Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.1 ) |
- 日時: 2007/01/13 02:12
- 名前: リー
- こんにちは、綾崎ハヤテです。
僕は今、三千院家の自家用機に乗っています。
三千院家の別荘へとフライト中です。
周囲を見渡してみると、まず僕の右隣でお嬢様が座っています。
そしてちょっと離れたところにワタル君とサキさんが並んで座っています。
反対側を向くと、ヒナギクさんと西沢さんが並んで座っています。
ヒナギクさんは爆睡中のようです。
話しかけても起きません。起きたくないそうです。
そして、マリアさんがやってきて言います。
「皆さん、間もなく到着ですよ」
と言っても、実は僕以外睡眠中、ヒナギクさんに限った事じゃなかったんですね。
何故ならちょっとしたトラブルで出発時間が遅れてしまい、その後も色々ありまして。
結局、目的地に明け方着くように出発したので、出発は夜中だったんですよ。
このときの色々については省略させてもらいますね。
そして今回の目的地の島の別荘を見てみようとなんとか窓を覗いてみます。
「うわ…」
思わず声が出てしまいます。
別荘と言うより城じゃないですか? 凄い大きいですよ。
「マリアさん…この別荘って三千院家の中ではどのくらいのサイズなんですか?」
「そうですね…真ん中より少し小さい、くらいだそうですよ」
これでも平均に届かないそうです。
もう三千院家の財力については考えるのをやめてしまったカーズ状態にならせてもらいます。
僕たちは目的の島に降り立ちました。
皆さんも目を覚まし、別荘へと歩いていきました。
そして到着です。
別荘の中はキレイでした。保存状態がすばらしいですね。
しばらく来てなかったそうなので掃除のしがいがあるかと思ってたんですが…ちょっと残念です。
とりあえずは荷物の整理なりその他諸々のやるべきことを全員で行うことにします。
「あ、そういえば、今回は他のお客様も来る事になってるんですよ」
「他のお客様…?」
「はい、時間的にはちょうど今くらいかと」
僕たちと一緒に来ない他のお客様と言う事は恐らく知らない方ですね。
「なあ」
これはワタル君です。
「どうしたんですか? ワタル君」
「さっき…10分前くらいか? あのボート来たぞ」
そう言いながら窓の外を指します。
確かにボートらしきものがありますね。
……ということは、お客様はもうこの島に到着していると言う事じゃないですか!
こうしてはいられません。
お出迎えしなくては!
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.2 ) |
- 日時: 2007/01/13 16:06
- 名前: ライモ
- まぁそりゃあ私が最初に感想するべきですよねぇ多分w
どうも〜ライモです。まず謝ります。スイマセンでした!
首を長くして待つと同時に怯えてもいましたがついに孤島クロス小説開始ですか! 怯える理由はもちろん力量の差を思い知らされるからです・・・。 まぁこれでハルヒクロス小説がブームになったらレベルが一番低くても最初にやった人という形で私の名が残るからいいかw まだ始まったばかりなので小説にコメントは出来ませんが 孤島でクロス小説するって凄いですよね〜。私には絶対無理です。 野球なら2つの方向から会わして戦わすだけでいいですけどこれだと自分で話作らなきゃいけないですし。
では私も元祖として頑張るのでお互いに頑張りましょう!
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.3 ) |
- 日時: 2007/01/13 23:11
- 名前: リー
- >ライモさん
僕のレベルが高いわけでもない上にライモさんの小説面白いのに、ライモさんにそんな謙遜されて僕が持ち上げられると、追い詰められてしまいますw 結局この作品も基本的にハルヒの孤島症候群でやっていたのと同じ事をハヤテメンバーを加えてやるってだけですからねぇ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「………………」
俺は完全に言葉を失っていた。
初めて黒船を見た江戸時代の人々も似たような気持ちだったんじゃないだろうか。
なんだこれは?
これは屋敷なんてシロモノじゃない。城だ。
そして俺達は今そこへ向かっている。
今俺の近くにいるのは、ハルヒ、長門、朝比奈さんの三人。
古泉はここまでボートで連れてきてくれた、えーと…クラウスさん…だっけ?
とりあえずその人がボートの整備とかをする手伝いをするようなので置いてきた。
もしかしてあの二人がグルで、何か仕込みをやってるんだろうか。
とはいえ、クラウスさんは忙しいからすぐに自家用機で帰るって言ってたから…機関の人間じゃないのか?
本当に機関は無関係なんだろうか。
ってか自家用機…か。さっきは信じられなかったがこの屋敷を見てしまってはそう簡単に嘘だとは言えないな。
そんな事を考えてるうちに屋敷入口に到着した。
周りに妙な石像がたくさんある。
近づくと動き出していきなり襲い掛かってくるんじゃないだろうな。
「何コレ、変なの」
とか言いつつ、ハルヒは凄く楽しそうに石像を観察したりその勢いで屋敷の裏側を見に行ったりしている。
こんな事で楽しめるお前が羨ましいよ。
さて、ハルヒは遊んでいて古泉はまだ追いついていない。
となると、この屋敷の主に到着を知らせるのは必然的に俺になりそうだ。
とりあえず俺はチャイムなどを探し…見つけた。
それを押そうとドアに近づいた時だった。
「危険」
「は?………がはっ!」
長門に何か言われ、振り返った瞬間屋敷のドアが勢いよく開き俺の後頭部にクリティカルヒットを叩き込んだ。
何故、このドアはジャパニーズ方式ドアなんだ…。
内側に開くドアか引き戸ならこんな目には会わなかった。
「あははっ! 何やってんのよバカねー!」
くそ、ハルヒめ…。非があるのは俺じゃなくドアを開けたやつだろ。
「キョン君、大丈夫?」
心配してくれてありがとうございます朝比奈さん、俺なら大丈夫ですよ。
とはいえ、コレはかなりのダメージだ。
「いってーな、この野郎!」
「ああ! すいません! 大丈夫でしたか!?」
屋敷の方から声がした。恐らくドアを開けた張本人だろう。
聞いた限りでは声の主は俺達と同い年くらいの男。
だが妙に女々しい雰囲気を感じさせる声だった。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.4 ) |
- 日時: 2007/01/14 21:42
- 名前: リー
- 振り返りドアの方を向くとそこにいたのは予想通り俺達と同年代と思われる男子。
で、問題はその服装なわけだが…。
リクルートスーツ? いや、と言うよりはあれだ、執事服。
なんだ? こんな午前中から仮装パーティか?
「すいません、慌ててしまいまして…大丈夫ですか?」
「あ、ああ…平気だ」
実のところあまり平気とは言えない痛みがいまだにはしっているのだが、一々文句を言うわけにもいくまい。
彼に悪気があったとは到底思えないし、罪悪感からか朝比奈さんの様に縮こまっている。
まず、悪い印象は受けない。
「あ、あなた方が来ると言っていたお客様ですね?」
「そうそう。それにしてもここ凄く広いわよね〜。どんくらいあるの?」
「あ…僕は今回初めて来たので、まだよくは分からないんです」
「あ、そうなの」
おい、いくら同い年位だからって初対面の相手にそんな馴れ馴れしく絡むな。
「…あっ! すいません、申し遅れました。僕は、ここの三千院家で執事をやっている綾崎ハヤテと言います」
執事…?
仮装じゃなくてか?
それも高校生が、か?
とはいえ彼は嘘をつくような人間じゃなさそうだしな…。
そしてハルヒはそんな疑問は微塵も持たない。
「へ〜、執事なの。よろしくね! あたし、涼宮ハルヒ。んで向こうから有希にみくるちゃんにキョン。あと、もう一人、古泉君ってのがいるんだけど…」
「お待たせしました」
随分ちょうどいいタイミングだな。
狙ってたんじゃないだろうな。
「あっ、それでこの人が古泉君。よろしくね!」
「はい、よろしくお願いします、皆さん。えーと…僕たちもまだ到着したばかりでゴタゴタしてるんですが、とりあえず…中に上がってください」
そう言って彼…綾崎君は俺達を屋敷内へ導いた。
綾崎君は常に0円スマイルを貼り付けていた。
と言っても何か裏がありそうで結局何も無い嫌味な古泉のスマイルや、何かを悪巧み思いついた時のハルヒの不敵なスマイルとも違う。
全く相手に嫌な思いをさせない、と言っても愛想笑いでもなく、素の笑顔で俺達を案内していた。
かなり出来た高校生だ。
綾崎君の爪の垢を煎じたお茶をハルヒに飲ませてやりたいくらいだ。
後で綾崎君と朝比奈さんに頼んで淹れてもらうか。
「それでは…少しこのあたりで待っていてください。準備が出来次第ご案内します」
そう言って綾崎君は俺たちを応接間らしき場所に残して駆けていった。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.5 ) |
- 日時: 2007/01/15 22:21
- 名前: リー
- キョン視点とハヤテ視点の時では書きやすさが全然違います。
キョン視点が格段に書きやすいです。普段から書いてるからでしょうか。 というかキョンが簡単というかハヤテが難しい…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いきなりお客様の後頭部にクリティカルヒットを叩き込んでしまいました。
これは大失態です。
なんとか汚名返上しなければ!
とりあえずお客様をいつまでも待たせるわけにもいかないので、まずはマリアさんに報告です。
「マリアさん、お客様が到着しましたけど、部屋とかはどうしましょうか?」
「あ、ハヤテ君、ご苦労様です。ここの見取り図がありましたので、ここの部屋に案内してくれます?」
そう言われて見取り図を渡されました。
………………広。
改めて言わせてください。物凄く広いです。
ですが複雑ってわけではないですね。
どちらかと言えば単調な作りになってます。地図無しだと無限ループにハマった錯覚に陥りそうです。
とりあえず渡された見取り図の印が付けられてる場所が今マリアさんが言ったところのようですね。
まずは道順、というか現在位置から確認します。
えーと………そこまで歩きはしませんね。まあ、この人数でこの屋敷全てを使えるわけないですし。
この部屋数を見ると…この二階の部屋郡が全員の寝室になりそうですね。
さて…確認が出来たならお客様を待たせる時間を少しでも短くするため、応接室にダッシュです。
「お待たせしました」
応接室にはお客様五名が待っていました。
「おっ、お部屋ご案内〜♪、ってこと?」
「はい、ついてきて下さい」
そう言って全員がついてきているのを確認しつつ、見取り図を見ながら歩き始めました。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.6 ) |
- 日時: 2007/01/16 21:46
- 名前: リー
- 「なあ、長門」
俺は周りには聞こえない程度の声で長門に話しかけた。
ハルヒは最前線で綾崎君が持ってる見取り図らしきものを見て興奮してるし、朝比奈さんは常にキョロキョロ、古泉は…まあいい。
そして俺に話しかけられた長門は歩みを止めず進行方向を見たままだが、数ミクロンほど顔を上げた気がした。
多分俺の話を聞いてくれているんだろう。
「今回、古泉の機関とか…そういう何かは関ってたりするのか?」
「ない」
長門が嘘をつくとは思えない。
長門が無いと言ってるんだから無いんだろう。
しかし、それでも一応確認しておきたくなるのは人間の性というやつであり、
「マジか?」
「マジ」
本当に関ってないのか…驚きだ。
つまりこの屋敷にいるのは俺達五人と、俺と同じく謎的要素ナシの綾崎君の知り合いのみで構成された集団なわけだ。
それともう一つ。
長門が『マジ』という単語を使ったことに驚きだ。
友人同士の会話で『マジか?』に対して面白半分に『マジ』という返答は結構普通だ。朝比奈さんだって言うだろう。
しかしさすがに長門にこの単語を使うとは思わなかった。
やはり長門は普通の人間らしく変わってきているんだろうか。
長門の感情とかが完全に表に表れるようになったらどんなやつになるんだろうか。
去年の十二月の一件の時みたいな、照れ屋で読書好きな性格になるんだろうか。
…………イカンイカン。俺はあっちの世界では無くこっちの世界を選んだんだ。
それは今のままのコイツらと一緒にいたかったから。
長門はいつまでも今の長門でいてくれればそれでいい。
ま、ハルヒみたいなるのだけは勘弁してもらいたいところだが。
そんな事を考えてるうちに俺達は部屋に案内された。
「ここの廊下に面した部屋の好きなところを使用してください。あ、それと、もう少ししたら昼食なので呼びに参ります」
それだけ言って綾崎君は元来た階段を下りていった。
「部屋、どうしよっか?」
別にどうでもいい。さっさと決めちまおうぜ。
「じゃあ…これで」
長ハ朝 = キ古
分かるよな?
