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オバマ大統領らの肖像入り印鑑 |
千歳市北斗の光案創業(大寺勉社長)が、オバマ米大統領とミシェル夫人、シーファー前駐日大使の肖像入り「くびふりハイブリット機能印鑑」を作った。近く、米国国務省を通じてオバマ夫妻に、在札幌米国総領事館経由でシーファー前駐日大使に届けられる。
大寺社長(63)は昨年も北海道洞爺湖サミットに参加する各国首脳の肖像入り印鑑を作り、それぞれ本人に寄贈。ブッシュ前大統領らから礼状を受け取っている。
印鑑は大寺社長が特許を持つ陰影が鮮明に写るよう軸と先端をゴムでつないだ「首振り式」。文字のほか肖像が入り、首振り機能を備えた複合型であることから「ハイブリット―」と名付けた。
直径15ミリ、長さ6センチ。肖像は、田村印舗(岩見沢市)などの協力を得て顔写真をデータ化し、機械で彫り込んでいる。大寺社長は「顔が入ることで親近感がわく。千歳発で、世界のサイン文化に刺激を与えられれば」と話している。