最高600万円の高級携帯電話を販売するノキア(フィンランド)の日本1号店「ヴァーチュ銀座フラッグシップストア」が19日、東京・銀座に開店した。値が張るため高級ブランドの開店につきものの行列こそできなかったが、客足は順調。ノキアは「初日から端末が売れた」と話している。
男性的デザインや富裕層向けというコンセプトもあって来店客の9割強が男性で、特に40代後半から50代が目立った。横浜市から来た経営者は「きょうは買わなかったが興味があったので」と購入に意欲的。「話の種に」と店外から写真を撮る姿も散見された。
同店は延べ床面積329平方メートルと直営店で世界最大。2シリーズ15機種(67万円から)を販売する。使用料は月5万2500円。
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