交通事故:電柱に激突、炎上…車内の3人死亡 福岡

2009年2月20日 13時58分 更新:2月20日 14時03分

大破し二つに割れた事故車両=福岡県久留米市南で2009年2月20日午前8時39分、丸山宗一郎撮影
大破し二つに割れた事故車両=福岡県久留米市南で2009年2月20日午前8時39分、丸山宗一郎撮影

 20日午前6時10分ごろ、福岡県久留米市南の県道交差点で、乗用車が道路左側の電柱に激突し炎上した。車は衝撃で真っ二つに折れ、車内から3人の遺体が見つかった。県警久留米署が身元の確認を進めている。

 同署によると、運転席に男性の遺体が、後部座席には性別不明の2人の遺体があった。

 現場は片側1車線の直線道路。現場の状況から約20メートル手前で歩道に乗り上げ、電柱に激突したらしい。車は電柱を巻き込むようにした状態で大破。真っ黒に焼け焦げ、車体はボンネット部分が引きちぎれていた。事故当時は小雨が降っており、路面はぬれていた。

 現場近くに住む自営業の男性(60)は「ドーン」という衝撃音のあと、「助けてー」という叫び声を聞き、慌てて家を飛び出した。事故車の後部座席の窓から右手と顔だけを出した人の手を引っ張り、外に出そうとしたが、火の回りが早く、車から離れたという。

 男性は「どうすることもできなかった。(亡くなった人は)どんなにきつかっただろう」と、青ざめた表情で話していた。

 事故を知って現場に駆け付けた近くの主婦(55)は「燃えている車から、『あついー、助けて』という叫び声を何度か聞いた。怖くて見ていられなかった」とショックを隠せない様子で語った。【松尾雅也、丸山宗一郎】

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