俺達の頭の一文字を取って表してるだけだ。
それと右の『=』は階段がある方を示している。
こんなすぐの位置に階段は無いが、朝比奈さんの部屋と古泉の部屋の所から階段までに部屋は無い。
「それじゃ、とりあえずすぐに昼食みたいだから、それまでは各自自由ってことで!」
そう言ってハルヒは自分の部屋に入りドアを閉めた。
俺も部屋に入ろう。
いつまでも荷物を持ちっぱなしというのは疲れるからな。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.7 ) |
- 日時: 2007/02/09 23:29
- 名前: ナギナギオ
- はじめましてこんばんは、ナギナギオです。
いつも楽しく読ませてもらっています。 それで少し気になったのですが、キョンが 「去年の十二月の一件の時みたいな、照れ屋で読書好きな性格になるんだろうか。 …………イカンイカン。俺はあっちの世界では無くこっちの世界を選んだんだ。 それは今のままのコイツらと一緒にいたかったから。 長門はいつまでも今の長門でいてくれればそれでいい。」 といっていますが、陰謀の111ページで 「おかしくなって世界を戻したことに後悔はない。だが、少しは未練も残っているんだ」 や 「あの控えめな微笑をもう一度見たかった。 それがこの世界でありえることなら、ぜひそのほうがいいのさ。」 と、言っています。少し矛盾しているような気がするのですがどうでしょうか。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.8 ) |
- 日時: 2007/01/17 01:35
- 名前: リー
- >ナギナギオさん
おっと…そんな文もありましたっけ。 ここ数週間『退屈』〜『憤慨』を友達に貸していて今日やっと『退屈』と『消失』を返してもらったんで、その辺は確認不可でしたね。 そこは別に長門に限定したセリフってわけでもないですし、今の長門の方が良いと断言してるわけでもないですし…。 キョンも微笑が見たかったとも今までの長門が好きだとか色々言ってますから…どうしたもんですかね…。 『いや…そうなるならなったで止めはしないが…』とでも付け足しておきましょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「お客様を部屋に案内してきました」
やっぱりまずはマリアさんに報告です。
「お疲れ様、ハヤテ君。昼食は大体できてますよ」
と言う事はもうすぐ再びあのお客様の所へ行く必要があるわけですね。
「お嬢様たちはどうしてますか?」
「そっちの部屋にいると思いますよ」
マリアさんが指し示してくれた部屋を覗いてみます。
まず目に入ったのが、お嬢様とワタル君が何か言い争いをしているようです。
そしてサキさんがなだめています。
この光景は既に慣れています。いつものことです。
ヒナギクさんと西沢さんは、何か話をしているようですね。
西沢さんのテンションが凄い高いように見えますからきっとこれから何をしようか、とか話してるんでしょう。
「ハヤテ君、昼食の配膳、手伝ってもらえますか?」
「あ、もちろんです」
そうですね、皆さんの観察という悪趣味なことより、こういうお手伝いをしっかりするべきでした。
一通り配膳を終えました。
「それじゃ、僕はお客様を呼んできますね」
「ええ、お願いします、ハヤテ君」
というわけで、僕は再び二階の部屋郡にダッシュで向かいます。
多分、この昼食で全員が顔をあわせることになります。
ちょっと楽しみな気もします。
そう考えてるうちに二階まで昇りました。
「昼食の用意が出来ましたー!」
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.9 ) |
- 日時: 2007/01/17 20:15
- 名前: リー
- 綾崎君から昼食が出来たと言う知らせを聞いた俺達は一階に降り、ある部屋に案内された。
これは…ここで披露宴でも開くのか?
以前の田丸氏の屋敷の長テーブルも中々だったが、今回のは更にその上をいっていた。
とりあえず、並べられている料理は凄え美味そうだ。
そして俺達は並んで座り、綾崎君の知り合い達も席に着いた。
「初めましてー! あたし涼宮ハルヒ!そんで…」
屋敷前でのハルヒのセリフと被る。悪いが割愛させてもらう。
それと、綾崎君サイドの面々の自己紹介も名前程度だったので省略させてくれ。
「ふむふむ…三千院ナギちゃん、マリアさん、橘ワタル君、貴島サキさん、桂ヒナギクさん、西沢歩さん、そして…綾崎ハヤ太君だっけ?」
「ハヤ“テ”です」
「ハヤテ君ね。うん、覚えたわ」
ついさっき自己紹介されたばっかだろ。いきなり間違えるな。
ハルヒはしばらく全員を順に見て、それから一人に狙いを絞ったようだ。
「ねえ、西沢さん…」
「え? なにかな?」
西沢さん…こう言っちゃ失礼かもしれないが…普通だな。
あっちの集団の中では俺みたいな立場なんじゃないだろうか。
「あなたってさ…なんて言うか…小動物の雰囲気があるわよね?」
「へっ?」
おい、いくらなんでもシツレイだろ。
「……ハムちゃんって呼んでいい?」
「ええ!?」
「おっ、お前もやっぱりハムスターだと思うか?」
あれは…三千院さんだっけ?
「あら、話が分かるじゃない」
「ちょ、ちょっと二人とも酷いんじゃないかな!?」
確かに。
というか西沢さん、やはり俺と同じ扱いか? 何か通じるものを感じるぞ。
っていうかだなハルヒ、せっかく卓上に豪華な昼食が並んでるというのに身を乗り出すな。行儀悪すぎるぞ。
「はは…と、とりあえず…昼食を、冷めないうちにどうぞ」
綾崎君は大変そうだな。
彼も俺と同じく貧乏クジ引いた側の人間だろうな。
とりあえず俺達は昼食をいただいた。
豪華なのは見た目だけではなかった。
一言で言えば美味い、二言で言えば超美味い、そんな感じだ。
そして俺達は昼食を食べ終え、しばらくお互いをよく知るためにも軽い雑談を交わした。
そしてしばらくして、
「皆で海行かない?」
ハルヒが提案してきた。
「ビーチとか、あるんじゃないの?」
誰にとも言えない感じに質問していた。
「はい、屋敷の入り口側から左手側のほうにありますよ」
答えてくれたのは、えーと…マリアさん、だったか。
………キレイな人だな。
大人版朝比奈さんとはまた違った魅力がある。
さて…こんないやらしい思考はこの辺にしておいて、海へと向かう準備にとりかかることにする。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.10 ) |
- 日時: 2007/01/18 02:40
- 名前: ライモ
- >前回の私の感想のレスのレス(ややこしいな)
謙遜するなっていう方が無理ってもんですよリーさんw てか事実を述べてるだけですね私。レ、レヴェルが違いすぎる・・・
でもやっぱりリーさんでもハヤテ目線の時のストーリー作りは難しいんですね。 私も最近はマシになりましたが以前はハヤテサイドの時は物凄いストレスを感じてましたからw No9までを見た感じだとこの小説は ハルヒ小説の中にハヤテ達がゲスト出演するって感じみたいですね。 No6とかモロに原作知らないと分からない話ですし。
これからハヤテ達とハルヒ達の初顔合わせの時のキョンの反応とかが 私の方の小説で色々被ったり、ヘタしたら私が真似る可能性もありますが許してくれますか・・・ねw?
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.11 ) |
- 日時: 2007/01/21 19:14
- 名前: リー
- センター試験問題をやってみて本気で恐怖しかけた高2の今日この頃…。
>ライモさん そうですね…上の方でも書いたように元々ハルヒ小説でしたから。 最初から最後までずっとキョン視点のみで構成されてましたからねぇ。 だからどうしてもハヤテ視点はちょっとした状況補足か蛇足にしかなり得なかったりw
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
海、ですか…。
そういえば宗谷君達どうしてますかね…。
作者が読んだこと無いのでこれ以上は語れないそうですが。
えっと、改めて…。
海か…僕、普通に海って初めてかもしれません。
お嬢様に拾われる前では海行く余裕なんて時間的にも経済的にも不可能でしたし。
あえて言うとすれば、冬の海に遠洋漁業のバイトで繰り出した事ぐらいしか…。
それに、今回はお嬢様に拾われてから初めての夏ですからね。
ミコノス島の時は…まだ描かれてないからですかね? 全く覚えてないんですよ。
…ん? 海…………水着…。
って! 何嫌らしい事考えてるんですか僕は!
べ、別に…! ヒナギクさん達の水着姿が気になるとかそんな事は全然全く…!
い、いや…そ、そりゃ…全くということはさすがに…。
…………と、とにかく! 準備です、準備!
