ】全交換ではなく補修で予定通り終わらせるニダ!

鉄道施設公団、国会緊急懸案補で

(ソウル=連合ニュース)アンヨンス記者
 韓国鉄道施設公団は17日、最近工事が進行中の大邱〜釜山間高速鉄道(KTX)2段階工事区間のコンクリート枕木で
亀裂が発生したのと関連、来る9月まで補修補強を完了する計画だと明らかにした。
 公団はこの日国会国土海洋委緊急懸案報告に先に進んで提出した「コンクリート軌道枕木亀裂現況報告」で、
"補修補強は合同調査団の補強方法によって外気温度が8℃以上になる3月に取り掛かって、来る6〜9月完了する予定"と言った。

 公団は"亀裂が発生していないあらゆる枕木も非破壊検査を施行して、異常がある枕木は全量入れ替える。"と言い、
"異常ない枕木も既存充填剤をとり除いた後、防水発砲充填材またはグリスを満たして基本的に再発を防止するようにする"と明らかにした。

 また枕木の亀裂が発生した軌道4工区について補修作業と一緒に、軌道5工区施工を同時に推進して
2010年高速鉄道開通には蹉跌がないように措置すると明らかにした。
 公団側は補修補強にかかる費用負担と関連、"枕木購買及び施工を軌道施工会社で一括契約したから、
費用は施工会社責任で再敷設などの措置を取る"と説明した。
 公団は金水参韓国工学翰林院副会長を中心に専門家合同調査団を構成、来月16日まで真相調査に出ることにした。

"不実高速鉄補修。補強9月完了"
http://news.empas.com/show.tsp/cp_yh/20090217n13631/
http://imnews.imbc.com/replay/nw1700/article/2286905_2735.html

性急な国産化等が裏目、欠陥枕木問題発覚でKTXの海外輸出計画に壊滅的ダメージ

【韓国】性急な国産化等が裏目、欠陥枕木問題発覚でKTXの海外輸出計画に壊滅的ダメージ [02/17]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1234853195/

 今回の京釜高速鉄道第2段階区間(釜山〜大邱)のうち慶州〜大邱間のコンクリート枕木
手抜き工事は、無理な工事期間短縮と設計変更、きちんとした検証なしに強行された部品
国産化作業などが欠陥をもたらした
という疑惑が提起されている。
 国土海洋部と鉄道施設公団は、慶州〜大邱以外の区間についてはグリースを入れる工法で施工すると発表した。
今回の欠陥工事により、現在輸出交渉が進行中のアメリカ、ブラジルなどとの交渉の蹉跌も不可避となった。
 今回のコンクリート枕木手抜き工事は、基本的に不良品の施工に焦点が当てられているが、
軌道業界と現場業者の間では、早期開通圧力が主な要因として作用したと分析している。

 2007年にレール締結装置入れ替え問題が論議されたことで枕木施工が数ヶ月ほど遅れた
うえ、昨年初めに国土海洋部から早期開通指示が下されたことで養生期間が短縮されると
ともに、現場敷設試験など新しい製品に対する十分な検証なしに施工されたというのだ。
 コンクリート枕木の場合、通常設計指示書上は28日(国土海洋部の指針では21日)以上の養生を経なければならないが、
実際には半分にもならない10日程度の養生を経ただけで納品されていた、と第2段階工事参加業者は証言した。
軌道業界の関係者は、「養生を十分に経ていない場合は強度が低くなる可能性があり、これによって割れ目が起きることがある」と指摘した。

 現場敷設試験については、コンクリート軌道が国内初導入であり該当製品も新製品であるため
十分な現地検証が必要であったにもかかわらず、きちんと行われていなかったという指摘
も少なくない。
国土海洋部側は、「テスト当時問題がなく、計画どおり敷設された」としている。<中略>

 同時に、無理な国産化も今回の欠陥の一因となったと指摘されている。政府はKTXの海外輸出のため、全分野にわたる国産化を進めてきた。
外国企業の部品を直輸入する代わりに、外国企業と合弁会社を作って設計変更などを通じて国産化したうえで、これを納品するよう
にしているのだ。しかし、こうした部品の場合、大部分が初めて使用されるものとなり、十分な現場敷設試験が必要であるのに、
これをきちんと実施ないで敷設することが常態化していた
、というのが現場参加企業の証言だ。<中略>

