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【滋賀】

「支度金」出すから来て 人材不足の守山市民病院

2009年2月20日

 守山市は、市民病院(同市守山)の人材確保のため、新年度から勤務する正規の常勤医師と新卒看護師に無償で就業支度金を貸し付ける条例制定案をまとめた。25日開会の2月定例会に提出する。

 1人当たりの限度額は医師が500万円、看護師は100万円。それぞれ3人分と5人分の計2000万円を新年度当初予算案に計上した。3年以上勤務すれば返済は免除される。

 市民病院は19日現在、13の診療科に常勤医師を18人、正規の看護師を112人抱えるが、内科や整形外科、眼科を中心に人材が不足している。

 市は救急医療体制の充実と、入院患者の受け入れ増を目指しており、希望者が増えれば対象者数も広げていきたいとしている。

 (添田隆典)

 

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