「あ〜! ちくしょ〜!」
「ワタル君、どうかしましたか?」
「どうせなら伊澄を誘うべきだった! せっかく伊澄の水着すが……って! 何言わせんだよ!」
自分で勝手に言い出したんですが…。
それに物凄く恋する思春期男子らしいセリフですね。
まあ、伊澄さんを連れてこなくて後悔してるのは作者もみたいですからしょうがないですね。
さてと。
水着を軽く着たこの状態でビーチへ向かうとしましょう。
パラソルとか運ぶのは僕の仕事ですからそれも忘れずに。
そして屋敷を出て少し歩くとすぐに美しいビーチが眼前に広がりました。
とりあえず一番乗りのようですね。
今のうちにパラソルとかを立てておきましょうか。
僕がパラソルを立て始めてから間もないうちに、皆さんもビーチにやってきました。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.12 ) |
- 日時: 2007/01/22 17:20
- 名前: リー
- 最近は杉田ボイスというと、キョンより祐一を思い浮かべます。
こうなったら次はKanonクロスか…? いやいや、それはいくらなんでも…いや…ありか? ま、手当たり次第にクロスさせりゃいいってもんではないですしね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
さて…俺達はビーチにやってきた。
こんなキレイなプライベートビーチを持ってるっていうのは羨ましいことこの上ないな。
俺は適当に敷いたシートに座り適当に立てたパラソルの影に潜りこみ周囲を観察した。
まず、俺が座ってる正面あたりでハルヒと朝比奈さんとワタル君とサキさんがビーチボールで遊んでいる。
……おっ、あれは西沢さんか。参加するみたいだな。
そして俺は右側へと視線を移す。
そして俺の目に映った人物は綾崎君と長門の二人だった。
綾崎君の様子からなんとなく何を話してるのかは分かるが…聞き耳を立ててみよう。
「あのー…皆さんと遊ばないんですか?」
「いい」
「いやでも…せっかくの海なのに本を読んでるのは勿体無くないですか?」
「別に」
「あ、あう…な、仲間はずれにされちゃいますよ…?」
「どうぞ」
………………そろそろ助け舟を出してやるか。
放っておこうかとも思ったが、綾崎君の性格を考えると延々と長門相手に無意味な説得を続けそうだ。
さすがにそれは気が引けるからな。
そして俺は立ち上がり二人の元へと向かった。
「なあ…綾崎、そいつは…良いんだよ」
「え?」
さすがに驚いたような反応だな。
「いや、でも…」
さて、なんと説明しようか。
………あいつのセリフを借りるのはシャクだがあのセリフいってみるか。
「ま、楽しみ方は人それぞれだろうしさ」
「そ、そうですか…?」
そうなんだよ。っていうかそういうことにしてくれ。
「そいつはいつもそうだから、放っときゃ後で勝手に混じってる」
「あ、そうなんですか…」
「そうそう、俺達はその辺で世間話でもしてようぜ」
綾崎は完全には納得してないようだったが、半ば強引に連れて行く感じにした。
これ以上長門と綾崎の組み合わせは不毛だ。
っと、最後に一言。
「ほどほどにしとけよ、長門」
長門が少し顔を上げた気がした。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.13 ) |
- 日時: 2007/01/23 21:41
- 名前: リー
- あ〜…もういつもの症状が現れました。
次の作品を色々考えて投稿中の作品へのモチベーションガタ落ちという…。 それでも、書きますよ。ここで投げ出したら最悪じゃないですか。 ………Kanonクロスという愚かな事を考えたりもしてますw
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
周囲に魅力的な水着姿の女が多数いる海辺で野郎二人で世間話。
実際がどうかは別として、これだけ聞くとなんか悲しくなってくる。
今の俺の状況はまさにそれなのだが、別に悲しくはなってない。
お互いにあまり知らない同い年の男と友情を育むのはまったくもって嫌な気はしない。
これの相手が古泉や谷口、国木田だったりしたらテンションが奈落の底までフォールダウンしそうだが。
俺は、隣に座っている綾崎と色々話していた。
「なんで、執事なんかやってるんだ?」
「実は、親に一億五千万の借金押し付けられて売られて、ヤクザに追われて、お嬢様に拾われたんですよ〜」
……えーえー。
まてまて、コイツは笑顔でなんてことを言ってやがる。
まず突っ込みポイントその1、一億五千万だ?
一億五千万、いちおくごせんまん、150000000…漢字表記が一番分かりやすいか?
突っ込みポイントその2、親に売られた?
今時そんな人身売買だか臓器売買だか大っぴらに行われてるのかよ、って話だ。
突っ込みポイントその3、親はどうした?
もうヤクザとか拾われたとかはいい。この流れで大体予想が付くからな。
で、綾崎の両親は今どうしてるんだよ。
「二人とも蒸発しましたよ。僕の以前通ってた学校の三学期分の学費もかっさらって」
………だから。
なんでそんなぶっ飛び経験を笑いながら気軽に話せるんだっつーの。
今まで俺は、この適度に都会な日本の都市の一高校生としてはかなり苦労を重ねてきた方だと思っていた。
巨大カマドウマ、青白い巨人、殺人未遂の被害者、時間移動etc...
これらもアホみたいなぶっ飛び経験ではあるが、どこか現実離れしてるからな。
思い出としてはどちらかといえば楽しかった寄りに分類されている。三つ目は除くが。
だが綾崎のほうはどうだ。
現実的過ぎる苦労と死亡フラグの連発だ。
俺が綾崎の立場だったら多分身が持たず、心の方はもっと持たない。
お前…凄いよ。
………そうだ。コイツになら長門とか朝比奈さんのこと話してみるのもアリかもしれないな。
「なあ…綾さ…」
「ハヤテくーん、手伝ってくれませんかー?」
俺の声を遮ったのはマリアさんの声だった。
「あ、はーい」
どうやら、新たにパラソルを立てようとしてるらしい。
「それじゃ、キョン君、ちょっと手伝ってきますので」
「俺も手伝うぞ?」
「いえ、大丈夫です」
そう言って綾崎はマリアさんの元へ向かった。
………手伝うっていうのは建前で本音はマリアさんとお近づきになりたい、だったんだがな…。
ていうか綾崎、お前までキョンか…。
………まあいいか。
さて、話相手もいなくなっちまったしどうすっか…な!?
俺が周囲を見回して海の方向を向いた瞬間何かが俺の顔面に勢いよく飛来しヒット。
俺の横の方でボフッという何かが砂浜に落ちる音がした。
飛来物の正体は予想付いてるし、確認してみても間違いなかった。
ビーチボールだ。
このボールで遊んでるグループはこの場からなら適度な距離があり、誰かのミスで俺の元まで来ることはまずない。
となると、このビーチボールが飛んできた理由として挙げられるのはただ一人。
そう、ハルヒだ。
「キョーン! そんなとこでボサっとしてないであんたも参加しなさーい!」
そんな叫べるんならボールを俺にヒットさせる必要なかったんじゃないのか?
「ほら! ダッシュで来なさーい!」
…ったく。とか思いつつも、ダッシュで向かってる俺ってなんなんだろうな。
まあ、これから数日間同居する相手と仲良くなる必要もあるだろうしな。
それに…水着姿の朝比奈さんも待ってくれてるし。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.14 ) |
- 日時: 2007/01/26 00:14
- 名前: リー
- 色々考えてるうちにモチベーションが再アップしてきました。
この調子なら結構楽しみながら書ける気がします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ふう…」
僕は先ほどマリアさんを手伝って立てたパラソルの下に座っています。
キョン君はビーチボールグループに誘われたようで行ってしまったので。
マリアさんは飲み物とかを持ってくるようで。
僕が行こうとしましたが、マリアさんがいいと言うので今回はお任せしました。
それにしても…キレイな海ですね〜。
「ハヤテ君」
「はい?」
名前を呼ばれたようなので振り返るとそこにはヒナギクさんが立っていました。
そういえば登場だけしといて今まで一回もセリフがありませんでしたね。
「どうしたんですか? ヒナギクさん」
「日焼け止め、塗ってくれない?」
…………………はい?
えーとえーと…ヒナギクさんは一体何を仰って…
「聞いてる? 日焼け止め塗ってくれない?」
…………………えー。
ヒナギクさん、アナタイッタイジブンガナニイッテルノカワカッテルンデスカ。
あわわ…慌てて変換ミスしてしまいました。
「い、いや! それは、やっぱり…!」
「やっぱり何よ。私が嫌なの?」
「そ、そういうわけじゃ…」
「じゃ、お願い」
ヒナギクさんに日焼け止めを塗る?
それはつまり、必然的にヒナギクさんの肌に触れることになるわけで…
そ、そんな恐れ多い事出来るわけないじゃないですか!
でもなんか断れない雰囲気だし…
べ、別に嫌とかそういうんじゃないんですよ?
嫌じゃないですけど気が引けるじゃないですか。
というか、西沢さんとかに頼めば…あ、そうか今遊んでる最中でしたっけ。
「早くしてよ…」
このまま断り続けては機嫌を損ねてしまいそうです。
ど、どうしましょう…。
や、やっぱり…ここは意を決して…
『おーい! ビーチバレーやらなーい?』
あ、これは涼宮さんの声! た、助かった…!
「あ、ヒナギクさん、ビーチバレーやるそうですよ。行きましょうよ」
「え、ちょっとハヤテ君…!」
僕はそそくさと涼宮さんの方へと早歩きで向かいます。
「もう…!」
ヒナギクさんが不満そうな声を出した気がします。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.15 ) |
- 日時: 2007/01/25 22:40
- 名前: リー
- ハルヒがいきなりビーチバレーを提案してきた。
まあ、人数も必要ないし、海で遊ぶのにはもってこいだろうからあまり気にはしない。
ビーチボールもあるし、何故かネットまでセットされているから開始までに俺が苦労する事はなさそうだ。
ハルヒが適当に召集をかけたお陰で適度に人数は集まっているからハルヒも満足のようだ。
さて、ビーチバレーということで2人1組となってトーナメント方式でやるらしい。
ハルヒは砂浜にガリガリと即席アミダクジを作成し、チーム分けに使い始めた。
恐らくこれもハルヒの力が介入して狙いまくったようなチーム分けになるんだろうな。
ちなみに参加するのは俺、ハルヒ、朝比奈さん、長門、古泉、綾崎、三千院さん、ワタル君、桂さん、西沢さんの計10人。
長門にいじってもらおうかとも考えたが、綾崎サイドの面々の事はよく知らないからどうしたらいいかも思いつかん。
俺はただアミダの結果を待つことにした。
そしてその結果がこれだ。
俺・綾崎、ハルヒ・朝比奈さん、長門・古泉、三千院さん・ワタル君、桂さん・西沢さん
う〜む…微妙というかなんというか。
俺と綾崎以外はこっちサイドと綾崎サイドがキレイに分かれちまってるが…いいのか? これで。
「じゃ、次はトーナメント表ね」
いいらしい。ったく、いまだによく分からないやつだ。
ところで…古泉、お前今までどこ行ってたんだ?
「僕が聞きたいくらいですね。作者さんが書き忘れたとかなんとか」
何言ってんだ?