 今回の欠陥工事問題は、今後のKTX輸出にも少なからぬ影響を及ぼす見込みだ。
現在輸出交渉が論議されているのはアメリカやブラジルなどだ。アメリカについては既に参加意向書を提出済みで、
今月25日には政府と民間企業などで構成された実務団が訪問する予定だった。
鄭ジョンファン国土海洋部長官は当初、20〜24日までの中東訪問に続いてアメリカを訪問する計画だったが、取り消した。

国土海洋部の幹部クラス関係者は、「今回の事態で、韓国のKTX技術に疑問が持たれる
のは確実であり、当面海外輸出はダメな雰囲気だ」と伝えた。

▽ソース:釜山日報(韓国語)(2009-02-1710:48)
■[手抜き工事の原因と今後の見通し]工事期間短縮・無理な部品国産化が欠陥を招く
http://news20.busan.com/news/newsController.jsp?subSectionId=1010020000&newsId=20090217000106

【OINK】防水=放水。15万の枕木全部欠陥品…。

"亀裂発見されたKTX枕木15万個全部不良品"(SBSニュース)
http://news.empas.com/show.tsp/cp_sv/20090217n16646/
<8ニュース>
<アンカー>
次のニュースです。昨日(16日)、京釜高速鉄道2段階事業区間枕木3百余個で亀裂が発見されたという報道がありました。
ところがこの区間に入って行ったコンクリート枕木15万個全部が不良品というものすごい事実が確認されました
TBC徐恩珍(ソ・ウジン)記者が報道します。

<記者>
 高速鉄道線路を支えるコンクリート枕木が帯模様にぽかんと割れています。
鉄道施設公団は京釜高速鉄道2段階工事現場で現在までこういう亀裂が発生した枕木は全部で332ヶ所と明らかにしました。
 しかし、大邱-慶州96.9キロメートル区間に設置された枕木15万3千個全てがこういう亀裂の危険性を抱えているとわかりました。
全部防水剤ではなく吸水剤が入っている不良品だからです。
 コンクリート枕木に亀裂を起こした連結装置の設計図面を見れば、連結装置に入っていく充填剤は防水発泡剤で施工するようにしていました。
問題は連結装置を作った業社が図面にある防水剤を吸収剤に解釈して枕木会社に製品を納品したのです。

[ボルト納品会社関係者:「バンス」という概念も曖昧で、水を遮断するのも防水だが、水を減らすのも防水だから…。]

納品された枕木を管理監督する監理職員もまともに確認しなかったのです。

[監理職員:その人々が相応くない品物を使わないと思うことができなかったんです。]
不実工事疑惑は勿論、15万個の不良枕木が高速鉄道に敷かれる間、ただ一度の問題申し立てもない位、
工事管理監督もまともに成り立たなかったのです。

TBCソ・ウジンにだ。

【韓国】KTX欠陥枕木問題は、製造業者が設計図の「防水」を「水を減らすこと」と誤解したのが原因 [02/17]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1234942611/
2.16 【2期/それでも前倒し?】KTX2期延伸区間のレール締結工事でまたもや施工不良が発覚

KTX 2段階区間 コンクリート 枕木 330余個 割れ目…再施工 不可避
http://www.segye.com/Articles/News/Society/Article.asp?aid=20090216003976&ctg1=08&ctg2=00&subctg1=08&subctg2=00&cid=0101080800000

222ヶ所→332ヶ所に増えたw

KTX 時速 300q 走行の時レールしなって大型惨事憂慮
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/02/16/2009021600007.html

●京釜高速鉄 2段階 '大邱-釜山区間' 枕木割れ目確認
工事費 50% もっとかかるコンクリート工法初施工
設計図と違い防水材代わりに吸収材使ったから
鉄道施設公団緊急の調査…15万個全量補強

まとめ
レール締結工事関係者は

監理:韓国鉄道技術公社

発注:韓国鉄道施設公団

独枕木メーカー(レールワン社):欠陥のない製品仕様を作成
韓独合弁企業(チョノン社とレールワンの合弁):チョノン社は高速鉄道での参入実績なし。
下請け(韓国企業)が納入したボルトが吸水性充填剤を使っていたが、経験不足で検査漏れ。
英の締結装置メーカー:仕様通りの商品を出荷(ただし、300km/h級高速鉄道での納入実績なし)


