岡山放送局

2009年2月20日 14時53分更新

中国総領事が知事を表敬


新たに就任した大阪の中国総領事が石井知事を表敬訪問し、岡山県と中国との貿易や人の交流をさらに活発にしていきたいと抱負を語りました。

県庁を訪れたのは、大阪の中国総領事館の鄭祥林総領事です。

鄭総領事は去年の12月、大阪の総領事に就任し、20日、県や県内の経済団体を訪れてあいさつをしました。

訪問を受けた石井知事は「岡山からの輸出先として最も多いのが中国です。今後、交流がさらに深まることを願っています」とあいさつしました。

これに対して鄭総領事は、岡山県出身で日中の友好親善の懸け橋として活躍した内山完造や岡崎嘉平太の名前を挙げ、「岡山県は歴史的に中国との縁が深い土地です。今後も貿易や人の交流を活発にしてゆきたいと思います」と流ちょうな日本語で語りました。

県によりますと、仕事や留学などで県内に滞在する中国人はここ数年、毎年増え続け、現在はおよそ9000人に上っているということです。