昨年末閉園した倉敷チボリ公園(倉敷市寿町)の解体工事が20日、報道陣に公開された。園内ではチボリ・ジャパン所有の建物や遊具の解体が今週から本格化。かつての面影が徐々に薄れつつある。 同日は、11年間で700万人が利用した大型遊具「チボリバルーン」の解体作業が行われ、直径35メートル、高さ40メートルの観覧車に付く24基のゴンドラが作業員の手で1基ずつ静かに取り外された。 園内にある18の遊具は一括売却が決まっており、1月下旬から解体作業を開始。小型遊具は既に撤去を終え、16日から大型遊具の解体を始めた。