韓施工企業:サムピョE&C(kr)
→ボルトを装填
→防水発泡充填剤を間違えて吸水性充填剤で使用。
→ボルトカバー内に染み込んだ雨水を吸収し、装填剤凍結・体積膨張
→ボルトカバーを突き破って、コンクリにも亀裂

*コンクリート枕木(図のライトグレー)
高速鉄道工事区間で割れ目が発生したコンクリート枕木はレールを支える核心部品だ。
横の長さ 250。9p×縦 28。1p×高さ 18。5pの大きさだ。写真で見れば長さが短く見えるのに、
中間の所まですべて打って横長さを計算すると言う。
独レールワンのRheda2000スラブ軌道用。
レールワンの韓国合弁法人[チョノン・レールワン]が生産。


*締結装置(図のブラウン)
レールと枕木を連結する装置。
英パンドロール社製。韓国法人のパンドロールコリアが納入。

*ボルト(図のグレー)とボルトカバー(図のオレンジ)
チョノン・レールワン社製
締結装置と枕木を連結する棒。木ねじのような役目をする。
カバーはプラスチック。

*充填材(図の赤)
ボルト下の部分に雨水が染みこむことができないように空間を満たす材料。
防水・発砲成分または承認された半固体潤滑油である圧縮グリスが使われて雨水が上から染みこむことができないようにする。
※撥水性ではなく吸水性の製品が使われてしまった。


去る12日午前、慶北永川(ヨンチョン)市大昌面(テチャンミョン)新光里(シングヮンニ)-北安面(プガンミョン)堂里(タンリ)5580m 区間の京釜高速鉄道工事現場。
レール設置を基準で大きく大邱-蔚山(4工区)・蔚山-釜山(5工区)の2個工区で分けられた、2段階事業区間のうち一所(4工区)だ。
こちらは2007年10月上下線レール工事を全て終えた。しかし現場工事区間の中で 300余mを見回した結果、
設置されたコンクリート枕木(横250.9p×縦28.1p×高さ18.5p)中、10あまりの所で長さ 20-30pほどの割れ目が
帯模様に入っていることが肉眼にもはっきりわかった。

 韓国鉄道施設公団は先月 29日から去る 4日まで、事業が進行された全区間にわたって該当の品目に対する全数調査をして
補強方案を用意するなどの収拾に乗り出した。公団によれば現在 96.9qにかけてレールが敷かれたし設置された
15万5000個の枕木の中でこのような現象を見せる所は全部で 222ヶ所(約 0.15%)だ。

◆高速鉄安全運行割る核心部品

 レール設置作業には高速列車タイヤと直接触れ合う鉄筋レール、その下に敷かれるコンクリート枕木、
レールと枕木を連結してくれる締結装置(※=ボルト)など大きく3種部品が使われる。
 このうちレール下に 65p間隔で一定するように敷かれる枕木は、高速列車走行時レールが日程間隔を維持するようにして
レールに加えられる力を分散して曲がる現象を防止する。高速鉄安全運行可否を区分する核心部品であることだ。
全長 124.2q、レール延長(上・下り線含) 254.2qに達する大邱-釜山高速鉄道区間には全部で 35万8000余個の枕木が使われる予定だ。
 レールと枕木を含んだ '軌道' 種類は二つで、バラストで満たす 'バラスト軌道'とコンクリートで満たす 'コンクリート軌道'に分けられる。
バラスト軌道は相対的に工事費が低く工期が短くて割れ目など枕木に問題が発生する場合、維持・補修が易しいという長所がある一方、
枕木下端とバラストが付いていなくて列車運行が繰り返されれば荷重の影響で枕木が上下・左右によれてレールが曲がることができるという短所がある。
現在全国大部分の鉄道、ソウル-大邱の間高速鉄道の中で一部区間を除いて全部でバラスト軌道が敷かれた。
 コンクリート軌道は枕木がすぐ下部のコンクリートに堅たく固定されるので、列車走行時レールのよれる場合がほとんど発生しない。
高速鉄道が発達したドイツを含めて高速列車導入を推進中の大部分国家がこの方式を好む。
国内でコンクリート軌道工法で軌道全体を作ることは今回の大邱-釜山間の高速鉄道が初めてだ。
この方式はバラスト軌道に比べて 50%ほど工事費がもっと入って、工期が長くて枕木に問題が発生すれば、維持・補修が大変だという短所がある。
匿名を要求した鉄道分野関係者は "コンクリート軌道は枕木に割れ目などの問題が発生すれば周辺部を取り外して補修しなければならないから設置段階からまともにできた製品を使わなければならない"と言った。


