経済 : 白樺湖氷燈祭 2万5000人来場
更新:2009-2-19 6:01
茅野市白樺観光協会(島立健太郎協会長)は18日、高原の冬のイベントとして開催した第12回白樺湖氷燈祭の入場者数をまとめた。昨年12月20日から2月15日までの期間で2万5397人が氷と光の芸術を楽しんだ。島立協会長は「今後、宿泊につなげることが課題になる」と話した。
同協会によると、約2万8000人が入場した前回比で8―9%の減少となる。ただ、スキー場の厳しい状況を考えると「冬のイベントとして定着してきたこともあり、この数字はまずまず健闘したのでは」(島立協会長)とする。
今回は期間中にプレゼントなどの特典のある企画として「茅野市民デー」「韓国デー」「台湾デー」「白樺湖デー」などを展開しイベント内容を充実させた。1月13日には氷燈祭12年目で通算入場者数35万人を達成した。
島立協会長は「冬の白樺湖を売り出すイベントになっている。ツアーにも取り上げられるようになった。さまざまなメディアで白樺湖を露出する機会になっている」と話した。
氷燈祭は、同市郊外の白樺湖畔のイベントホール白樺を会場にした「氷と雪の祭典」。今回は「韓国・台湾」をテーマに、氷で南大門などの建造物の彫刻を造りライトアップした。