とか思ってる内に、ハルヒはトーナメント表を完成させていた。
まず1回戦はハルヒのチーム対三千院さんのチーム。
2回戦は俺のチーム対長門のチーム。
チーム数の関係でシードになってるのは残りの桂さんのチーム。
この組み合わせから思うこと…。
言っちゃ悪いがあのちびっ子組でハルヒに勝てるとは思えないな。
そして俺の相手、長門…手加減位してくれないと俺、太刀打ちできないんだが。
桂さんのチームはまだよく分からないが…俺達と並んで一番まともなチームだと思う。
さて、間もなく1回戦スタートだ。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.16 ) |
- 日時: 2007/01/25 23:33
- 名前: ライモ
- 前の前書きを読んで、書いてくれるようにけしかけたのは私なので
軽く心が痛みましたがやる気が復活されたようで一安心ですw そうですよね〜書いてて楽しくなければ続きませんもんね〜。
kanonクロス・・・いや私も最近ハマって観てますけど流石に知ってる人そんなにいないんじゃないですかね? あのストーリーとどうクロスさせるのか見てみたい気もしますがw
ここまでミステリ的な事が全く出てないですけど良いのかな? まぁこういうのほほんと遊ぶ感じのも読んでて楽しいので無問題ですけどw
ヒナギクがハヤテに日焼け止めを塗ってくれと頼むシーンは思わずドキドキしてしまいましたよw 時間軸が8月なので色々進展したんですかね〜? ハヤテ視点なのでヒナギクの心情が分からないのがちと残念かも。
ビーチバレー大会ですか面白そうですねw 私の予想では優勝チームは・・・あのチームかな?
それでは更新頑張って下さい〜
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.17 ) |
- 日時: 2007/01/26 20:40
- 名前: リー
- >ライモさん
おや、どこまでも気が合いますねw Kanonは元の作品があっち系ですしねぇ…やっぱ知名度がちとキツイか? クロス法は、祐一とハヤテのみ置き換える、Kanonキャラを全てハヤテキャラに置き換える、両方のキャラを織り交ぜる、の3パターンを妄想中。一番書きやすいのは3つ目。
今作に関して… 今のストーリー進行状況はアニメの孤島症候群で言うところの「どれがビーチボール?」あたりなので何か起こるとすればこれから。 …………起こるかな?(ォィ
日焼け止め塗りは結構即席で思いついてたり。 ヒナギクの心情は敢えてあまり分からないように書きました。想像にお任せという事で。書いたら面白くないじゃないですか(ぇ。
ビーチバレーも結構即席なんですよね〜。 元々このまま海は平穏無事に終わらせるつもりでしたが、それだとイベントが無い地味な展開が冗長になりそうだったので。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「なんで私がコイツとペアなのだ!」
「ああ? そりゃこっちのセリフだっつーの!」
お嬢様とワタル君が口喧嘩をしています。
お嬢様を少しでも運動させようとなんとか説得して参加させた矢先にこれです。
ちなみにワタル君もなんとか説得させて参加までもっていかせました。
「まったく! こんなやつとペアになるくらいなら私は参加しないぞ!」
それは困ります!
「まあまあお嬢様、お嬢様の実力を見せてくださいよ」
「そ、そうか?」
お嬢様は褒められて伸びるタイプです。
軽くおだててあげればあっという間に機嫌を取ることが可能なんです。
「よ、よし! アタックNo1とスラムダンクとエースを狙え!を全巻読破した実力見せてやる!」
お嬢様、一つ目以外バレーボール漫画じゃないですよ…?
ま、まあ…ルール知らないって事もなさそうだし、やる気も出してくれたからいい感じかな?
あ、そうだ。
ふとある事を思いつき僕はお嬢様の相手、涼宮さんの元に向かいます。
「あの、涼宮さん」
「なに? ハヤ太君」
ハヤ“テ”なんですけどー…。
「あ、えーとですね…ちょっとお願いがありまして」
「なに? 『負けて』以外なら大体聞いてあげると思うわよ」
なんか…微妙にヒナギクさんに通じるものを感じるような…。
「『負けて』とは言いませんけど、ほんの少し手加減してもらえませんか?」
「どうして?」
「お嬢様、普段全然運動しないんで、少しスポーツで楽しむという事を経験させたいんですよ」
お嬢様の言うスポーツはゲームと漫画の世界のみです。
「ふーん……オッケ。別に勝つのはいいんでしょ?」
「はい、お願いします」
思った以上に物分りが早くてよかったです。
ヒナギクさんだったらこうはいかな…
「何が? ハヤテ君♪」
なんでもないです…。
「なあ、綾崎」
「なんですか? キョン君」
そういえば本名はなんていうんでしょう?
さすがにキョンじゃないですよね…。
「お前さ、バレーとか得意か?」
「得意かは分かりませんけど…成績的には体育が唯一の長所みたいなもんですよ」
「そうか、なら俺より上だ。俺は体育含め全教科、あまりよろしくないからな」
意外とそう言ってる人に限って評定平均4以上だったりするんですよ。
キョン君と話したりしているうちに1回戦は終わったようです。
え? 描写が欲しいですか?
そんな事言われましても…お嬢様がミスばかりでした、これじゃダメですか?
涼宮さんも朝比奈さんもそんなに強くないボールばっかでしたので、ワタル君は普通に取れるんですね。
でも、どう足掻いてもお嬢様がボールを打つ番は回ってきます。
お嬢様の成功率、サーブ:0%、レシーブ:25%、トス:15%。
いやはや、これは中々凄い数値ですよ。
「んな確率算出しようという発想を持ってるお前も中々に凄いぞ」
キョン君に突っ込まれましたね。
まだ言ってなかった結論を言うと涼宮さんのチームの勝ちです。
まあ、当然といえば当然でしょう。
ですが…
「お嬢様! 元気出して!」
「いや、いい。どうやら私にスポーツは向いてないようだ」
このままでは目的と完全に逆方向に…!
「あ、お嬢様、今回のはビーチバレーだからですよ。バレーボールじゃないから調子が出なかったんですよ!」
「………………そうか!」
ええ? 通用した?
「そうか、そうだな! 私の実力はこんなもんじゃないぞー!」
なんか…適当に言ったフォローが大当たりだったみたいで…。
おっと、間もなく僕のチームの試合が始まります。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.18 ) |
- 日時: 2007/01/27 21:49
- 名前: リー
- 『孤島症候群』の良い所は後になってから書きたいエピソードが生まれてもそれほど違和感なく追加できるところ。
このビーチバレーに入った時にそれを物凄く実感しましたw
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「長門」
「なに?」
なんだろうな…。
別に俺が勝たなきゃいけない理由も勝っちゃいけない理由もないんだよな。
だが長門がどうするつもりなのかは入試問題の出題傾向並に気になる。
「お前さ…えーと、どんな風にやるつもりだ?」
「何が?」
“何が”って…こんな風に返されると返答に困るんだが。
「いや、何がって…ほら、あれだよ…」
「………………私がしたいようにする」
「んなっ!?」
おいおいおいおい…それって滅茶苦茶怖いし困るんだが。
というかあいつにあんな自我あったのか?
まさか俺はまた改変された世界に飛ばされたんじゃないだろうな。
「それはないでしょう。僕が保障しておきますよ」
お前に保障されても安心できん。
まあ、古泉の言葉を信じるとして…長門の変化には驚かされっぱなしだ。
長門がしたいようにという事は………まさか初っ端から呪文解禁とかはしないよな?な?
されたら負け確定。されなくても長門が結構マジで来たら点が入らなくなりそうだ。
それともう一人の相手、古泉。
こいつは憎たらしい事に背は高いし運動神経も悪くはないからな。
この二人…本気出したら実質最強チームなんじゃないか?
いや、この二人というか長門が本気出した時点でもう相手チームの勝率は限りなく0に近づく。
対抗できる可能性があるのは俺が知ってる範囲で朝倉と喜緑さん、あとはハルヒもありかもしれない。
一方俺のチームの方は、というと。
綾崎は運動神経がいいらしい。
体つきも女っぽい顔立ちとはアンバランスで中々にがっしりしている。
恐らく、先ほど話してくれた過去の苦労の賜物だろう。
それから考えると、綾崎はかなり頼りになるのではないだろうか。
俺は多分最低限の事くらいしか出来ないだろうから綾崎に依存することが多そうだ。
さて、軽くお互いのチームの実力考察も済んだところで、そろそろ試合を始めたいと思う。
まずは俺のサーブからだ。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.19 ) |
- 日時: 2007/01/28 22:41
- 名前: リー
- ヤバイなぁ…。
Kanonクロスを試しに書いてみると楽しい…。
今回のビーチバレー、微妙に組み合わせやらミスったことに気づきました…orz しかし、なんとか修正やらなにやらをして無事に進める事が出来ました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
まず試合展開について言わせてもらうと、全くの互角といったところだ。
長門は思ってたほど活躍とまではいかないような動きだった。
スパイクを打てるときもスパイクは打たずそのまま返す事が多い。
しかし、ミスは当然ない。
というか、体育の教科書に書かれてるような滅茶苦茶キレイなフォームで最高のレシーブやトスをする。
で、長門の理想的なトスを古泉が長身を使ってスパイク打ってくるわけだ。
ここまでだけだと明らかに俺のチームが負けてる印象を持つと思う。
が、さっき言ったように互角の展開なのは、綾崎のお陰だ。
試合が始まって改めて思った。
こいつの身体能力は常軌を逸している。
古泉のスパイクで俺の横を通過しコートギリギリに決まるようなボールに飛びついてスーパーレシーブしたり。
俺のミスでコートの外に飛んでいってしまったボールをカバーしたり。
……なんか、悪い気がしてきたな。
ていうかまさか綾崎も宇宙人とか超能力者なんじゃないだろうな。
残ってるのは…異世界人か。その類のやつなんじゃないのか?
……まあいい。とりあえず今は試合に集中しよう。
考え事していてミスったりしたら、観戦中のハルヒに文句を言われそうだ。
試合結果から言おう。
フルセットまでもつれ込み最終セットの点は15対12、長門達の勝ちだ。
うーむ、負けちまったか。
でも、長門相手にこれだけ取れれば十分じゃないか?
確実にボールの落下地点にいる上にミスをしない長門から点を取るのは至難の技だと思わないか?
ん、まあ…俺は点を決めた覚えないんだがな。全て綾崎のスパイクだった気がする。
………………さて。
こういう試合結果になったわけだから、勝ち残ったハルヒチームと長門チームそれとシードになってる桂さんチームが残ったわけだ。
トーナメント表を見ると、多分次の試合は長門チーム対桂さんチー…
「やっぱ頂点に立つなら困難は多い方がいいわよね」
ハルヒ、何を言っている?
