第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」冬季大会スキー競技会は18日、同県の湯沢町で男女大回転、南魚沼市で複合前半飛躍、十日町市で男女クラシカルが行われた。
男子5キロクラシカル成年Cは、細川勝人(陸自八戸)が力強い走りを披露して見事3位。蛯沢克仁(東義高出、富山・となみ衛星通信テレビ)が連覇を飾った。男子10キロクラシカルは、成年Bで堀井涼(弘工高出、陸自弘前)が8位、少年でも蛯名貴徳(野辺地高)が8位に入った。
女子5キロクラシカルは、少年の山中さつき(東義)が序盤から積極的に仕掛けるも10位にとどまり、入賞にあと一歩届かなかった。成年Aも大丸夏希(東義高出専大)が13位に終わった。
男子大回転は、成年Aで佐々木辰徳(山田高出、中央大)が8位入賞を果たした。勘林秀平(聖愛高出、日体大)は片方のストックを落とすアクシデントに見舞われて13位。成年C、女子大回転成年Aでは入賞者は出なかった。
複合前半飛躍では、4大会連続で表彰台に上がっている成年Bの福士和行(弘工高出、陸自青森)が4位に付け、後半の距離で巻き返しを図る。
【写真説明】男子5キロクラシカル成年C 気迫の走りを見せて3位に入った細川勝人(陸自八戸)