公立相馬病院、来月2日産科再開 2勤務医会見
3月1日付で着任するのは静岡県の病院に勤務していた坂本陽吉さん(62)と大阪府の医院に勤めていた木村憲三さん(59)。坂本医師は周産期医療、木村医師は子宮がん検診を専門としている。 坂本医師は「これまでの経験を相馬地方のために生かせると思う」、木村医師は「できる限り頑張りたい」と話し、相双地方唯一の新生児集中治療室(NICU)を生かしたチーム医療の実現に意欲を見せた。 2人ともいわき市出身、福島県立医大卒で、35年以上の経験を持つベテラン。相馬総合病院の熊佳伸院長とは同窓で、病院側の働き掛けに古里での勤務を承諾した。 2人体制での診療再開に合わせ、同病院は4月1日から里帰り出産の受け入れを始める方針も明らかにした。
2009年02月21日土曜日
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