いや、理解は出来た。つまりこいつはたくさん勝ちたいわけだ。
言うまでもないだろう。
ハルヒはトーナメント表の右端にあった桂さんチームを自分のチームの隣の左端に書き直した。
次の試合はハルヒチーム対桂さんチームとなった。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.20 ) |
- 日時: 2007/01/29 00:42
- 名前: リー
- うーん、負けてしまいましたね。
まあ、かなりいい勝負が出来たと思うので良しとしますか。
次の試合は結構な見物じゃないかと思います。
なんせあのヒナギクさんのチームと涼宮さんのチームの対決です。
先ほどの会話などから察するに、涼宮さんは結構ヒナギクさんと同じ感じのオーラをまとってます。
まあ、実際の涼宮さんがどうなのかは知りませんが。
「キョン君、涼宮さんってどういう人なんですか?」
こういうことはその知り合いに聞くのが一番です。
「ハルヒはなぁ…我侭で、負けず嫌いで…」
………やっぱり似てるかもしれません。
「ヒナギクさんも、結構な負けず嫌いなんですよ」
負けず嫌い対負けず嫌い…これは中々凄い事になりそうな予感が…。
「ハルヒの負けず嫌いは半端ないぞ。以前、野球で負けそうになったら世界を滅ぼしかけたからな」
世界を滅ぼすというのがちょっと気になりますが…
「ヒナギクさんも、勝ち逃げされた感じで勝負をうやむやにされたらATフィールドとディストーションフィールドを同時展開しますよ」
「へぇ…」
ヒナギクさんは相当な負けず嫌いなのは分かりきった事でしたが涼宮さんも半端ないようですね。
となると…どちらが勝ってもなにかと荒れる可能性がある、と。
とはいえ勝負である以上必ずどちらかは敗者になるわけです。
ヒナギクさんと涼宮さんがチームだったら良かったなぁ、とも思えますね。
コートに入って準備している両者を見てみると、既に二人とも勝負モードに入ってる気がします。
なんか既に朝比奈さんと西沢さんは蚊帳の外状態な雰囲気が漂ってます。
試合が始まったらこの雰囲気が更に強まるんでしょうか。
お願いですから楽しくやりましょうね…?
あ、似たもの同士ですから試合が終わった後は、
『あなた強いわね』『あなたも中々やるじゃない』的な男…じゃなくて女の友情が芽生える展開になるかも。
さあ、いよいよお待ちかねの試合開始です。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.21 ) |
- 日時: 2007/01/30 18:44
- 名前: リー
- 「さて、いよいよ始まりました。今トーナメント屈指の好カード。実況はこの僕、古泉一樹、そして解説は…」
「待て、コラ」
「おや、ノリが悪いですね」
ノリが悪いとかそういうことじゃないだろう。
いきなりこんな意味不明なことをおっぱじめられてもどうしたらいいか困るに決まってる。
「…それではもう1人の解説者、綾崎さんはこの試合をどう見ます?」
「そうですね…ヒナギクさんと涼宮さんがお互い一歩も引かない姿勢を見せてますからね…どちらが勝ってもおかしくないでしょう」
綾崎?
なんだ? 俺が間違ってるのか?
ここはノらないといけないとこだったのか?
「…なるほど。では、両チームのもう1名の方についてはどうでしょう」
「多分、どちらのパートナーもあの2人と比べたら1ランク下だと思いますね。そこを狙えば点は取れるでしょうが…狙わないでしょうね」
「ほう、それはなぜでしょうか?」
「2人とも既に負けず嫌いオーラガンガンに出てますから、真っ向勝負をするんじゃないかと。キョン君はどう思いますか?」
「そうだな……ってかちょい待て」
ここはこのままノってしまおうと考えた。
が、一つ言っておかないとまずいことに気が付いた。
「お前ら、口調そっくりすぎだ。読者が混乱するだろう」
「読者とは?」
「えーと………とにかく、もう少し区別でもしてくれ」
まさか同性の同級生に敬語で話す男子が複数人集まるとは思いもしなかった。
「じゃあ、僕が1巻当時の心の声口調になってみましょうか?」
綾崎がそう言ってきた。
1巻当時? 心の声口調? 気になるが試しにそれを了承してみた。
「おっと、桂さんのスパイクが決まりましたね、綾崎さん」
「そうだな、決まったな」
…………………………………
「…スマン、区別つかないとかそれ以前の問題になっちまった。ってかお前誰だよ」
「うーん、難しいですね〜…」
綾崎…お前本気でどうすれば自然に区別できるかとか考えてるんじゃないだろうな…。
この口調重なりすぎで分かりにくい状況を一番簡単に打破できる方法はこれだろ。
「このアホな実況席とかを無しにしちまえばいいだろ」
「なるほど」
「それは名案ですね」
お前らワザとやってるだろ。
古泉、特にお前は自分から実況し始めたんだろうに。
「「まあ、いいじゃないですか」」
お前らハモるな。
古泉が2人いるみたいで…ってなんて気持ち悪い事を想像してるんだ俺は。
…さてと。
こんな事をしているうちに試合もいくらか進んでいた。
現在2対2。
って、まだそれしか点取り合ってないのか。
お互いに中々点が入らない理由は決定力不足なわけではない。
どんな感じに試合が展開してるのか、以下の試合中の4人のセリフだけで汲み取ってみてくれ。
「よし! 歩、上げて!」
「はい、ヒナさん!」
「たあっ!!」
「なんのっ! みくるちゃん、トス!」
「はいっ!」
「おりゃあ!!」
「まだまだ!」 ・ ・ ・ ・ おー…
これってお遊びビーチバレーじゃなかったけ。
いつの間にこんな本格的な試合になってるんだ?
ハルヒ、桂さん・レシーブ→朝比奈さん、西沢さん・トス→ハルヒ、桂さん→スパイク
この流れ、俺が見てる範囲では1回も変化はない。
ハルヒも桂さんも、もう一方の相手にスパイク打てば100%決まるぞ。
さっき綾崎が言ったとおりの展開になったな。
負けず嫌い対負けず嫌い、互いに一歩も引かず、か。
しっかし…これは長い勝負になりそうだ。
って言うか実際既に今までの2試合は終わるんじゃないかというほどの時間が過ぎていた。
マリアさんが持ってきてくれたジュースも飲み干しちまった。
お前ら…ほどほどにしとけよ。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.22 ) |
- 日時: 2007/01/31 00:05
- 名前: ライモ
- 個人的には栞が大好きで、舞、名雪と続きます。
そういや舞と長門って何か似てますよね。 以前にリーさんが言っていた置き換えクロス法について考えてましたが丁度いいのいなかったので断念しました。 あるキャラとあるキャラを組み合わせればーってなら何とかなりますけど。ナギ&咲夜=真琴とか。 ・・・これ以上kanon話をすると荒らしになるのでこの辺で打ち止めしときますw PSP買おうかな・・・。
一話の半分以上を古泉&ハヤテの書き辛さについて遊ぶ手法に脱帽ですw 確かに古泉の方が敬語レベル高いとはいえ、ハヤテと古泉は口調が似てるので絡ませ辛いですよね。 まぁそれすらもネタにするとは流石ですがw 朝比奈さんってトス上げれたんですね〜。 いや馬鹿にしてる訳ではなくトスってバレーで一番難しいと思うんですよ。力加減とかコントロールとか。 ・・・私が不器用なだけか? まぁ単純にハルヒが悪球だろうが何だろうがビシバシ打ってるのかも
それでは更新頑張って下さい〜
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)の合作) ( No.23 ) |
- 日時: 2007/01/31 02:05
- 名前: リー
- 現在はKanonクロスを置き換え手法で強引に『子狐の子守歌』(9話)の途中まで執筆中。マジで。
置き換えるにあたって栞と佐祐理がキツイ。 栞は合うキャラが見つからないし、佐祐理は一番ピッタリのキャラが既に他キャラに使われていて第2第3候補のハヤテキャラでは色々と違和感が。
>ライモさん 朝比奈さんがトス上げれるかどうかは…禁則事項です♪(マテ 多分朝比奈さんもある程度できて、あとはハルヒがなんとかしてるんですよ。 トスが難しいというのはすんげぇよく分かります。 今日(日付的には既に昨日)の学校の体育でバレーやったので。
……ちなみに一番好きなキャラは美汐でその下に佐祐理、舞と続きますw
今回のビーチバレーは結局のところ、ハルヒVSヒナギクと、ハヤテと古泉の絡みが書きたかっただけでした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
さて…試合開始からどれほど経過したでしょうか。
本当にもうやめた方がいいというか…。
だれですか、デュースありって言ったの。
1試合目の後軽くお昼寝に入ったお嬢様が目を覚ましてしまいましたよ。
それに、ヒナギクさんと涼宮さんは良いのかもしれませんがあとの2人が…
「ねえ、ヒナさん…そろそろ」
「涼宮さん、私そろそろ…」
「「うるさい!」」
うわー…かわいそう。
明らかにもうヘトヘトじゃないですか。
ヒナギクさんと涼宮さんも結構息が上がってきてるのに、まだやるようですよ。
さすがにそろそろ…
「なあ綾崎…そろそろあの2人を…」
「…ですね」
そう言って僕はヒナギクさんの元へキョン君は涼宮さんの元に向かいます。
「ヒナギクさん、この辺にしておいた方が…」
「何言ってるのハヤテ君! まだ勝負は付いてないのよ!」
「そうよ! キョン、あんたは黙ってなさい。これは私達の勝負なんだから」
本当似たもの同士ですねー…。
あ、西沢さんと朝比奈さんが僕とキョン君に助けを求めるような目を…。
そりゃ助けを求めたくなりますよね。
勝負事になると通常の3倍になるような性格の人物に付き合うのはかなり過酷です。
やはり止めないと。
「ヒナギクさん、もう結構な時間ですし…続きは今度という事でどうでしょうか?」
「……………分かったわよ。ただし、向こうが続けようって言ったら続けるわよ?」
キョン君、頼みますよ…。
キョン君側の説得は、というと…。
「ハルヒ、そろそろ止めとけ」
「だから、私は勝負を途中で投げ出すのは逃げるみたいで嫌なの!」
「初日からとばして、残りの日ずっと疲労溜まりっぱなしでいいのか?」
「うーん……………それもそうかもね」
よし!
