2009年2月10日
携帯電話 有害情報から子どもを守ろう

携帯電話の有害情報から子どもを守ろうと、地域で青少年の健全育成活動をしているボランティアなどを対象にした研修会が開かれました。10日はノンフィクション作家の柳田邦男さんが基調講演し、一方的な発信で自己中心的になることやバーチャルと現実の境界があいまいになることなど、発達段階の子どもが携帯電話を使う問題点をあげました。その上で、「ただダメというのでなく、携帯に代わる感動体験が必要。本の読み聞かせが良い」と指摘しました。また、内閣教育再生懇談会、PTA、携帯電話会社の代表によるパネルディスカッションも行われ、「本当に必要なのか話し合うべき」「危険性とマナーを教えることが大切。子どもの成長に合わせたフィルタリングを作ってほしい」などといった意見が交わされました。