岐阜県高山市朝日町の鈴蘭高原で22日開幕予定だった「全国高等学校選抜スキー大会」(全日本スキー連盟など主催)の実行委は17日、雪不足のため中止を決定した。
新潟、山形など25県から約300人の選手が参加し、ジャンプやノルディック種目が行われる予定だった。例年は50センチ以上の積雪があるクロスカントリーコースには5センチの雪しかなく、芝生や雑草などが露出。ジャンプ競技会場も圧雪状態で40~50センチなければならないが、4~5センチしかなく、実行委は「危険」と判断した。
毎日新聞 2009年2月18日 2時01分