思わず叫んでしまいそうでした。
なんとか説得成功。西沢さんと朝比奈さん救出成功。
ビーチバレー大会も一旦終了。一段落つきました。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.24 ) |
- 日時: 2007/01/31 20:31
- 名前: 凛
- 初めまして。凛といいます。
涼宮ハルヒとのクロス…面白いですね。 実際ありえないからとても読んでいてわくわくできます! 続きを楽しみに待っています♪
後、僕も「kanon」しってますよ〜。 あれ、面白いけど切ないですよね〜。(でもそこにはまってます) エヘ♪
更新頑張ってください♪
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.25 ) |
- 日時: 2007/01/31 23:46
- 名前: リー
- 意外と『Kanon』知ってる人いるもんですね…。
こりゃ…投稿できるように本腰入れてクロス執筆するか…? まあ、各キャラのシナリオは知ってますが京アニ準拠で書いてるので、完結はどんなに頑張っても3月末になりますがねw まあ、投稿するか自体定かではありませんが。 ていうか、あの『泣きゲー』で『鬱ゲー』な『ギャルゲー』のストーリーを書ける自身は…orz
>凛さん 感想ありがとうございます。 こんなグダグダ流れで面白いだなんて…勿体無い言葉です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ビーチバレーをなんとか適度なところで切り上げ、俺達は屋敷でくつろがせてもらっていた。
ハルヒは桂さんと携帯のアドレスやらを交換しているようだ。
「今度は6対6のバレーで勝負しない?」
「いいわね、今度お互いに都合がいいときにでも」
…………ちょっと待て。
6対6? つまり俺も必然的に付き合われるな。
やれやれ…。
まあいい、今更こいつの勝手な行動に一々突っ込む気は毛頭ないからな。
ここからしばらくの間は屋敷内で色々と遊んでいた。
去年の田丸さんの屋敷にあったような娯楽室もあり、そこで遊びもした。
とりあえず綾崎がアホみたいに麻雀が強いのは理解した。
「昔、これで生活費稼いだりもしていましたからね〜」
だから、そんなエピソード笑うに笑えないっつーに。
他にはハルヒが持ってきていたトランプや西沢さんが持ってきたUNO、そして古泉が持ってきた人生ゲーム…いや、人生ゲームなんてどこに入れてたんだコイツ。
他には三千院さんが持っていたスマ○ラなども全員でやっていた。
なぜ、こんな別に孤島じゃなくても出来るような微妙なことばかりやっているのかというと、
時間が夕方の中途半端な時間で、今から海で泳ぐのは遅いし、花火には早い。
といった感じの中津半端な時間を潰しているからだ。
とりあえず今日はもうしばらくしてから夕食を頂き、その後花火をするという計画がいつの間にか出来上がっていたらしい。
今現在のこの時間は中々に楽しい。
ハルヒの興味が綾崎サイドに分散されているのも、俺の苦労が僅かながら減ってグッドだ。
これは中々楽しい合宿になってくれるかもしれない。
もちろんそれは事件や何か厄介な出来事が全く起きなかったら、と仮定した場合に限る。
別に変な予兆とかは全く感じないのだが、やはり何か嫌な予感はする。
そして、予感というのは不思議というか理不尽なもので、嫌な予感に限り超高確率で的中する。
そして今回も例外ではなかった。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.26 ) |
- 日時: 2007/02/01 23:14
- 名前: リー
- さて、間もなく『消え去りゆく緩徐楽章』か…。
このタイトルと前回の予告だけで切なくなっちまいましたよ。 と言ってもうちはBS見れないので後日、土日あたりに友達の手を借りないとイカンのですが。
今回の更新あたりからは結構その場その場な行き当たりばったり展開になりそうで怖い…。 大まかな流れは考えてますがそれだけを書くと一瞬で終わっちまうので。 ま、まあ…なんとか頑張ろうと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
……………あれ?
あー…雨が降り始めたようです。
海にいるときから夕立が来そうな空模様でしたが、孤島でもこの予想は通用するんですね。
結構激しい上に、すぐにやむ気配もありません。
夕食後は花火の予定だったそうですが、お気の毒ですね。
さすがに豪雨の中、花火をするわけにもいかないでしょうし。
孤島、屋敷、豪雨……何か起こるにはもってこいのシチュエーションなんじゃないでしょうか。
ですが何か起きて欲しいかと聞かれたら、全力で“いいえ”と答えます。
こういうときに起こる“何か”は100%厄介な出来事なのは分かりきった事です。
平穏無事が一番なんですよ。
僕たちは夕食を食べ終えた。
先ほど、夕食を作ろうかと思ったところマリアさんに
「この旅行の間くらい、ハヤテ君もゆっくり休んでください」
と言われました。
なんでも、家事とかそういうことをする人をこの旅行期間中雇ってるそうです。
正直、家事をしないとうずうずしてしまうのですが、せっかくのマリアさんのご厚意なので、ありがたく休ませてもらいました。
そしてとりあえず、僕に割り当てられた自分の部屋に行きました。
いやー…広いなー…。
普段の屋敷の僕の部屋より断然広いです。
以前僕が親と住んでたアパートの全部屋足したのとイコールで結べそうな広さです。
とりあえず、するべきこともしたいことも無いので、窓の外の豪雨を見ながら適当に休ませてもらう事にします。
ある程度時間が経過した後、僕は部屋を出て皆さんの様子を見に行きました。
大体の方は広間に集まっていました。
他の場所にいる人も数人いましたが、すぐに姿を確認できるような場所です。
各自の部屋に篭ってるのは先ほどまでの僕以外には誰もいませんでした。
じゃあ、僕もこの集まりに混ぜてもら…
…………ん?
ひい、ふう、みい……あれ? 10人しかいませんよ?
僕を足すと11人、キョン君サイドは5人、僕のほうは7人、計12人のはず…。
………
………………
……………………!
お嬢様!? どこいったんですか!
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.28 ) |
- 日時: 2007/02/05 17:03
- 名前: リー
- >ライモさん
年末に知ったという事は… 最初は1999年発売のPCゲームだったという事はご存知でしょうか? うーん…PS2版での話は知ってるけどせっかくだからPSP版も買うかぁ…てか買いますw
そうか…今までの話はハヤテキャラとハルヒキャラの交流を深めてたのかぁ、そっかそっか(ぇ。 いやー、あまりそんな風に考えず適当に書いてましたが、よく考えればそういう意味合いもあったんですねぇw
っていうかハルヒの新刊いつ出んのかなぁ。書いているという情報はスニーカーにありましたが。
さーて、こっからの展開どうしよっかなぁ…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「さて古泉、説明してもらおうか」
「説明も何も、僕の仕込みじゃありませんよ?」
去年の夏、ほぼ同じ嘘をついていたお前のその言葉を信じろと?
それは無理な話だろう。
「仮に仕込みだったとしても、こんな豪雨の中に少女を放り出したりはしませんよ」
まあ…それは確かにそうかもしれないが、三千院さんが機関の関係者ならあまりそれも関係ない気がする。
もう少し古泉を問い詰めようと思ったが、その時先ほどの長門の言葉が浮かんだ。
長門曰く、機関やら何やらは関ってない、と。
そういえばそうだった。
だったら三千院さんの消失は何が原因なんだ、と問いたい。
謎的要素は関与しておらず、外はどしゃ降りの雨、この状況で外に出た理由は?
というかそれ以前に、外に出たのか?
もしかしたら屋敷の中のどっかに隠れてるとか迷子になってるって可能性もあるんじゃないか?
これだけ広いんだ。俺だったら迷子になる自信があるね。かなり空しい自信だが。
「キョン君! お嬢様いましたか!?」
「いや、今のところはまだ…」
「そうですか…」
現在はとりあえず屋敷内を全員でしらみつぶしに探しているところだ。
しかし、実際にしらみつぶしにこの屋敷内全部探そうとしたら、日が昇っちまうどころか昇りきって沈み始めちまうだろう。
それだけ広いってことだ。
実際の探し方は、俺達が行動したフロア周辺のみを中心に名前を呼びつつ探す、といった感じだ。
しかし結果は案の定。
次の捜索場所は屋敷の外に決まった。
何が悲しくてこんなどしゃ降りの中を傘さして歩かにゃならんのだ。
だが中学生くらいの女子が行方不明となっているのだら見捨てるわけにはイカンだろう。
とりあえず手分けして捜索開始だ。
…………ん? 待てよ…。
「なあ、長門。三千院さん、どこにいるか分かるか?」
考えてみたら長門に聞けばこの騒動を瞬殺出来るじゃないか。なぜすぐに気づかなかったんだ。
俺に問いかけられた長門は傘を持ってる腕とは逆の腕をゆっくりと上げ、屋敷裏の森の方を指した。
森か…なんでこんな巨大な屋敷と広大な自然が共存できてるんだ?
って言うか長門、それだけじゃあ…。
「細かい位置とか、ハッキリ分かるように説明してくれよ」
「正確な位置特定は不可能。原因は不明」
俺は以前の雪山での一件を思い出していた。
あの時も長門は能力を制限されたかのように無力化していた。
なんとか長門の力無しに状況を打破することは出来たが、ああいう焦りは二度と味わいたくなかった。
幸い、今回は無力化まで入ってないようなので、少しは気が楽だ。
まあ、楽すんなっていう神様の言葉なのかもな。
でも、少女の危機なんだから楽したっていいと思うんだがなぁ。
神様も気が利かないな。
さて、バカな脳内コントはここらで切り上げて捜索を開始しよう。
とりあえず俺は長門が指し示した森の方へ向かって歩き始めた。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.29 ) |
- 日時: 2007/02/04 02:16
- 名前: リー
- あ、ライモさんの消えてる…。
最初の1、2行で止めておけば平気だった…かな?
あ〜、アダージオ凄い良かったです。 各キャラ最終話の度に涙腺緩みまくりです。
この先の展開…本気でどうしましょう…。 なんとか今の状態から既に考えてるあの展開へ違和感なく運ぶ事さえ出来れば…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「お嬢様ー! いたら返事して下さーい!」
なんでこんなに広大で鬱蒼とした森があるんですか。
こんなところにお嬢様が迷い込んだらその辺にいても見つけるの大変じゃないですか。
なんで、こんな危険な森があるところに来ちゃったかなぁ。
というか、なんでこんな危険そうな森があるところに別荘なんか建てちゃったかなぁ。
でもなんで誰もお嬢様がどうしたのか知らないんでしょうか。
まあ、これはお嬢様から目を離しまくっていた僕の責任です。
急いで探してなんとかお嬢様を見つけ出さないと。お嬢様が危険かもしれません。
よし…一気に駆け抜けつつ…
「ハヤテ君、少し落ち着いてはいかがですか?」
「何を言うんですかマリアさん、お嬢様は遭難したらその場に留まらず動き回るタイプの人なんですよ。動き回りだす前に保護しないと」
「でも、そんなに焦っていては見つかるもの見つかりませんよ」
……………………確かに、そうかもしれませんね。
なんだか今の僕、凄い焦っている気がします。
僕のせいでお嬢様が危険な目に会ってると考えるといてもたってもいられないですし。
「ありがとうございますマリアさん、ちょっと目が覚めました」
とはいえ…
「でも、やっぱり心配なので僕は行きますね」
「あ、ちょっとハヤテ君…!」
せっかくのマリアさんの助言を無視するようで申し訳ないですが、この状況で立ち止まってもいられないんですよ。
お嬢様がこの森のどの辺りにいるのか、そもそもこの森の方に来ているのか。
全く見当もつきませんが、そこ執事の勘に頼るしかないでしょう。
待っていてください、お嬢様。今、助けに参りますから!
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.30 ) |
- 日時: 2007/02/04 16:56
- 名前: リー
- うん…明らかにキョン視点の方が話を進めやすい。
今作の目的(?)はハヤテキャラとハルヒキャラの絡みのみ。 実際、合流させるシチュエーションさえ考え付いていたら孤島にしない方が自然だったくらいなんですよw
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「長門、どっちの方向だ?」
長門が黙って俺を先導するように歩く。
近づけば少しは分かるそうで、俺は長門について行ってる。
だが、少しすると長門は立ち止まり俺の方に振り返った。
「三千院凪の存在を確認できない」
確認できない?
