伊豆市は4月から、妊婦に「出産準備金」として一律3万円を支給する。
伊豆赤十字病院(伊豆市小立野)の産婦人科が、常勤医師2人を確保できないため、3月から休診することへの対応策。市外の産婦人科に通う際にかかる経済的負担を軽くするのが狙いで、交通費や宿泊費などに充ててもらう。母子手帳を受ける妊娠22週目以降の女性に支給する。従来の出産祝金(第2子2万円、第3子以上5万円)は継続する。
市は09年度予算案に妊婦220人分の出産準備金660万円を計上した。【安味伸一】
毎日新聞 2009年2月21日 地方版