EUは中東欧への経済支援を強化すべき─世銀総裁=FT紙

2009年 02月 19日 16:01 JST
 
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 [ロンドン 19日 ロイター] 19日付の英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)によると、世界銀行のゼーリック総裁は、欧州連合(EU)は中東欧諸国に対する経済支援を強化し、同地域を支援する国際的な取り組みを主導すべきだと訴えた。

 総裁は同紙とのインタビューで、中東欧諸国について「欧州各国からの支援が必要だ」と指摘。また、1989年に中東欧で社会主義体制が崩壊して今年で20年になることに触れ、「欧州の再分裂を許すことになれば悲劇だ」と語った。

 通貨ユーロは18日、3カ月ぶりの低水準に下落。欧州新興国の景気減速による悪影響が欧州の主要国にも広がるとの懸念から、欧州の銀行株に対する売り圧力が一段と高まっている。 

 業績が悪化している先進国の銀行は東欧における事業を縮小し、本国市場に事業を集中させている。こうしたなか、ブラウン英首相は18日、貿易や雇用に対する過度の影響を防ぐための国際的な対応を呼び掛けた。

 ゼーリック総裁はFT紙に対し、世銀は国際通貨基金(IMF)など国際機関と協力して中東欧の支援に取り組んでいるが、EUからのさらなる支援が必要だと述べた。

 
 

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