「お、おい…まさか…」
「…生命活動を停止した有機生命体でも存在は確認できる。あなたの予想とは違う原因」
良かった…。
ハルヒの力が関係してようがしていまいが、生命云々の出来事は勘弁してくれ。
「…で、その確認できない原因ってなんなんだ?」
あ、いや…さっきと同じ返答が返ってくるだけか。
「原因は不明」
やっぱりな。
しょうがない、帰り道だけは把握しながら自力で捜すとしよう。
俺と長門がしばらく三千院さんを捜していると、ガサガサというありがちな草むらの効果音が聞こえた。
「三千院さんか?」
俺が草むらに近づくと人影が出てきた。残念ながら、三千院さんではなかった。
「あ、キョン君と長門さん…だったかな?」
「あ、ああ…そうだ」
えーっと…西沢さんだ。
恐らく綾崎サイドで最も俺に近い性質&立場の人間。
なのにお前まで『キョン』か…。もうどうでもいいや。
「三千院ちゃんいたかな?」
「いや、まだ見つけてない。そっちは?」
こう問い返すと、西沢さんは一瞬躊躇って、
「うん、こっちも。というか…他人を捜す余裕が無かった…かな?」
「つまり迷った、と」
「ま、迷ったわけじゃなくて…! か、帰り道が消えちゃっただけ、かな?」
「つまり迷った、と」
「う………うん」
危ないな、行方不明者が増えるところだったじゃないか。
捜索開始からそんな時間は経ってないのに迷うようなやつを野放しにしとくなよ。
というか、こんな凄い森を1人で捜索するのは色々と危険だろうに。
「一緒に行くか」
「そうだね」
というわけで、俺と長門は西沢さんを加えて3人で捜索を再開した。
「西沢さん、三千院さんって…いつもこんな迷子やらなにやら危険な事しでかすのか?」
「んー…たまにあるけど…そんないつもって程じゃないかな。と言っても、そこまで遊んだりしてるわけじゃないけどね」
まあ、ハルヒの自発的な迷惑と違って受身的な迷惑だからそんな頻繁にあったらマズいよな。
「ふーん。ところでさ…お前って、苦労してないか?」
「え? なんでかな?」
「なんか…俺と同じ何かを感じたんだよ。貧乏くじオーラみたいのを」
「そ、それって…結構シツレイじゃないかな?」
うーん、確かに。これは失言だったか?
「あ、悪い。聞かなかった事にしてくれ」
「……どっちかって言うと…ハヤテ君の方が苦労してそう」
いや、綾崎が苦労してるのは十二分に承知しているつもりだ。
綾崎の苦労の度合いは俺達とは次元が違うだろうから、綾崎は除外してもらいたかった。
「ところで…長門さん、だったかな?」
西沢さんが長門に話しかけた。
やめとけ、先の綾崎の二の舞になるだけだぞ。
だが、敢えて止めずにその様子を観察してみる事にする。
「えっと…なんでずっと黙ってるのかな?」
「………………」
「えと…私、何か悪い事したかな?」
「…………別に」
「じゃ、じゃあ…」
ダメだ、そろそろ見てられない。
助け舟を出してやろうと俺が口を開きかけたその時だった。
「ん?」
木々の合間を誰かが横切るような姿が見えた。
一瞬だったが髪型はツインテールっぽい気がした。
俺はポニーテールの方が好きだがな。
……と言う問題ではなく、ツインテールと言えば三千院さんの髪型だ。
今、この孤島にいるメンバーで他にツインテールと呼べるのはギリギリ西沢さん位のものだ。
そして西沢さんは今ここで長門相手に奮闘している。
となればもう今の人物は三千院さん以外にありえない。
俺は西沢さんの奮闘をさっさと止めて、見えた人物が歩いていったと思う方向に歩き出した。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.31 ) |
- 日時: 2007/02/06 21:26
- 名前: ナマツ
- どーも、なにやらkanonのクロスを考えているそうで、楽しみなナマツです。
ちなみに一番スキなのは栞です。 次が名雪で、その次が舞です。
今放送している祐一は完全にキョンですからね〜・・・杉田智和さんはまさに神だと思っています。
いったいどんなクロスになるのでしょう?
主人公二人ともかなりの天然ジゴロですからねぇ〜♪(案外気が合う?)
さて、感想ですが、
ナギの迷子、まあよくある事ですがなにやら不穏な空気ですね・・・
ナギの安否は!?
続きの更新、頑張ってください!
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.32 ) |
- 日時: 2007/02/06 22:32
- 名前: リー
- はっはっは。収拾つかなくなりつつあるなんて、口が裂けても言えねーやw
…………どうっすっかなー。
こりゃもうKanonクロス投稿決定かな…ええ、書きますとも。 ただ色んなクロス法試しても、大体何かしら違和感を感じるので、 この作品が終わった頃にでも読者の皆様に軽くアンケートっぽいのをとってみますかね…。
>ナマツさん 感想ありがとうございます。 ナギの安否…どうなんでしょう? いや、もちろん結末は決めてますけどね、そこまでにどんな演出が来るのか、ってかあるのかすらまだ考えてなかったり(ぇ。
あと、皆さん。 なんていうか…皆さんを荒らし疑惑書き込みに近い書き込みに僕が僅かに導いてしまいかけたりしてるので…
「Kanon話は控えめにお願いします」
いや、僕が言いだしっぺなんですけどね。だったら責任取らないと。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
迷ってしまった、とは口が裂けても言えませんね。
いやー、戻るときは屋敷の明かりを頼りにすればいいや、と思っていたら木々が明かりを完全に遮ってしまうとは。
中々どうしてこの森は方向感覚を狂わされますね。
別に僕だけならこれだけ食料が豊富な森なので生命の危機でもないですが他の方、特にお嬢様では危険極まりないです。
帰る方法はあとで考えるにしても、とりあえずはお嬢様を保護しないと。
…うーん、大した範囲を捜してないような…。
方向感覚と距離感覚が狂い掛けてるのでハッキリとは言えませんが、それほど歩いてない気がします。
そんな風に思いながら歩いていると1人の人影を発見しました。
残念ながら暗がりの中で遠くから見てもお嬢様でない事はすぐに分かりました。
「あのー、朝比奈さん…ですよね?」
「ひゃあ! あ、あ、あ……ふぇ〜! 怖かったです〜!」
ええ!? ち、ちょっと…!
た、多分僕と同じく迷ってしまって心細かったんでしょうね。
い、いきなり僕に、だ、抱きついてきました。
「あ、あの…」
………………ん?
なんでしょう、この…僕の体に当たって…
!!
こ、この二つの膨らみ…そして位置から考え……
!!!
あわわわわわわ…。
えーっとえーっと…。
「あ、あ、朝比奈さん…その…」
「あ! はわわわ! す、すみませんすみません!」
朝比奈さんは素早い動作で後ずさり、僕から離れました。
ちょっと残ね…いやいや、安心しましたよ、ハイ。
「綾崎さんでしたよね? あ〜、知り合いに会えてよかったです〜」
えーと、正直に答えるべきか、安心させてあげるべきか…。
「えと…実は僕も帰り道分からないんですよ…」
「え?」
「……………………」
「……………………」
「……………………」
うわぁ…胸が痛い沈黙…。
「じ、じゃあどうするんですか〜!」
ですよね。どうしましょう。誰か僕にも教えてくださいよ。
「で、でも…あ、ほら! あの葉っぱとかは食べられますから飢え死にの心配は無いですよ!」
「そ、そんなの嫌です…!」
いや僕もあまりオススメしたいことではないです。
なんとか早くお嬢様を見つけ、朝比奈さんと一緒になんとか屋敷まで送り届けないと。
「あ、朝比奈さん、とりあえず…一緒に行きま…」
!?
お嬢様!?
一瞬でしたが…今木々の間に見えたのは間違いなく金髪ツインテール…。
お嬢様です! 勝手に歩いて離れてしまう前に確保しないと!
………っと、朝比奈さんを置いていくところでした。
ですがお嬢様の元へも急がないといけないので…。
女性の手を握るのは照れるのですが今は照れてる場合ではありません。
まだキョトンとしたままの朝比奈さんの手を掴み、引っ張るようにしてお嬢様の元へと走り出しました。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.33 ) |
- 日時: 2007/02/07 00:02
- 名前: ライモ
- まぁそりゃあ前回の書き込みは消されますよね。
確かにアレははしゃぎ過ぎました。私の悪い癖です。 書き込んだ後、自分の文章を客観的に見直す事は重要ですよね。
kanonクロス・・・私も最近密かに脳内で考えたりしてますが今書いてる小説が 当分終わりそうに無いのでリーさんにお任せしますw
何かどんどん二次災害になってますね〜 迷いの森・・・原因は何なんでしょうか? 長門・キョン・西沢チームとハヤテ・朝比奈さんチーム 先にナギに辿り着くのはどっちなんでしょうか!?それとも別の誰かなのか!? ていうかハヤテめ・・・キョンが聞けば狂喜乱舞しかねないおいしい状況を独り占めしやがって・・・。
ほんじゃ更新頑張って下さい〜
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.34 ) |
- 日時: 2007/02/07 22:58
- 名前: リー
- ストーリーを強引に収拾〜。
後でいかにも後付けに聞こえなくもない説明が必要になるかも…orz
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ねえ、キョン君…本当に三千院ちゃんいたの…かな?」
「いた…はずだ、多分」
恐らく見間違えではいはずだ。
暗かったが妙にハッキリとツインテールを確認できたのだから。
そう、周囲の暗さから考えると奇妙なほどにハッキリと。
だが、いまだに三千院さんの姿を再確認するには至ってない。
三千院さんの移動速度が俺達の速歩きより速いとは思えないのだが。
「えーと…キョン君? 今聞くのもなんだけど…屋敷はどっちなのかな?」
「……………………」
俺は立ち止まった。
うーむ参った。そんなこと考えてなかった。
今は長門に頼る事も出来るか怪しいところだしな。
「もしかして…迷ったのかな?」
「いや、そんな事は無いぞ。ただ帰り道が消えちまっただけだ」
「それ私が言ったセリフ…」
「…………さて、三千院さんはどこかなー」
「ごまかさないでくれないかな!」
ごまかすしかあるまい。
図星なのだから。
いいじゃないか、ここまで来ておいて三千院さんを放っといて帰還するわけにもいかんだろう?
ん? 見つけた後?
さあ。その時考える事にする。
しばらく歩いていると突然視界が開けた。
急に森が途切れたのだ。
そして俺達の視界に移ったのは海。
昼間に遊んでいたビーチではない。ま、位置的に当たり前だが。
水面に映る月と空に浮かぶ二つの月が幻想的な雰囲気を醸し出している。
もし、こんな場所を朝比奈さんと二人きりで歩けたら殺されても文句言わないね。
「あれ…行き止まりなのかな?」
そういやそうだな。
三千院さんのあとを追ってきたはずなのに、三千院さんに会わず行き止まりに来ちまった。
何か間違ったのか?