◆枕木 15万あまりのもの全量補強作業

 枕木設計はドイツ業社レールワン(RAIL.ONE)社がしたし、
枕木の生産・供給はレールワン社の韓国合弁会社チョノンレールワン、
締結装置はパンドロ−ル(PANDROL UK・イギリス)の韓国現地法人であるパンドロールコリア、施工はサムピョ E&C
現場監理は滑リ国鉄道技術公社がそれぞれ引き受けている。
(ようするに仕様=欧、設計=欧、生産・施工=韓)
 公団は全数調査開始直後の先月 29日、高速鉄道技術先及び品質環境処関係者、チョンウォンレールワン、
サムピョ E&C、韓国鉄道技術公社とともに対策会議を持った。
 会議の結果、割れ目発生はコンクリート枕木内部に設置された '枕木と締結装置を連結する部品'である
埋込栓(=ボルト、以下ボルトと変換)から始まったことと暫定推定された。
 李東湖(イ・ドンホ)韓国鉄道施設公団嶺南本部レールチーム長は "ボルトに雨水などが染みこんだし、
気温が落ちながら内部にたまっていた水が凍って部品の体積が膨脹、周辺コンクリートを持ち上げることで枕木に亀裂が入ったようだ"と言った。
公団は去る 4日まで割れ目が見えない残り15万余本の枕木に対して割れ目発生可否を確認する全数調査をしたし、
追加で割れ目が発生した所を見つけることができなかったと明らかにした。

 しかし本紙取材結果今回割れ目が出た枕木内部のボルトは、最初の枕木設計図面と違うように製作されたことと明かされた。
施設公団によれば、枕木設計図面にはボルト内部に水が染みこむことを阻む圧縮グリス・防水発砲充填材などのような防水物質が入って行くことになっているが、
今回割れ目が出た枕木に使われたボルトには反対に、水を吸いこむ充填材が使われたのだ。
現在施設公団はこのように設計と違うように生産された枕木個数がいくつなのかは明らかにしていない。
 公団は残り 15万余枕木全部に対して防水などの機能を持つ圧縮グリスを入れる後続対策を検討することと知られたし、
もう割れ目が出た枕木に対しては割れ目が出た部位のみを補修するとか取り外して直す方法を検討している。
 李東湖チーム長は "設計図と違うように製作された枕木がいくつなのか現在明かされなかった"と
"工事過程全般に対しての調査をしているし、工事日程には蹉跌がないようにする"と言った。
公団はドイツレールワン関係者も今月の中で呼んで後続対策を論議する計画だ。

◆徹底的な後続対策用意すると

 鉄道分野専門家たちは今回割れ目事故が高速鉄道開通以後に再び発生しないように工事段階から
徹底的な補強対策を用意しなければならないと口をそろえて言った。
匿名を要求した鉄道分野関係者は "枕木は時速 300q 以上に走る高速列車の速度と重さを支える重要施設なので、
事業が進行された全区間に対して安全可否を計算する見直しが必要だ"と言った。


"内部で割れ目進行可能性…取り外してすべて入れ替るべき"
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/02/16/2009021600008.html
●鉄道専門家チョン・ギョンヒ韓国鉄道大教授インタビュー
"亀裂箇所だけ再修理の時はかえってもっと大きくなることもある"

鄭京姫(チョン・ギョンヒ/62)韓国鉄道大学 鉄道施設土木課教授は大邱~釜山間高速鉄道工事現場で発生した枕木割れ目に対し、
"再発防止を約束する根本的な措置なく高速鉄道開通が成り立ったら、今後大型安全事故が発生する可能性を排除できない"と警告した.
鄭教授は現在韓国鉄道大学で軌道工学を教えている該当分野の国内専門家だ。

―原因を何と見るか?

"コンクリート枕木製作過程に(割れ目原因を)求められるようだ。
コンクリート配合がまともに成り立たなかったとか、防水役目をまともにできない物質が入って行った
規格未達の枕木が工事に使われ
れば、内部染みた水が凍って体積が膨脹しながら枕木にたやすく亀裂が入る。"

―どうな措置が必要なのか?

