西区の内浜中学校の男子生徒(13)が登校中に飛び降り自殺をした問題で、同市の山田裕嗣教育長は19日にあった市議会第2委員会の冒頭、「生徒の尊い命が失われたことは痛ましく、残念でならない。これまで学校や教育委員会で調査を行い、学校の指導や人間関係が今回の事件につながったとは考えにくい状況ではあるが、今後は保護者の方と誠実に対話を続け、事実関係を確認していきたい」と述べた。
この問題を巡っては生徒の母親が「自殺原因が学校と関係がないとは断定できない」と学校側を批判、質問状を提出するなどしている。【鈴木美穂】
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2009年2月20日 地方版