当NPOでは、昨年5月から、大学・短大・専門学校の中退経験者を対象にしたインタビュー調査を実施しています。

下記は大学・短大・専門学校の中退経験者を見つけた際に送っているインタビュー調査への協力依頼文です。

こういったインタビュー調査には、僕もつい「面倒くさいな」と思って、条件に該当していても自ら協力を名乗り出ることは滅多にないのですが、こういう調査の積み重ねによって今まで明らかにならなかった問題が露見し、社会問題は新たな解決のフェーズへと進んでいくものだと思います。

新卒一括採用が慣習化している日本型雇用システムにおいて、「中退」は即ち、社会的弱者への転落を意味します。

日本の高等教育機関の中退率を下げるには、あなたの力が必要です。ぜひ調査にご協力ください。よろしくお願いいたします。

■お問い合わせ先:
中退経験者インタビュー担当 坂口
メール research@kotolier.org

※調査はおおむね30歳以下の、過去に大学・短大・専門学校を中退した経験のある方を対象にしています。
※コトバノアトリエでは、09年3月に日本中退予防研究所を設立する予定です。
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件名:インタビューご協力のお願い(NPOコトバノアトリエ)

○○さん

はじめまして。突然のメール失礼いたします
私はNPOコトバノアトリエの○○と申します。「中退」のキーワードで検索し、参りました。
中退に関するインタビューにご協力していただきたく思い、メールを差し上げました

私は現在、NPOコトバノアトリエで大学・専門学校中退経験者の方(及び中退を検討されている方)を対象としたインタビュー調査を行っております。

中退された方々の中には前向きな理由で中退される方もいらっしゃいますし、中退後に希望通りの進路に行かれる方も少なからずいらっしゃいます。しかし、中退された方々の多くが前向きではない理由(人間関係や学習内容の理想と現実のギャップ等)で中退され、その後の進路に困難を伴っているのも事実です。実際、私たちは25人ほどの中退者の方々にインタビューをさせていただく中で、その事を痛感いたしました。

中退をされる方は非常に多く、2005年の調査によると、大学や短大、専門学校を中退する人は年間13万以上だそうです。大学の中退率は約3%、また専門学校の中退率は約9%にものぼります。
しかし、それに対し行政や大学はともに効果的な対応策を打ち出せておらず、中退者は中退後の進路や就職などで困難を伴う状況にあります。

そこで、NPOコトバノアトリエではこれを社会問題として捉え、この問題に対応した中退予防支援並びに中退経験者への転学・就職支援プログラムを設計するための準備をしています。
このインタビュー調査によって、中退された(或いは中退しようとしている)理由や中退後に上手く進路を決めることが出来た(或いは上手く行かなかった)要因を明らかにし、それをプログラムに反映したいと考えております。

インタビューでは、主に次の2点についてお伺いしたいと考えております。

 1)学生生活や現在の状況
 2)中退予防及び経験者向けのサービスを考える上での様々なニーズ
  (具体的にどういうサービスがあれば良いのか等を経験者の視点で)

突然の依頼ではありますが、是非とも、○○さんにご協力していただきたく思っております。
ご協力してくださる場合、私(○○)宛てにメッセージをお送りください。

■インタビューについて
・このインタビューは首都圏在住の方を対象にしています。協力してくださる方の地域にこちらからお伺い致します。
・インタビューは、3月末までを予定しております。
・具体的な日時・場所については、相談させていただいた上、決定致します。
・インタビューには幣団体のスタッフ2名が伺います。
・インタビューの時間は約2時間を想定しております。
・インタビューに協力してくださる方には謝礼をご用意しております。

■個人情報について
1)個人情報に関する法令およびその他の規範を遵守します。
2)ご提供いただいた個人情報は、あらかじめ明示した目的の範囲内で利用させていただきます。

■NPOコトバノアトリエについて
コトバノアトリエは若者たちが未来に希望を持てる社会を創る非営利団体です。
ニートのためのインターネットラジオ局「オールニートニッポン」や漫画家志望の若者に格安で住居を提供する「トキワ荘プロジェクト」等を通じてニートやフリーターの若者を支援しています。
ホームページ:http://www.kotolier.org/