"取り外して全面入れ替るのが最も望ましい。割れ目が入った所だけコンクリートで再縫合する弥縫策にとどまったら
割れ目がまた繰り返されるとか、むしろもっと大きくなることもある。また防水のためにグリースを入れるのは根本対策にならない。

―コンクリート軌道は枕木補修が難しいというのに。
"バラスト軌道の場合、問題が発生した枕木周辺の砂利を掘りだして枕木を持ち出して手入れをすればどうにかなるが,
コンクリート軌道は下部がコンクリートで堅たく固定されてあって補修手続きが難しい。
だから、工事段階から規格に当たる製品を使うのが重要だ."

―取材結果、防水性のない中間材料(ボルト充填材)が全区間に使われた可能性がある。

"枕木に誤った材料が入って行ったら、割れ目が出た部分のみをよく見る方式ではなく、
事業区間全般について綿密な検討が必要だ.
雨水が枕木に染みこんだら割れ目が外で現われなくても内部で進行されている可能性もあるだからだ."


京釜高速鉄大邱-釜山区間枕木割れ目発見
国土部調査団派遣…再施工決定時2段階区間開通蹉跌
http://www.cbs.co.kr/nocut/show.asp?idx=1066193
2.13 【2期】国内最長釜山金井トンネル貫通式で停電事故【フラグ?】
http://photo.chosun.com/site/data/html_dir/2009/02/13/2009021300707.html?Dep0=chosunmain&Dep1=multimedia&Dep2=photo&Dep3=photo01

▲ 13日、国内のトンネルの中で最も長い京釜高速鉄道の第2段階区間の
釜山金井トンネル貫通記念式典の場での停電事故が発生し、
暗闇の天池にビェオンハジャ車がヘッドライトをつけている。
金井トンネル(長さ20.3 q )は、既存の国内で最も長いKTX黄学トンネル( 10 q )の2倍、
最も長い橋梁の西海大橋( 7.3km )の3倍にのぼる。

[釜山]金井トンネル貫通式停電…国際的恥さらし,火薬の臭いで苦痛..
13日金井トンネル貫通式行事中停電発生
http://gj.cnbnews.com/category/read.html?bcode=68757
2.10 【2期】KTX釜山延伸開業、東北新幹線新青森(2011年3月→2010年12月)に対抗して?数ヶ月前倒しへ。
(※当初の釜山延伸開業は2010年末完工、2011年開業予定)
KTX釜山~大邱区間来年11月前後繰り上げて開通
http://www.cbs.co.kr/nocut/show.asp?idx=1060037

 京釜高速鉄道衿井トンネルが来る13日抜ける中に京釜高速鉄2段階釜山~大邱区間の開通が
一-二月繰り上げられて来年11月を前後して成り立つように見える.
 国内で一番長いトンネルである釜山衿井トンネル(20.3q)貫通で京釜高速鉄2段階区間の開通に関心が集まっている.
 韓国鉄道施設公団は最初来る2011年1月から釜山~大邱区間を完全に開通して運行に入って行く計画だった.
しかし,これを数ヶ月繰り上げて来年11月を前後して開通する方案を国土海洋部と協議していることと知られた.
 これによって工事がまともに進行されて試験運転に問題がなければ完工を繰り上げて開通するように見える.

 公団側は来年8月信号・通信工事を最後に工事をすべて終わらせた後、9月から試験運転に入って行くという計画だが
このように手続きが早くなる可能性がある.
京釜高速鉄2段階は現在露盤工事の場合94%の工事率を見せているし,工事率34%である軌道は今年の末87%まで引き上げる計画だ.
 2段階が開通すると現在2時間40分かかる釜山~ソウル区間は2時間10分位に30余分短縮される.
しかしこれは慶州と蔚山停車を勘案しないことであるだけにKTXの停車可否によって時間がもうちょっとかかることができる.
KTX料金引き上げは不可避であることと見込まれる.
1.21 KTX昨年の乗客数は微増

