岡山放送局

2009年2月22日 19時36分更新

子どもとの接し方を学ぶ


NHKが放送している中学生の日常を描いたドラマ「中学生日記」の制作を担当しているプロデューサーが倉敷市で子どもとの接し方をテーマに講演しました。

この講演会は倉敷警察署が倉敷市内の保護者や教師を対象に開いたもので、NHK名古屋放送局で「中学生日記」の制作を担当している田熊邦光チーフプロデューサーが子どもとの接し方をテーマに講演しました。

「中学生日記」は、出演している子どもをすべて一般からの公募で選んでいて、田熊プロデューサーは毎年、1000人の中学生と面接しています。

講演のなかで田熊プロデューサーは、「面接を通して、最近の中学生は1人になるのを怖がるあまり、友達のグループと常にいっしょにいたがったり、家に帰っても友達にメールを出し続けたりする傾向があることを知った」と話しました。

そのうえで「大人が子どもたちに対し、1人になったときは図書館に通うなどさまざまな時間の使い方があることを示し、孤独を恐れる必要がないことを教えていく必要がある」と話しました。