岡山放送局

2009年2月20日 21時16分更新

備前市新年度予算発表


備前市は、周辺の自治体と共用で使うごみ処理施設を新たに建設するための負担金4千万円余りなどを盛り込んだ、平成21年度の当初予算案をまとめました。

備前市がまとめた平成21年度の当初予算案は、一般会計の総額が150億3000万円で、今年度の当初予算を4.9%下回りました。
備前市では、ことし4月に市長選挙が予定されているため、新たな事業を減らしたいわゆる「骨格予算」だということです。

このうち歳入は、景気後退の影響で法人市民税や固定資産税が減ることを見込んで、今年度より6.9%少ないおよそ52億1900万円となっていて、財源不足を補うために市の貯金に当たる財政調整基金を2億7000万円取り崩すことにしています。

主な事業を見ますと、周辺の自治体とともに広域的なごみ処理施設を建設するための分担金として4150万円あまり、また、幼稚園と保育園を一体にした新たな子育て施設を設けるための費用、4億9000万円あまりなどが盛り込まれています。

備前市の平成21年度の当初予算案は、今月26日から開かれる定例市議会で提案されることになっています。