 国土海洋部は去年KTXを利用した乗客が総計3802万人で、2007年に比べ1.9%増加したと21日明らかにした。
 1日平均利用客数は2005年8万9000人から去年10万3800人で3年で16.7%増加した。
セマウル号と無窮花号,通勤列車など一般鉄道は2007年に比べ2.4%増加した
一日平均20万5000人が利用した。
 国土部は"セマウル号と無窮花号利用客が増加したのは2001年以後7年ぶり"だと言いながら
"去年下半期セマウル号と無窮花号最低運賃をそれぞれ7500ウォン、3200ウォンから
4700ウォン、2500ウォンに下ったうえに高油価が重なりながら乗客数が増えた"と説明した。
一方首都圏電車利用客も前年に比べ1.7%増えて一日平均894万人が利用したのがわかった。

KTX一日利用客10万名突破
http://pr.hankyung.com/newsRead.php?md=A01&tm=1&no=383704
1.14 2ch【KTX】 韓国型高速鉄道KTX-II、北米大陸を走るか〜米国オバマ新政府の鉄道事業に参加[01/14]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1232026135/
1.11 2007年KTX利用者数100億人キロ達成 2009年01月11日[09:00]
http://newswire.ytn.co.kr/newsRead.php?md=A01&tm=1&no=381332
 コレイル(社長職務代行シムヒョックユン)はUIC(世界鉄道連盟)統計資料を引用、
去る2007年度KTX利用者数が100億人キロ(passenger-kilometer)を果たして
日本、フランス、ドイツに引き継いで世界4位を記録したと11日明らかにした。
 UICは毎年High Speed Train(通常200q以上速度を出す列車)運営国を対象に輸送距離要因を補った
指標である人キロメートルの旅客輸送人数を指標に主要国家別列車輸送量統計を集計・発表している。
 最近UICで発刊した<2007年国家別旅客輸送統計(High Speed Traffic)>によれば、
コレイルが高速鉄道導入後発国家にも関わらず開通3年(2007年基準)ぶりに100億人キロを突破する
快挙をおさめたと明らかにした。この外にも、UIC統計資料によれば、世界最初高速鉄道運営国である
日本が790億人キロで1位を、フランスとドイツがそれぞれ480億人キロと210億人キロでその後を引き継いだ。

 今度KTX利用客100億人キロ達成は、年間3700万名の乗客が平均268kmを旅行したという意味だ。
3700万名は18台地方選挙有権者数に立ち並ぶ数値で、我が国大人なら、
ソウル〜キムチョン区間(253.8q)を1年に最小限1回以上KTXを利用したことになる。
これはKTXが安全性と運送效率を基盤で大韓民国の代表的な移動手段になったことを示唆する。
 ユ・フィボックコレイル国際鉄道チーム長は“高速鉄道開通で大韓民国の交通指導が新しく描かれており、
高速鉄道2段階事業が完了する2010年にはKTXがより早くて便利な交通で位置づける”と言った。
また、ユチーム長は“我が国高速鉄道運営ノウハウが海外鉄道市場進出にも肯定的な役目を果たす“と付け加えた。
 一方、コレイルは去年(2008年)8月20日開通4年4ヶ月ぶりにKTX利用客1億5千万人を突破した。
この数値は国民が3回以上KTXを弾つもりで、KTXが走った総運行距離は8766万km、地球まわり(4万km)を2,190周する距離だ。

http://jr-central.jp/ir/annualreport/_pdf/annualreport2008-07.pdf
ttp://toukei.mlit.go.jp/10/annual/index.pdf

JR(日)794億人キロ
 *東海道465.4億人キロ
 *山陽 159.3億人キロ
 *東北 142.8億人キロ
 *上越 48.1億人キロ
 *長野 8.3億人キロ
 (*JR東合計199.2億人キロ。秋田山形は不明。一応在来線だし対象外?)
 *九州 4.3億人キロ
SNCF(仏)480億人キロ(北・南東・地中海・東・ローヌ線など)
DB(独)219億人キロ(ラインマイン、ハノーバー〜ビュルツブルク、マンハイム〜シュツットガルト線など)
Korail(韓)100億人キロ(京釜・湖南線)
FS spa(伊)87億人キロ(ディレティッシマ経由のユーロスター?)
SJ(瑞典)28億人キロ
RENFE(西)38億人キロ
他欧州(白SNCB・芬VR・瑞SNB+SBB・チェコCD・葡CP)36億人キロ

THSRC(台):35億人キロ(2007)→66億人キロ(2008)
http://www.motc.gov.tw/motchypage/monthly_report/c2080.xls
http://www.thsrc.com.tw/tw/about/news/news_content.asp?id=367