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2009/02/22

1人舞台の可能性

1人舞台というものを選んだ理由はいくつかあって、やはり挑戦してみたい気持ちが大きかったのが一番の理由にあるが、その次くらいの理由として「1人芝居のフットワークの軽さ」、そこに魅力を感じたわけです。

自分の中で前回の『グッド・コマーシャル!』という舞台はかなりのお気に入りで、事実「地方公演もしたい」と言ってみたものの、やはりネックになった問題が演者さんのスケジュール。『グッド・コマーシャル!』の出演者は3人。だが3人でさえスケジュールを押さえるのが大変。結局、地方公演の話は流れてしまったのです。とはいっても簡単に白旗を上げるボクではございませんから、「それがダメなら別の方法」と、すぐにシフトチェンジ。まぁ、待っていて下さい。『グッド・コマーシャル!』は必ず届けます。ボクは「やる」と言ったらやるからね。

話を戻しまして、とにかくそこで勉強したのが「フットワーク」。確かに、独演会なんかはライブ10日前に決まった事もありましたから。だってボクしか出ないもん。会場とボクのスケジュールが空いていればそれも可能なわけだ。それがコメディーでもできればいいな、と。そんなワケで「脚本・演出・出演を1人で」という事になったのです。ボクの体さえ元気であれば、どこへでも持っていける、『ダイヤル38』はそんな舞台にしたかったのです。そして、しました。

となると地方でやるっきゃないです。その為にこの形態をとったと言っても過言ではないわけですから。ただいま根回しをしております。なるべくなら、独演会で行った事のある所に行こうと思っています。独演会でどんな人間か知ってもらって、その後にコメディーの引き出しもお見せできればいいかな、と。今、狙っているのは、九州公演、そして岡山公演です。おそらく東京公演には来にくい距離の西日本狙いです。なんとか形にしたいと思います。いや、形にします。絶対やるからね。

せっかくやるんですもの、『ダイヤル38』の可能性は全て引き出そうと思います。