と、思いつつ森の方を振り返るとぼんやりと人影が見えた。
「三千院さんか?」
そう問いかけたが、その直後に人影は二つだということに気づき、三千院さんもいないということに気づいた。
「あれ…キョン君、西沢さん、長門さん…お嬢様見てませんか?」
「いや…ていうか俺達、三千院さんを見たような気がしてここまで来たんだ」
森から出てきた人影は綾崎と朝比奈さんのものだった。
っておい、綾崎。
こんな場所で朝比奈さんと二人っきりで歩いてきたのか?
よし綾崎、殺されても文句言うなよ? 俺は言わないぞ。お前は殺されても文句言えないようなことをやったんだからな?
こんな暗がりな森の中でいい年の男女が二人っきりで歩いてたらつり橋効果で変な錯覚に陥っちまうだろうが。
とはいえ、綾崎にはそんなやましい考えはないだろう。
この文句は俺の心の中にしまっておく事にしよう。
「で、三千院さんのあとを追ったと思うんだが…」
「お嬢様には会わずに、ここまで来てしまった、と」
「ああ」
「僕たちのほうも、そうなんですよ」
なるほど…綾崎も三千院さんを追って…って。
「ちょっと待て。お前達の来た方向を考えて三千院さんがそんな広範囲を行動範囲にしてるとは思えんのだが」
「確かに…僕たちがどちらも偶然ここに導かれるとは思えませんよね…」
全くだ。まさかこれもハルヒの仕業なのか?
その時、突然俺の携帯が鳴った。
かけてきたやつは…あいつか。
「もしもし?」
『あ、キョン? 今どこにいんの? ナギちゃんいたわよ。さっさと帰ってきなさい』
切れた。
…………おい、質問しといて返事も待たずに切るか普通。
ってか、まて。いた? 三千院さんいたのか? どこにだ、おい。
聞き返そうにも既に電話は切られてる。俺はかけ直そうとした。
しかし、圏外になっていた。もしかしてハルヒが切ったんじゃなくて切れてしまったのか?
いや、ハルヒならあそこで切っても違和感ないしな…。
「え? お嬢様いたんですか?」
「そうらしい」
「ど、どこに…?」
「俺にもわからん。聞き返す前に切れて圏外だ」
どうなってるのかよく分からん…が、ハルヒがこんな時にいちいち嘘をつくとも思えない。
ハルヒの言葉を信じて戻るとするか。
幸い、この海の砂浜が結構屋敷の方の、昼間遊んだビーチの近くまで繋がっているようなので、俺達はそこを通って帰還を試みた。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.35 ) |
- 日時: 2007/02/09 01:52
- 名前: リー
- BS-i見れないのが本気で悔やまれる今日この頃…というか今この時w
↑の文を書いたのは12時50分の事。しかし、投稿する今この時も同じ気持ちw
意外とこの話はもうすぐ終わりそうなので、Kanonクロス開始も近いか?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺達は無事屋敷に帰還できた。
今まで大体直進してきた森を大回りに旋回して屋敷まで歩いていったから随分な距離を歩いた気がする。
朝比奈さんの呼吸がちょっと乱れている。疲れたんだろうな、身体的にも精神的にも。
ま、それはともかくとして。
「ハルヒ、三千院さんどこにいたんだって?」
いたという事でとりあえず一件落着はしている。
だが、あの状況でこの部分を気にしないというのが無理な話だろう。
「なんかね、屋敷の部屋で眠ってんだって」
……は?
待て待て、確かに俺達は一通りの部屋を捜索しきったはずだ。
それで、なんで今更屋敷内から見つかるんだ。
「部屋の隅っこの方で寝てたから気づかなかったんじゃない?」
それで納得していいのか微妙なところではあるが…。
細かい追及は後にしよう。
と、思ったのだが…三千院さんを見つけた部屋を聞き、突っ込みたくなった。
なぜならその部屋は俺がしらみつぶしに探したはずの部屋だったから。
その時は三千院さんの姿はなかった。間違いなく。
だがなんて突っ込む?
正直、三千院さんが見つかって安心しまくってる綾崎に言うのは気が引けるし…。
うーむ…。
しょうがない、これは俺の心の内に留めておくことにしよう。
三千院さんが無事だったからそれで解決、それでいいだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お嬢様が無事でした。
本当に良かったです。
正直な気持ちを言うと、森で見たあのお嬢様らしき影はなんだったんでしょう、という疑問もあります。
でも、お嬢様が無事でしたからそんなことはどうでもいいです。
多分、お嬢様を心配しすぎた僕の幻覚でしょう。
ただ…お嬢様が気になることを言ってましたね。
夢を見た、と。
森の中を歩き回ってたとかなんとか。
森を探検してみたいなと思っていたら気づくと森を歩いていた、とか。
なんか微妙に僕の体験と繋がってるような気も…。
………………やめよう。
多分、考えても答えは出ないでしょうから。
とにかく、もうこういう大変な事件は起きないことを望みます。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.36 ) |
- 日時: 2007/02/10 20:39
- 名前: ナギナギオ
- こんばんは、ナギナギオです。
前回書き込んでから、気づけば半月も経過していました。 すいませんでした! 感想ですが、長門は森の方を指した、このときナギは森にいた。 でもナギは屋敷の部屋で眠っていた。 ・・・自分でも何を書いているかわからなくなってきましたが、長門の空間把握能力を超えた現象が発生していることは間違いなさそうですね。 続きがすごく楽しみです。すごく期待しているのでがんばってください!
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒ(と)のクロス) ( No.37 ) |
- 日時: 2007/02/11 23:00
- 名前: リー
- 「古泉、何か話す事があるんじゃないのか?」
「何をでしょうか」
俺が古泉と会話してるのは大海原の上だ。
今の状況を簡単に言うと、帰っている途中だ。
今回は行きと違い綾崎達も一緒の船に乗っている。
俺達を最寄の港で降ろし、綾崎達はもうちょい先の港で降りるそうだ。
ああ、一応言っておくと、初日以降、大した出来事はなかった。
……なに? その部分も知りたいだって?
そうだな…
ハルヒと桂さんがビーチバレーの続きを提案して、朝比奈さんと西沢さんが全力で阻止した、とか。
初日に出来なかったから、とか言って妙に長時間花火を皆でやったり、といった感じか。
さて、話を冒頭の会話に戻させてもらう。
「初日の三千院さん消失の事だ」
「あれは、実は屋敷にいたということで終わりではありませんでしたか?」
「三千院さんがいたっつうあの部屋、俺は確実に探したはずだぞ?」
「おや、そうなんですか?」
コイツ…知ってたのか知らなかったのか分かりにくすぎるっつーの。
「それと、俺と綾崎は森の中で三千院さんらしき姿を目撃した。これらはハルヒの仕業じゃないか?」
「今回の合宿の間、涼宮さんが力を使った様子はありません」
なんだと? じゃあ、今俺が言ったことに対する説明はどうする。
「ですが…」
なんだ? もったいぶらずさっさと言え
「涼宮さんの力を誰か利用、掠め取るようにして力を使ったように思われます」
なに? 待て…そんな事が出来るやつっていったら…
「ああ、長門さんではありませんよ」
「は?」
じゃあ誰だというんだ。
他にそんな荒業というか常識外れ技が出来るやつなんて他に心当たりがないぞ。
「別にそれを行った方の候補は僕達に限る事はないでしょう」
「それはつまり…綾崎サイドにお前や長門、朝比奈さんみたいなやつがいるってことか?」
「さあ…どうでしょう。そういう雰囲気は感じませんでしたが…」
というか…もしお前の言ったとおり綾崎サイドの誰かがハルヒの力でやったことだとしたら…
「そいつは三千院さんに消えてほしかったとでも言うのか?」
「いえ、それはないでしょう。あなたは森で三千院さんを見かけたのでしょう?」
「あ、ああ…」
「それはつまり、森を歩くということを望んだ結果でしょう」
そんなことを望む人物は限定されちまうじゃねーか。
ん? 限定される…?
つーことは…
いや待て、わざわざ森に行くことを望むか?
「まあ、あり得ないかもしれませんが、彼女が好奇心旺盛なら、あるいは」
んー…確かに好奇心旺盛な性格な気はするよなぁ、ハルヒと同調してたし。
となるとやっぱ…
「おーい二人とも! そろそろ到着よ!」
ハルヒの騒がしい声が聞こえた。
間もなく到着という事なので荷物をまとめるため俺と古泉は船内へ戻る事にした。
このことを伝えるのはやめておこう。
綾崎には悪いが森で見た姿の謎は迷宮入りにでもしておいてもらおう。
本人が原因を知らなければハルヒと会わない限りこういう事は二度と起こらない。
そっちの方が、苦労が少ないだろ。
それでいいのさ。非日常で苦労するのは俺だけで十分だ。
-END-
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あとがき(?)
なんとここで終わりなんですよ。 実はこの先にハヤテサイドの話を入れるつもりだったんですが、その内容はナギが森を歩いてる夢を見たっていうとこ、上で書いちゃったんですね。 それ以外に書く内容はなかったのでさすがに書くことも出来なくて…うーむ、最後の最後でミスっちゃいましたね…。 ちなみに全く喋らなかったサキさんの存在意義について。 数合わせの為のワタル、がこの旅行に参加する違和感を減らすため。 伊澄がいるわけでもないのに1人で参加するのはおかしいじゃないですか。 …ってか、途中で書きそびれてそのまま登場させる暇がなかっただけなんですがね…。
さて、話は変わりますが…。 なんとか完結に持ち込んだのでやっとKanonクロスに入れます。 アンケート取るかもとか言ってましたが色々考えてるうちに一つに絞りました。 オリジナルストーリーで行きます。 京アニ版準拠で行くと、ハヤテキャラが入り込めない話はカットするので薄くなりそうなので。 アレンジしてハヤテとKanonヒロインとのカップリングとか書くと色々文句言われそうな悪寒もしますしw
ですが… オリジナルも微妙な内容になりつつあるんですよね…。 やっぱ聞きます。 どっちがいいと思います? アニメ準拠とオリジナル。
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Re: Island Syndrome(涼宮ハルヒとクロス・完結) ( No.39 ) |
- 日時: 2007/02/13 03:21
- 名前: ライモ
- まぁ正直「わぁ!終わってる!?」って感じですかねw
kanonに最初に食い付いたのは私なので何とも言えませんけどw ジャンプでの20週打ち切り漫画並に唐突な感は否めませんが・・・とりあえず完結お疲れ様でした。 いや〜でもナギ遭難はプロローグに過ぎないと思ったらメインとは・・・てかむしろビーチバレーがメインだったんじゃね?という気さえするんですケドw まぁハルヒシリーズ特有の不思議な感じは出てたんで良いのかな?
個人的にはアニメ準拠の方が良いですけど・・・でもやっぱりオリジナルかな。 色々と無理が生じるでしょうし。 というかオリジナルにするにしてもドタバタコメディー系にしか出来ない様な気も・・・ まぁそこは腕の見せ所ですかねw
では次回作も応援してるので頑張って下さい〜
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